令和4年度以前 日誌

人権に関する本の読み聞かせとなかよし班共遊

 今週は人権週間ということで、朝の菊西タイムに図書ボランティアの方が読み聞かせをしてくださいました。1・2年生には、2年生になって2回目の転校をする女の子の話「いまからともだち」。3・4年生には、目の見えない夫婦と盲導犬ベルナの出会いを描いた「ベルナの目はななえさんの目」。そして5・6年生には、アルバート先生の「一人一人の優しさが、この世界をちょっとずつよくしていくのですよ。」という言葉が心に残る「ひとりひとりのやさしさ」。お話の世界に入り込んで、友達や本当の優しさについて考えることができました。

 なかよし班共遊では、異学年の友達と積極的に関わりながら楽しそうに遊ぶ姿が見られました。

 おにごっこや三本線、しっぽとりなどで盛り上がる子どもたちの声が校庭に響き渡っていました。子どもたちのすてきな笑顔!久しぶりの長い昼休み、そして午前中の持久走大会で力を出し切ったという達成感もあり、みんな外遊びを満喫していました。

 

人権週間なかよし班(縦割り班)給食

 今日は、なかよし班ごとに各教室に分かれて、人権週間なかよし班給食を実施しました。調理員さんが、子どもたちが簡単に持ち運びができるようにとお弁当給食を用意してくださいました。いざ出発!子どもたちは、うれしそうに出かけていきました。・・・だ・け・ど・・・コロナ禍だから黙食だったのです。せっかくなかよし班のメンバーが集まったのに、子どもたちは皆同じ方向を向いて、おしゃべりをせずに、ただひたすら給食と向き合うことになってしまいました。その時です!校内放送から優しいメロディーが流れてきました。音楽は、静けさで固まった子どもたちのところに優しい風をそっと届けてくれました。音楽っていいね。明るくなるね。元気が出るね。笑顔が戻りました。食事が終わった後は、なかよし班のおしゃべりをたっぷりと楽しむことができたそうです。ホッとしました。

それにしても、言葉と音楽の力は絶大です。

5年生、高齢者福祉を学ぶ

 5年生が総合的な学習の時間に、オレンジホームの施設長様を講師にお迎えして、高齢者福祉について学びました。現在、日本には65歳以上の方が約7万人もいらっしゃるということに子どもたちはまず驚いていました。そして、オレンジホームは介護認定を受けた高齢者のお世話をさせていただく施設であること、高齢者が一人でできないことも道具などを工夫すればできる喜びを味わっていただけること、元気で明るい挨拶が高齢者をとても元気にするというエピソードなどを、優しくお話しくださいました。簡単な高齢者体験もさせていただきました。子どもたちは「今、自分にもできそうなこと」という視点で、一生懸命考えました。施設長様、貴重な授業をありがとうございました。

高所作業車がやってきた

 3階の屋根に続く雨どいから、ぽたぽたぽたぽたと雨が漏れるようになってしまっていました。穴が開いてしまったのかな?どこかが壊れてしまったのかな?高くて確認できません。市の施設係に相談すると、早速、作業班の方が高所作業車で修理に来てくださいました。ぐぃーんと伸びる高所作業車の腕の先には小さなバケットがついています。そのバケットに乗って速やかに修理をしてくださいました。すごい!お見事!ありがとうございました。古くなった雨どいには小さな穴がたくさんあいていたそうです。長い年月を感じさせられました。みんなの自慢の校舎です。大切に守っていきたいと思います。

エキスパートティーチャーとワクワクサーキット運動に挑戦

 5・6年生ブロックと3・4年生ブロックの子どもたちが、サーキットトレーニングの授業に挑戦しました。ご指導くださったのは、栃木県のエキスパートティーチャーとしてご活躍されているお二人の先生です。先生方は自らを「うっきーとここあ」と名乗り、実に楽しい雰囲気で子どもたちのやる気を引き出してくださいました。寒さにも負けず、「あー、楽しかった!」と汗を拭く子どもたちの笑顔は最高でした。体を動かす楽しさをいっぱい味わって、心身ともに元気に成長してほしいと願います。

