2020年6月の記事一覧

ますます元気に

 梅雨の晴れ間の3時間目。子どもたちの様子を紹介します。
 2年生は、図工。砂場で裸足になり、砂山やトンネル、お城作りに夢中です。「先生、トンネルから手が見えます。」「裸足になっちゃいました。」と楽しそう。裸足になって感じる砂の感触、気持ちよさそうです。土や砂を手で握ったり、裸足で踏んだりして、感触を楽しみながら創作する学習です。
 3・4年生は、体育で「しっぽ取り鬼」体育着のズボンに、ひもを挟んで取り合います。コロナウイルス感染症対策の中でもできる、相手に触れあわない鬼ごっこです。取られまいと必死で逃げる子。たくさん集めて得意そうな子。校庭いっぱいに、息を切らして走り回ります。
 学校再開から3週目。ますます元気になる子どもたちです。       

歯と口の健康週間

 歯と口の健康週間に合わせ、養護教諭による歯科指導が行われました。
 1年生は、手鏡を使って第一大臼歯を観察し、どうしたら歯ブラシがきちんと届くのかを考え練習しました。
 2年生は、甘いおやつはどうしてむし歯になりやすいかを学習し、だらだら食べると口の中にいつまでも糖分が残り、むし歯ができやすいことを知りました。
 3年生は、かむことの大切さについて学習しました。キーワードは、「ひみこのはがいーぜ」です。
 4年生は、乳歯から永久歯に生え替わる時期は歯みがきが難しく、どうみがいたらきれいにできるのか考えながら、歯のみがき方の練習をしました。
 5年生は、歯の名前とそれぞれの歯の役割について学習しました。また、生えたての永久歯はむし歯になりやすいことを知りました。
 6年生は、口の中の健康を保つには、歯肉炎にも注意が必要であることを学習しました。歯肉の観察と歯垢の付着を防ぐ歯みがきを工夫しました。
 保護者の皆様とも連携・協力を図り、本校は昨年度、むし歯の治癒率100%を達成し、毎年のようによい歯の優良学校コンクールにおいて表彰を受けています。これからも8020(80歳で自分の歯20本)を目指して、よい習慣を身につけていってほしいと思います。
 
       1年生:6才臼歯のみがき方           2年生:むし歯のバイキン
  

       3年生:歯並びとかむ力             4年生:自分に合った歯のみがき方
  

      5年生:歯の役割と新しくはえた歯        6年生:むし歯や歯肉炎の原因と予防
  

昼休みも元気いっぱい

 天気のよい昼休み。子どもたちは、チャイムと共に、元気いっぱい校庭に走っていきます。ジャングルジムに登る子、すべり台に一目散に向かう子、英語助手の先生とおにごっこをする子。思い思いの遊びに夢中です。
 臨時休業明けの6月初めの週。子どもたちは、学校再開と暑さに慣れず、少し疲れているようでした。今週に入り、だんだんと元の生活のペースを取り戻し、いつもの明るい表情に戻ってきました。やっぱり、子どもたちの楽しそうな声の響く昼休みは、いいものです。仲間とたくさんふれ合い、のびのびと生活してほしいものです。
     

オタマジャクシ救出大作戦

 「先生ー、大変でーす。」「おたまじゃくしが死んじゃいまーす。」
 なんと! 農園に張ったマルチにできた水たまりに、たくさんのおたまじゃくしがいるではありませんか! おたまじゃくし救出大作戦がはじまりました。
 「水があったかくなってきた!」「早くー!」「急げー! 急げー!」
 無事救出されたオタマジャクシは、近くの用水路へと放たれました。ところが、その用水路で、今度はドジョウ取りがはじまりました。
 「あそこにいるぞー!」「そこにもいる!」「全部で5匹取れたぞー。」
 捕獲されたドジョウは、教室へと連れ去られていきました。教室で飼っているドジョウが一匹なので、友達を作ってあげたかったとのことでした。
 心がほんわかする一幕でした。

  

  

  

  

  

より多くの体験を

 明るい笑顔が増え、元気なあいさつが響くようになってきました。元気を取り戻してきた子どもたち以上に草は元気です。今日は、全校生で除草を行いました。「お友達との距離を1メートル開けて、みんなでがんばりましょう」という校内放送を合図に、子どもたちは暑さに負けることなく一生懸命に取り組みました。「なかなか草がとれない。」と苦労したり、「根っこがゴボウみたいだ。」と驚いたり、「こんなに取れたよ。」とうれしそうに見せにきたり、「たくさんあるからこっち手伝ってー。」と声をかけたり、子どもたちは様々な表情を見せました。体験を通して、働くことの大切さや大変さ、楽しさ、協力することや人との関わり方など、数多くのことを学び、身に付け、成長していきます。
 今、学校では、遅れた学習を取り戻すべく、1時間1時間を大切にして授業に取り組んでいます。同時に、様々な体験活動がこの年代の子どもたちの成長に非常に大きな効果をもたらすことを忘れず、教育活動を行っていきたいと考えています。新型コロナウイルス感染症対策のため、例年行っている「ふれあい全校除草」を実施することは今年度はかないませんでしたが、皆様のあたたかい思いを感じながら、元気にがんばっています。