2019年9月の記事一覧

3年生国語授業に、おじゃましました


 3年生は、いつもノートの文字をとてもきれいに書いています。今日は、新しく習う漢字「豆」と「植」の学習をしていました。
 「この文字はなんて読むのかな?どこかで見たことはありますか?」「豆腐のトウだ」「まだある?」「うーん?」先生と子どもたちの和やかなやりとりがなんとも微笑ましく、ゆったりと学習が進んでいきます。子どもたちがちょっと迷っていると、「調べてみようか」と先生。促された子どもたちはそれぞれが教科書で音と訓の読み方を調べます。みんなが納得した頃、「何画かな?」「指で書いてみよう。」「書き順は大丈夫?」と次のステップへ。そして、子どもたちが書きたくてうずうずしてきた頃、いよいよノートに練習です。全員、何も言われなくても、丁寧に自信たっぷりにノートに向かいました。3年生は、新しく習う漢字が全部で200字あります。でも大丈夫。あせらず、慌てず、着実に。みんなよい学習の仕方が身についています。がんばれ、3年生!

  

  

4年生理科授業、おじゃましま~す


 4年生が、空気を閉じ込めた袋を持って、校庭に飛び出してきました。おやっ、何かな?なんだか楽しそうです。
 子どもたちに今日のテーマを尋ねると、「空気を閉じ込めるとどんな感じがするか」を調べるのだと教えてくれました。袋に空気をいっぱい閉じ込めて、思い思いに、抱きしめてみたり、投げてみたり、たたいてみたり、風に吹かれてとんでいく袋を追いかけたりと、いろいろ試していました。
 さて、どんな事に気づいたのでしょう。
 わくわくしながら子どもたちの声に注目してみると、「空気はパンパンです」「小さくなりません」「押しても体積は変わらないということだ」「押してみたら、跳ね返されるような感じがしました」「空気は軽い感じです」等々、子どもたちのしなやかな気づきにうっとりさせられました。
 さあ、次の時間は、注射器に空気を閉じ込めて実験です。空気は本当に小さくならないのかな?

  

  

  

あいさつリーダー活躍中


 ただいま、子どもたちによるあいさつ運動が菊西小を盛り上げています。
まず、各学年から集まってきたあいさつリーダーさんが、事前に話合いをもちました。「どんな活動をしたらあいさつが活性化するか」6年生のリーダーさんを中心に、アイディアを出し合い、活動の準備をしました。あいさつのポスターを描き、全校集会で全校児童に呼びかけ、いざ出陣! 子どもたちのやる気は素晴らしいです。
 朝は、あいさつリーダーさんの爽やかな「おはようございます」の放送で一日が始まります。そしてすぐに、リーダーさんが二班に分かれて、各教室に元気なあいさつを届けに行きます。「おはようございます!」と声をかけると、教室の子どもたちも少々はにかみながら「おはようございます」と応えています。先生たちも、リーダーさんの活躍を笑顔でバックアップしています。
 休み時間には、「こんにちは」の声が聞こえてくるようになりました。下校時には、目と目を合わせた笑顔の「さよなら」も。
 あいさつが、こんなにあたたかく響くものかとうれしくなります。
          

おじいちゃん、おばあちゃん、待っててね

 5年生の総合的な学習では「手と手をつないで」をテーマに、高齢者福祉について学んでいます。今日は、オレンジホームの青木さんをお招きし、特別養護老人ホームや入居者についてお話していただきました。子どもたちのもつ高齢者のイメージは、「手先が器用」「物知り」「昔の遊びを知っている」「優しい」などです。しかし、それは、元気なお年寄りで、特別養護老人ホームに入居しているお年寄りは、介助なしには生きていけないこと、ほとんどが認知症を患っていることなどを教えていただきました。これから、子どもたちは、認知症サポーター養成講座を受け、オレンジホーム訪問へと学習が進みます。お年寄りを正しく理解し、ふれあう中で、自分はどう接したらよいか、体験の中で考え学んでいきます。
          

6年生理科授業、おじゃましま~す


 廊下を歩いていたら、何やら楽しそうな声が・・・というわけで、今日は、6年生の理科の授業におじゃましました。リトマス試験紙を使った酸とアルカリの実験です。食塩水、塩酸、水酸化ナトリウム水溶液、石灰水、水、炭酸水、カルピス、ジュース、麦茶、おでんの出汁など、3グループに分かれて様々な水溶液の特徴を調べています。「うわっ」「うそだあ。赤なの」「多分これは赤だ。だって「酸」ってつくもの」「えっ、この結果はおかしいんじゃないか。もう一度やってみよう」・・・実験中、子どもたちはいろいろなことをつぶやきます。なんて楽しそう! 一人一人が自分の気づきを活発に出し合い、思考を広げているようです。うらやましいくらい仲良しです。
 そして実験も無事終了し、先生から「さて、今日の実験の結果をもとに考察を書いてみよう」と声がかかると、空気は一変。一人一人がノートに残した結果と真剣に向き合い始めました。その真剣な表情の魅力的なこと! 一生懸命っていいなあと思いました。

  

  

  

  

2学期スタート 学習もがんばります

 2学期始業式から1週間がたち、子どもたちも学校生活のリズムを取り戻しました。今週から、学習強化週間が始まりました。まず、しっかり学習に取り組むために、鉛筆は削ってあるかな?消しゴムは忘れていないですか?一人一人「振り返りカード」で確認します。授業で大切なことは、自分で考えることです。自分の考えを友達に伝え、友達の考えを聞いて自分の考えと比べる。このようなくり返しが学習を深めます。家庭学習にも進んで取り組める子が増えています。社会の歴史上の出来事をまとめたり、百人一首の意味を辞書で調べたり、興味をもったことを、自分で考え工夫して取り組んでいます。2学期は、学習が一番充実する時期です。学ぶことを楽しめる子どもを目指し、子どもたちと共にがんばります。

      

竜巻から身を守るには?


 近年、日本でも竜巻による被害が報告されています。季節や場所を問わず起こる竜巻は、今やどこでも起こりうる現象です。目の前に竜巻が起こった場合、数分から数秒しか猶予はありません。いざというときに、迷うことなく一人一人が身を守る行動がとれるよう、今日は、各ブロックに分かれて「竜巻から身を守るための方法」について学習し、その後、竜巻避難訓練を実施しました。
 「竜巻ってそんなに速いんだ。走って逃げても間に合わないかもしれないよ」「窓やカーテンを閉めるといいんじゃないかな」「頭を守るためには赤白帽だ」「体育館の陰に隠れたらどうかな」「窓ガラスのそばは危険だ」「電柱にしがみついても飛ばされちゃうかな」「だんごむしのポーズだよ」・・・子どもたちは一生懸命考え、話し合いました。
 防災に「絶対安全」という方法はありません。しかし、身を守るための様々な方法を常に頭にとどめておけば、被害を最小限に防ぐことはできるかもしれません。大切なのは「一人一人が主体的に判断し、瞬時に身を守る行動をとること!」その姿勢の大切さをみんなで真剣に学習しました。ご家庭でも、ぜひ話題にしてみてください。