令和6年度 日誌
今日の授業から(5年生・6年生)
5年生は、総合的な学習の時間に、「南摩の環境を守り続けるために」という単元で、環境をテーマにした学習に取り組んでいます。
今日は、南摩地区の現状を捉えるために、学校周辺の通学路のごみ拾いを行いました。
子ども達が思っていた以上に、いろいろなごみが見つかりました。
活動後、ボランティアとして一緒に出かけてくださった保護者の方に、南摩地区の環境の今と昔の違いについても、お話を伺うことができました。サポートしてくださったボランティアさん、子ども達の学習のためご協力いただきまして、大変ありがとうございました。
今日の活動を通して、感じたこと、考えたことを基に、今後、さらに南摩地区の環境について学習を進めていきます。
6年生は、図画工作科「カット、ペタッと、すてきな形」に取り組んでいました。色画用紙を重ね、カッターで形を考えて切り抜いていきます。細やかで美しい作品が作り出されていきました。
みんな、真剣な表情で製作していました。
今日の給食は、鹿沼市お誕生日献立です。76年前の10月10日に鹿沼市制が施行されました。鹿沼市シンボルキャラクターのベリーちゃんのお誕生日も10月10日です。鹿沼市の特産品を生かしたメニューとして、ご飯、鹿沼和牛のプルコギ、卵スープ、とちおとめヨーグルトが出されました。
まざあぐうすのお話会(1・2年生)と社会科見学(4年生)
昨日は、1・2年生対象の「まざあぐうすのお話会」がありました。
体育館に入ると、いつもと違う雰囲気です。まずは、みんなで手遊びをしました。
次は、スライド絵本です。養老孟子さんの「じぶんのはなし」です。養老先生と子ども達が昆虫採集に出かける、自然や生き物と、人間との関わりをテーマにしたお話です。
その後は、人形劇です。「カエルのおよめさん」というメキシコの民話です。
いつの間にか、子ども達はお話の世界にすっかり引き込まれていたようです。「おはなしと人形劇のまざあぐうす」の皆様、すてきな時間をありがとうございました。
今日は、4年生が社会科見学に出かけました。あいにくの雨となりましたが、外での見学のタイミングでは、ほとんど降られなかったそうです。
社会科の授業で学んだ鹿沼市の施設を見学します。本物を見たり、そこで働く人の話を聞いたりできるということで、子ども達はとても楽しみにしていました。
環境クリーンセンターでも・・・。
下水道事務所でも・・・。
屋台のまち中央公園でも・・・。
子ども達は、しっかり見て、聞いて、メモを取っていました。見学から得たたくさんの学びについて、この後、どのようにまとめていくのか、楽しみです。
遠足(1・2・3年生)と学年PTA(5年生)
本日、1・2・3年生は、遠足に出かけました。行き先は、宇都宮動物園です。数日前から、三つの学年で集まり、事前学習をしていました。その表情からとても楽しみにしていることが伝わってきていました。
今日は、3年生をリーダーに、班で行動します。まずは、動物園の見学をしました。いろいろな動物との触れ合いを楽しみました。
小雨が降ってきたので、室内でお弁当を食べました。
遊園地では、班で話し合って決めた乗り物に乗りました。
一日を通して、3年生は、積極的にリーダーシップを発揮し、1・2年生も協力し合って活動しました。
先ほど、学校に到着しましたが、みんな「楽しかった!」と口々に話してくれました。思い切り遊んだので、バスの中ではぐっすり眠ったそうです。
5年生は、学年PTAを行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で学校が休校となった年に入学した5年生は、1年生の時の学年PTAで行うはずだった給食試食を本日行うことになりました。
その後は、デザートとして、親子で大学芋を作りました。
おいしくて楽しいひとときを親子で過ごす学年PTAとなりました。保護者の皆様、お忙しいところ、ご参加いただきましてありがとうございました。また、学年委員の皆様には、事前の準備から大変お世話になりました。
今日の授業から(3・4年生)
今日の3年生と4年生は、体育科の授業に取り組んでいました。涼しい気候の中、楽しそうな声が、校庭から聞こえてきます。「かけっこ・リレー」の授業のウォーミングアップを行っていました。
ボールを蹴りながら、敵にボールを取られないように考えつつ、敵のボールを蹴り出せるようにと動いていきます。
ゲームには先生も入っていますが、果敢に挑んでいく子もいます。