読書週間がありました

 菊西の子どもたちは、朝の菊西タイムに読書に熱心に取り組んでいます。11月は2週間にわたって読書週間がありましたが、さらに読書熱が増したようです。図書委員によるおすすめの本の紹介、読書ボランティアの皆さんや図書支援員の渡邉先生による読み聞かせ、渡邉先生による読書ビンゴなどなど。そして、親子読書ではおうちの方にもご協力いただき、親子で本を読み感想を共有していただきました。ご協力ありがとうございました。

 読書ボランティアの方々による、菊西タイムの読み聞かせです。ゆったりとした気持ちで朝のスタートを迎えることができます。

 渡邉先生による読み聞かせ。クリスマスのお話の大型絵本で、ますますクリスマスが楽しみになりました。

 渡邉先生による読書ビンゴ。いろいろな分野の本に挑戦。2つビンゴになるとKLVさん特製の鬼滅こまがもらえます。「うわあ!みんなほしい!1つしかもらえないの。」と大盛り上がり。

 図書委員によるおすすめの本の紹介文です。低・中・高学年に分けて、ぜひ読んでほしい本を紹介しました。

 鹿沼市の図書館から家読用の図書を借り入れ、そこから子どもたちがおうちの方と読みたい本を選びました。「普段はなかなか親子で読書する時間はないので、とてもいい機会になりました。」などのご意見をいただきました。今週は3年生と6年生のカードを掲示してあります。個人懇談などで学校にお越しの際、ぜひご覧ください。

PTA資源物回収

 PTA事業奉仕部の皆様のお骨折りにより、第2回PTA資源物回収を実施することができました。賛助会員の皆様、菊西サポートの皆様、PTA会員の皆様、ご協力ありがとうございました。たくさんの回収品とともに皆様からの元気もいただきました。心より感謝申し上げます。収益金につきましては、後ほど学校だより、PTA新聞でご報告させていただきます。ありがとうございました。

5・6年生、健康な体づくりと栄養について学ぶ

 5年生と6年生が、栄養士の先生を招いて、健康な体づくりのための栄養について学習しました。5年生は、健康な体をつくるためには、炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミンの五大栄養素がまんべんなく必要であることをしっかり学びました。6年生は、この五大栄養素がバランス良く入ったおいしい献立作りに挑戦しました。子どもたちは真剣そのもの、栄養士の先生のおかげで、自分の成長、活動、命に直結する大変有意義な学習ができました。

花卉イノベーション事業で花いっぱい!

 希望の家の皆さんが、種から大切に育ててこられたかわいいビオラの苗を、今年もたくさんいただきました。早速、4~6年生の子どもたちが希望の家の皆さんと一緒にプランターに植えました。植え方のコツを教えていただきながら、優しく丁寧に植えました。代表児童が「希望の家の皆さんが心を込めて育ててくださったビオラは、今日から私たちが大切に育てていきたいと思います。」と力強く挨拶。心の中まで可愛い花でいっぱいになるようなうれしい時間でした。

 

 美化園芸委員会の児童からの「これからの季節、水やりはどのくらいやるといいですか?」の質問に、希望の家の方から「よい質問ですね。ビオラはかわきに強い植物なので、プランターが軽くなったかなと感じたら水をあげるとよいと思います。」と教えていただきました。みんなで大切に育てます。

 

学校課題研修会・1年生国語科の研究授業

 本校の研究課題「自分の考えを明確にもち豊かに表現できる児童の育成~国語科における個別最適な学びに向けた実践を通して~」の実践・研究として、1年生の国語科「じどう車ずかんをつくろう」の研究授業を行いました。

 今回も前回に引き続き、上都賀教育事務所より増田指導主事をお招きして参観、授業研究会を行いました。

 

今回の教材は、様々な自動車の「しごと」と「つくり」の相関について書かれた説明文を読み解く学習です。

 

教科書で学習したことを元に、タブレットに保存された図鑑を使って自分の選んだ自動車について調べました。

 

教室の大型モニターで動画資料を提示し、視覚に訴える指導の工夫も行いました。

 

菊西小の児童数のメリットを生かした個別最適な学びに向けて様々な手立てを工夫しています。

 

事後の授業研究会では、指導の効果的だった点や改善点について、指導主事より指導助言を受けながら研修を進めました。

こうした研修を通し、菊西小の学習指導がより効果的に進み、児童の学力の向上につながるよう、日々工夫と努力を積み重ねています。