学校ニュース

令和6年度 日誌

鹿沼市インクルーシブ教育システム推進事業研修会

 昨日、本校で鹿沼市インクルーシブ教育システム推進事業研修会が開催されました。本校は、市の指定研究校として、子ども達が自分の力を存分に発揮しながら、多様な他者と共に豊かな人生を切り拓いていくために必要な資質・能力を身に付けていくことを目指し、どの子も「分かる・できる」喜びを味わいながら学んでいける授業づくりについて、子ども達が多様であることを前提としたインクルーシブ教育の視点から研究に取り組んでいます。

 この日は、市内小中学校の教員や、宇都宮大学教職大学院生等、60名以上の参加があり、1年生の国語科の授業と5年生の算数科の授業を公開しました。大勢の参観者に囲まれていましたが、子ども達は課題解決に向けてよく考え、友達と話し合い、さらに考えを深めていきました。

  児童の下校後には、参加者全員で、授業について話し合いました。また、全体会では、これまでの本校の研究の取組について発表しました。最後に、宇都宮大学大学院准教授より、研究についての講話をいただき、参加者と共に学びました。

 参加者からは、子ども達が主体的に学習に取り組む姿や、子ども達の「分かる・できる」につなげるための授業者の手立ての工夫や、安心して学習に取り組むことができる環境づくりなどのよさについて、たくさんご意見をいただきました。この研修会で得られたことを生かしながら、今後もよりよい授業づくりを目指していきたいと思います。