みんな、どのように動くとうまくいくのか考えながら、活動に取り組んでいました。
その後に行ったリレーも、とても盛り上がっていました。
ふわふわ言葉週間
今週は、「ふわふわ言葉週間」です。普段から子ども達は、優しい声掛けをたくさんしていますが、今週は、改めて自分の言葉遣いを見直しながら、友達とよりよく生活するために、どのような言動をしていくとよいのか、自分のめあてを決めて取り組んでいく1週間となります。
今日の朝の活動では、どの学級でもSST(ソーシャルスキルトレーニング)の時間を取り、言われて嬉しい言葉(ふわふわ言葉)と嫌な気持ちになる言葉(ちくちく言葉)について考えました。
一人ひとりが、どんな「ふわふわ言葉」や「ちくちく言葉」があるのか考え、ワークシートなどに書き出しました。
考えた言葉を全員で共有できるよう、まとめました。どの学級でも、たくさんの「ふわふわ言葉」が出てきていました。「ふわふわ言葉」「ちくちく言葉」を使った時、相手がどんな気持ちになるのか、みんなで考えていました。
「ふわふわ言葉週間」が、友達との会話の中で自分が発する言葉について、相手はどんな気持ちで受け止めるのか、改めて考え、日常生活に生かしていくきっかけとなることを願っています。
昨日の委員会活動の時間に、給食委員会では、南摩小リクエスト献立について話し合っていました。全校生が応募した献立のリクエストの用紙を集計し、メニュー全体のバランスを考えながら、どんな献立にするのか話し合っていました。話し合って決まった献立は、12月の給食で出される予定です。
外遊びを満喫!
これまでの暑さも落ち着き、今日は、過ごしやすい1日となっています。WBGT指数が高く、外での活動ができなかった日々が、6月末からずっと続いていましたが、このところ、外で遊べる日が増えてきています。
たくさんの子ども達が、校庭で遊んでいました。ドッジボールをしたり、固定施設で遊んだりと、思い思いに休み時間を楽しむ様子が見られました。
保健・体育委員会の児童が、委員会活動の時間に、体力向上(本校では、特に跳ぶ力・投げる力)のためにできることを分かりやすくまとめてくれました。外遊びも、体力向上につながります。また、7月に発表された文部科学省の調査によると、外遊びの時間が長い児童は、視力が低下しにくいという結果が出ています。
これから、外遊びを楽しめる気候が続きます。子ども達には、たくさん外で遊んでほしいと思っています。
今朝も、地域の方から、すてきなお花をいただきました。どんどん秋が深まっていることを感じさせられます。いつも本当にありがとうございます。
今日の授業から(1年生)
現在、1年生は、国語科で「やくそく」というお話の学習に取り組んでいます。この単元では、場面の様子や登場人物の行動など、内容の大体を捉えていく力を付けていきます。そして、単元の終わりには、学習したことを生かして音読発表します。
南摩小学校の1年生は、単元の始まりに、どんな音読発表をするのかみんなで話し合いました。その結果、音読ペープサート劇を行うこととなりました。続きのお話も作ることになりました。その単元のゴールに向けて、みんなで「やくそく」のお話を読み進めました。
今朝、1年生から招待状が届きました。
教室に向かうと、案内カードが貼ってありました。配役も掲示してありました。
本格的なペープサート劇で、ナレーターの読み方やせりふの言い方、ペープサートのあおむしの表情も工夫しています。
続きのお話は、タブレットに書かれているようです。三匹のあおむしは、きれいな蝶になって教室を飛び回りました。動きが速くて撮影できませんでしたが、すてきなシーンでした。
参観した教職員が感想を伝えると、「ありがとうございます」とみんな笑顔いっぱいです。観客のお見送りまでしてくれました。
6人で力を合わせて作り上げ、学習の成果がよく表れていた音読ペープサート劇でした。
今日の授業から(2年生)
今日の2年生は、書写の学習に取り組んでいました。ノートに文字の形や、「はらい」などの点画の書き方に気を付けながら、漢字を書いていました。
ノートが終わった児童は、タブレットで漢字の学習をしていました。筆順に気を付けて、丁寧になぞったり、形をよく見ながら書いたりしていました。自分がやりやすい方法を選んで、学習している様子でした。
同じ時間に、6年生は、校庭で卒業アルバムの写真を撮っていました。これからみんなでアルバムを作り上げていきます。どんなアルバムになるのか楽しみでありつつ、もう、卒業に向けた取組が始まる時期になったのだとも気付かされた出来事でした。
