令和6年度 日誌
鹿沼市インクルーシブ教育システム推進事業研修会
昨日、本校で鹿沼市インクルーシブ教育システム推進事業研修会が開催されました。本校は、市の指定研究校として、子ども達が自分の力を存分に発揮しながら、多様な他者と共に豊かな人生を切り拓いていくために必要な資質・能力を身に付けていくことを目指し、どの子も「分かる・できる」喜びを味わいながら学んでいける授業づくりについて、子ども達が多様であることを前提としたインクルーシブ教育の視点から研究に取り組んでいます。
この日は、市内小中学校の教員や、宇都宮大学教職大学院生等、60名以上の参加があり、1年生の国語科の授業と5年生の算数科の授業を公開しました。大勢の参観者に囲まれていましたが、子ども達は課題解決に向けてよく考え、友達と話し合い、さらに考えを深めていきました。
児童の下校後には、参加者全員で、授業について話し合いました。また、全体会では、これまでの本校の研究の取組について発表しました。最後に、宇都宮大学大学院准教授より、研究についての講話をいただき、参加者と共に学びました。
参加者からは、子ども達が主体的に学習に取り組む姿や、子ども達の「分かる・できる」につなげるための授業者の手立ての工夫や、安心して学習に取り組むことができる環境づくりなどのよさについて、たくさんご意見をいただきました。この研修会で得られたことを生かしながら、今後もよりよい授業づくりを目指していきたいと思います。
今日の授業から(5年生)
今日は、5年生が理科の実験に取り組んでいました。「もののとけ方」の授業です。ものが溶けると重さはどうなるのかを調べます。
まず、溶かす前の重さを確認しました。塩、水を入れたビーカー、ビーカーだけ、塩を載せる紙の重さを量りました。水は、100グラムにします。次に、ビーカーに塩を入れ、かき混ぜて溶かしました。この重さも量ります。
各班の結果を黒板に書きました。それらの数値の変化から、ものが溶けると重さはどうなるのか、みんなで考察していきました。
今日の授業から(3・4年生)
今日の3・4年生は、道徳科の授業に取り組んでいました。「よわむし太郎」のお話を読んで、考えたことをワークシートに書きました。子ども達は、考えを書くことにじっくりと取り組んでいました。
その後、全体で話合いをしました。自分の考えを発表したり友達の意見を聞いたりしながら、自分が正しいと思うことを行動に移すことの大切さについて考えを深めている様子でした。
今日の授業から(2年生)
今日の2年生は、国語科「詩の楽しみ方を見つけよう」の授業で、教科書に掲載されている詩の中から自分が好きな詩を選んで写し、選んだ理由も書いて、友達に説明していました。
担任の先生や、私(校長)にも、説明してくれました。言葉の響きのよさやリズム、詩に描かれている内容など、一人ひとりにいろいろな選んだ理由があり、すてきだと思いました。
図書室には、図書支援員さんが、2学期の終業式と3学期の始業式の校長講話の内容に関連した本を選んで、ディスプレイしてくださっていました。3学期も、たくさん図書室に足を運んでほしいと思っています。
第3学期始業式
13日の冬季休業が終わり、子ども達が元気に登校してきました。子ども達の声があちらこちらから聞こえてきて、学校の中の空気が活気づいたものに変化しました。
第3学期始業式は、オンラインで実施しました。まず、1年生から5年生の児童が、3学期の抱負などを発表しました。どの児童も、聞きやすい大きさの声で発表することができ、すばらしかったです。
学校長の話では、巳年のことわざを紹介しました。加えて、アンパンマンの作者である、やなせたかしさんのことを取り上げ、ことわざと結びつけ、令和7年は、これまで続けてきたことをさらに続けて行ったり、あるいは新しいことに挑戦したりして、大きく成長できる一年にしてほしいということを伝えました。
始業式の後は、3学期のめあてを考えたり、復習テストや新しい学習に挑戦したりしていました。どの学級も、張り切って学習に取り組んでいました。
子ども達が、新しい年、そして、その先の新しい学年に向け、希望をもってがんばろうとしている姿がたくさん見られた一日でした。この意欲を持ち続けられるよう、希望に満ちた進学・進級につなげられるよう、教職員一同、がんばっていきたいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様、3学期も引き続き、本校の教育活動への変わらぬご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
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