予告なしの避難訓練(地震)
いつ起こるか分からない地震の発生に備え、子ども達が、どこにいても自分で判断して身を守れることを目指し、予告しない避難訓練を行いました。いつ行うかは伝えませんでしたが、どの学級でも、地震が起きた際、何に気を付け、どのように行動するか考える授業を事前に行いました。
昨日は、午後1時に震度5弱の地震が起きたという想定で、訓練を開始しました。昼休みが始まって10分後、子ども達は校庭で遊んだり、校内の様々な場所で過ごしたりしていました。実際に揺れを起こすことはできないので、緊急地震速報を放送で流しました。
子ども達は、その場で身を守れるような行動を取りました。緊急地震速報に気付かなかった下級生を6年生が誘導していました。
揺れが収まったので、オープンスペースに移動するよう放送をしました。震度5弱以上の地震の場合には、この後、保護者への引き渡しを想定しています。今回は、大雨・土砂災害の時と同様、保護者のお迎えをオープンスペースで待つという流れで行いました。
子ども達は、速やかに移動し、静かに自分の席で待ちました。教員が人数を確認し終わったのは、地震発生から4分後でした。
4月の避難訓練では、地震発生後、校内で火災が起きたという設定でしたので、全員、校庭に避難しました。火災が起きたり校舎に損傷があったりした場合は、校庭に避難し、震度が大きかった場合は、そこで引き渡しを行います。地震は、雨や雪の日、暑さや寒さが厳しい日に起こることも考えられます。校舎内に危険がないと判断した場合は、オープンスペースに集合します。
様々な避難パターンが考えられますが、子ども達も訓練を通して、どんな流れでも落ち着いて行動することができています。
訓練についての講評も、みんな真剣な表情で聞いていました。昨日の避難訓練も、子ども達が自分ごととして、しっかりと考えながら取り組む姿がすばらしかったです。
小中交流学習と第2回学校運営協議会
昨日、南摩中学校で、小中交流学習と第2回学校運営協議会が行われました。
交流学習では、中学1年生と、上南摩小・南摩小の6年生が一緒に国語の授業に参加しました。授業をするのは、中学校の先生です。昨日は、「意見交換をして考えを深めよう」という学習を行いました。
中学1年生と6年生が一緒に班を作り、ランダムに選んだお題について自分の考えを伝え合います。中学生が、優しく声をかけながら話合いをリードしてくれるので、6年生もたくさん考えを伝えることができました。
授業が終わった後は、各校の代表児童・生徒が、お礼のあいさつをしました。
6年生は、第2回学校運営協議会に引き続き参加しました。中学校からは、3年生や生徒会役員が参加しました。学校運営協議会の委員さん、小学生、中学生、教員で班を編成し、「Let's enjoy なんま」をテーマに、地域や学校生活を良くするための話合いが行われました。
最初は、ちょっぴり緊張していた6年生も、じゃんけんのゲームや好きなもの紹介などのアイスブレイクを通して、リラックスできたようでした。
いろいろな世代が一緒になって、南摩地区のことをざっくばらんに話し合う有意義な時間となりました。学校運営協議会の委員の皆様、お忙しい中、ご参加いただきまして大変ありがとうございました。
今日の授業から(1年生)
地震は、いつ発生するか予測ができません。どんな場所でも、自分の身を守る判断ができるよう、近々、予告をしない避難訓練を実施する予定です。
今日の1年生は、学級活動の時間に、校内で地震が起きた時、どのような行動を取るのかみんなで話し合う学習に取り組んでいました。
校内の様々な場所で、自分で判断して行動し、その後には、行動の理由やその場所で気を付けることなどを話し合うことも行いました。
「この場合は、こうするとよいのでは」と提案したり、どうしてそれがよいのか説明したり、子ども達は真剣に話し合っていて、すばらしいと思いました。
教室のロッカーの上には、上級生に教わりながら捕まえた昆虫がいました。上級生のおかげで、昆虫のことにずいぶん詳しくなってきました。
今日の給食には、ブドウが出ました。昨日、南摩地区のブドウ園さんで、中学生が収穫した「巨峰」です。甘くてみずみずしくて、おいしいブドウでした。
学習支援ボランティアさん
本校では、様々な学習場面で、学習支援ボランティアさんが来校し、子ども達の学びをサポートしてくださっています。
算数科の学習支援や、習字のサポートをしてくださるボランティアさんは、定期的に来校してくださっています。書写の時間には、習字の学習を始めたばかりの中学年の児童に、筆の運び方を直接教えていただけるので、どの子も運筆の仕方をよく理解して、文字を書くことができています。
校外学習のサポートなど、不定期に来校してくださるボランティアさんもいらっしゃいます。昨日と今日は、5・6年生の家庭科のミシンの学習を支援していただきました。
特に、5年生は、エプロンを製作するのに、初めてミシンを使います。ミシンの仕組みの理解や糸を掛けることも初めてですし、操作の途中で動かなくなるなどのトラブルが起きて困ってしまうことも、学習を始めた頃には、よくある場面です。
しかし、教員だけではなく、学習支援ボランティアさんも一緒にサポートしてくださったので、どの子も練習布の線に沿って、きれいに縫うことができました。
丁寧に教えてくださる学習支援ボランティアさんのおかげで、習字やミシンなど、初めて学習する時期に、子ども達が苦手意識をもつことなく学び、自信をつけることができています。学習支援ボランティアの皆様、いつも本当にありがとうございます。
学校保健委員会
昨日、学校保健委員会が開催され、4〜6年生の児童が参加しました。学校保健委員会は、第2回家庭教育学級も兼ねているので、保護者の方も参加されました。
今年度のテーマは、「いろいろな性について考えよう」です。子ども達が、多様な性について知り、自分の性について考えたり、自分の身の回りの人にどのような気持ちで接していくとよいのか考えを深めたりすることを通して、自分も周りの人も自分らしく安心して生活できるようにすることを目的として実施しました。
はじめに、保健・体育委員会の児童が、事前アンケートの結果を発表しました。
次に、養護教諭が、スライドで、いろいろな性があることを分かりやすく説明しました。自分の在り方について悩み、そして、それを乗り越えてきた方々が自分の経験や考えを伝えてくれる動画も見ました。
子ども達は、時に身を乗り出し、真剣に聞き入っていました。
その後、ワークシートに自分のことを振り返って書き込んだり、動画に出てきた方が自分の友達だったとしたら、どのような声掛けや行動をするのか考えたりしました。どのような声掛けや行動をするのかについては、他の学年の友達や保護者の方と話し合いました。
「男らしく」「女らしく」「普通だったら」「みんなと同じにしなければ」ではなく、誰もが「自分らしく」あることが大切だということを踏まえながら、どのグループも話し合っていたのが印象的でした。
この時間で考えたことを、今後も生かしながら生活していってほしいと願っています。
南摩のパイナップル
3年生は、総合的な学習の時間に、「南摩たんけん隊」の学習で、南摩地区のすてきな人や場所について調べています。7月9日には、地域でパイナップルを育てている方のお宅を訪れ、お話を聞いたり、ハウスの中を見学したり、パイナップルの植え付けを手伝ったりしてきました。
訪れたお宅から、熟したパイナップルが届きました。調理員さんが、切り分け、今日の給食のメニューの一つとなりました。
「いただきます」の後、3年生が、出されたパイナップルについて説明をしました。全員で説明したいと、6人で役割分担をして説明しました。3年生は、この後の総合的な学習の時間に、見学の様子などをより詳しくまとめた動画を作り、また、全校生に紹介する予定です。
甘くてジューシーなとってもおいしいパイナップルでした。子ども達も大喜びでいただきました。
昇降口では、地域の方からいただいた、秋色のきれいな花が子ども達を迎えてくれています。
様々な地域の方のお力添えにより、子どもたちの毎日が、楽しく彩られています。パイナップル、季節のお花などをお届けいただき、本当にありがとうございました。
避難訓練(大雨・土砂災害)
今年は、大雨が多い夏となりました。この後も、秋の長雨や台風などの影響で、大雨や土砂災害への対応が必要となることも考えられます。本校の後ろには山があることもあり、「大雨・土砂災害」の際の避難に関するマニュアルは、毎年、見直しを図り、様々な状況に対応できるよう修正を続けています。
昨年度は、文部科学省の危機管理マニュアル見直し支援事業に応募し、本校のマニュアルの内容の妥当性について助言をいただき、本校の環境により即した内容に修正することができました。今年度の7月には、教職員で避難のシミュレーションを行い、タブレットで状況を把握したり、連絡を取り合ったりできるように改善しました。
このような検討を踏まえ、本日、子ども達と共に、避難訓練を実施しました。子ども達は、事前に動画で土砂災害について学んだり、避難の仕方を確認したりしました。
訓練が始まると、子ども達は、落ち着いた態度で速やかに行動することができ、感心させられました。
短時間で雨量が増え、今後も同じように降雨が続くことが予想され、土砂災害発生の可能性が高くなった場合には、マチコミで保護者の皆様に連絡し、児童の引き渡しを開始します。児童は、帰り支度をしてオープンスペースで待機します。
その間に、急激に雨量が増えるなど土砂災害の危険性が短時間で増したり、土砂災害警戒レベルが3に引き上げられたりした場合には、避難行動を開始します。一つの選択肢は、南摩中へ「水平避難」することです。みんなで歩いて南摩中に移動します。その場合は、「水平避難」が開始されたことをマチコミで保護者の皆様に連絡し、南摩中での引き渡しに変更となります。
もう一つの選択肢は、校舎3階に避難する「垂直避難」です。「水平避難」を開始する前にレベル4になった場合や、大量の降雨や強い風、雷など、児童が徒歩で南摩中に向かうには困難な状況であると判断した場合に行います。この場合も、保護者の皆様にはマチコミで「垂直避難」を行うことを連絡します。降雨の状況によっては、引き渡しそのものが危険ということで、児童の引き渡しを中止し、児童は校舎内にとどまることも考えられます。
以上のような流れを子ども達もよく理解して、避難訓練を実施することができました。災害が起こらないことが一番ですが、危険度が高まった時には、保護者の皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
学校課題研修会
本校では、「誰もが『分かる・できる喜び』が味わえる授業づくりの工夫〜インクルーシブ教育の視点に立ったきめ細やかな支援と指導の在り方の充実」をテーマに、研究に取り組んでいます。
今年度は、特に、「子ども達一人ひとりの学び方や学びやすさを考えた授業づくり」に重きを置いて、研究しています。昨日は、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所インクルーシブ教育システム推進センターの主任研究員の先生と、鹿沼市教育委員会の指導主事をお招きし、研修会を実施しました。
まず、6年生の算数科「円の面積の求め方を考えよう」の授業研究を行いました。この時間は、円を含む複合図形の面積の求め方を考え、図や式を用いて説明していく授業でした。はじめに、自分で解決する時間を取って、求め方を考えて行きました。多様な解き方があるので、二つ、三つ・・・と考えていく児童もいました。
次に、グループで、それぞれが考えた求め方を説明し合いました。タブレットの図形に色を塗ってみたり、色板を使ったりして、説明していました。途中までしか分からなかった場合には、みんなで一緒に考え、解決している姿も見られました。
最後に、自分が考えた求め方を全体で共有しました。多様な考えが出され、すごいと思いました。どの児童も、友達の考え方をよく聞き、理解しようとしている姿もすばらしかったです。
放課後には、授業について教員同士で話し合ったり、来校いただいた主任研究員の先生から、子ども達の多様な学びのプロセスについて教えていただいたりしました。
昨日の研修会で学んだことを生かしながら、子ども達一人ひとりの学びを一層充実させられるよう、引き続き、学校全体で研究を進めて行きたいと考えています。
第2学期始業式
いよいよ本日から第2学期が始まりました。心配されていた台風の影響もなく、久しぶりの晴天の下、子ども達が元気に登校してきました。ちょっぴり背が高くなり、顔つきにも成長が感じられます。教室に入ると、友達と夏休みの作品を見せ合ったり、夏休みの出来事を話したりしていました。
始業式は、暑さ対策のため、校長室と各教室をオンラインでつないで行いました。まず、1・3・5年生の代表児童が、2学期にがんばりたいことを発表しました。勉強に加え、2学期にはいろいろな行事があり、特に運動会や持久走大会をがんばりたいといったことを発表していました。どの児童も、しっかりした声で発表でき、感心させられました。
学校長の話では、読書の秋をテーマに、子どもの頃の思い出の本や、自分の世界を広げてくれた本について紹介しました。子ども達も、夏休み中の課題の一つに、おすすめの本の紹介カードを書いてきています。友達のおすすめの本を読むなど、2学期にも、子ども達には、たくさん本を読んでほしいと願っています。
始業式の後は、夏休みの思い出クイズを出し合ったり、早速、学習に取り組んだりしていました。
2学期は、1年で一番、子ども達が力を伸ばしていく学期であると考えています。子ども達の毎日が充実したものとなっていくよう、教職員一同、力を尽くして参ります。
保護者の皆様、地域の皆様、2学期も引き続き、本校の教育活動へのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
第1学期終業式
本日は、第1学期終業式でした。終業式は、暑さ対策として、校長室と各教室をZOOMでつないで実施しました。
式の中で、2年生、4年生、6年生の代表児童が、1学期にがんばったことを発表しました。
勉強や運動、行事等から、特にがんばったことなどを伝えていました。
どの児童もしっかりとした発表をすることができ、感心させられました。
学校長の話では、夏休みにがんばったこと、できるようになったこと、心に残った景色などを「夏休みのおみやげ」として、第2学期の始業式の日に教えてほしいことを伝えました。
終業式の後は、各学級で1学期の振り返りを行いました。
1年生は、1学期の思い出をすごろくにして、みんなで遊びました。
夏休みの生活や宿題についての話を聞いたり・・・
計画したお楽しみ会を行ったりもしました。
6年生は、作成した紙芝居を、1年生の教室で読み聞かせてくれました。
明日から44日間の夏季休業に入ります。子ども達が、元気に楽しい夏休みを過ごすと共に、9月2日の第2学期始業式には、笑顔で登校してきてほしいと願っています。
保護者の皆様、地域の皆様のご支援により、子ども達は、非常に充実した学校生活を送ることができました。今学期も大変ありがとうございました。今後も、本校の教育活動へのご理解・ご協力を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
どうぞよい夏休みをお過ごしください。
ネット社会の歩き方講習会(4〜6年生)
今日は、とちぎネット利用アドバイザーの方をお招きし、親子学び合い事業「ネット社会の歩き方講習会」を実施しました。4〜6年生と希望された保護者の方が参加しました。
子ども達は、毎日の学習で、文房具のようにタブレットを利用しています。学習したことを写真や動画に記録したり、プレゼンテーションを作成したり、互いの学びを見合ったりと、学びを深めるためのツールとして役立てています。また、はかりや時計といった量をつかむことが難しい学習でもアニメーションを動かしながら理解したり、学習状況に合った問題を解いたりするなど、その子の学びやすさに合わせて活用することもしています。
現在の学習だけではなく、子ども達がこれから生きていく社会の中でも、ICT機器の利用は不可欠なものとなっていくことが予想されます。子ども達には、上手にICTを利用する知識や技術も必要です。
今日の講習会では、講師の方と共に、文字によるコミュニケーションの難しさや、相手が分からないことの危険性などについて一緒に考えていきました。子ども達からは、「インターネットでの相手の顔が見えないことの怖さがわかった」「自分の使う言葉に気を付けていきたい」といった感想が出されました。
今日の学びを今後の生活にも、ぜひ生かしていってほしいと願っています。
6年生が先週実施した「あいさつ運動」表彰式が、一斉下校時に行われました。6年生が、どの学級にも、すてきなプレゼントを用意してくれていました。
6年生の活動のおかげで、学校全体のあいさつが一段と上手になりました。6年生のみなさん、すばらしい活動を実施してくれて、どうもありがとう!
今日の授業から(5・6年生)
今日は、5・6年生が合同で体育科の授業を行っていました。今日は、ボールを用いた体づくり運動のゲームに挑戦していました。
ミニカラーコーンの上に載せたボールや、水の入ったペットボトルを真ん中に並べ、そこに向かってボールを投げたり転がしたりして当てていきます。5年生と6年生、それぞれがチームとなり、どちらが短いタイムで全ての的をクリアできるか競争しました。
どちらの学年も、みんなで力を合わせながら、次々と的にボールを当てていきました。
今週は、美化週間になっています。夏休みを迎える前に、校舎内をピカピカにしています。今年度は、保健・体育委員会の委員の児童が、掃除の仕方の動画を作り、みんなの掃除スキルアップにつなげてくれています。
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