学校ニュース

令和6年度 日誌

感謝の会

 本校には、たくさんのボランティアの方が子ども達に関わってくださっています。登下校を見守ってくださる「南摩小学校ちょっとパトロール隊」の皆様、草刈り、くじゃく小屋の整備など環境を整えてくださる方、校外学習や授業の支援に関わってくださる方、本に親しむ取組をしてくださるKLVさん、音楽ボランティア「かのん」さん、育てたお花を定期的に届けてくださる方など、様々な形で子ども達の成長を支えてくださっています。

 今日は、ボランティアさんをお招きし、ささやかながら「感謝の会」を開催しました。

 「感謝の会」の前には、子ども達の登下校に関わってくださる方が集まり、「第2回安全安心対策委員会」も開かれました。今年度の活動報告や意見交換などが行われました。

 「感謝の会」は、6年生から仕事をバトンタッチした5年生が中心となって運営します。大きな拍手の中、5年生の誘導のもと、ボランティアさんが1・2年生と手をつないで入場されました。

 開会の言葉の後、6年生が児童代表として感謝の言葉を述べました。

 次に、「社会を明るくする運動作文コンクール」で県入選となった児童が、作文を発表しました。この作文には、「ちょっとパトロール隊」の皆様のことをはじめ、様々な地域の方が見守ってくださる南摩地区の温かさが描かれています。

 プレゼント贈呈では、感謝のお手紙と手作りのメダル、鉢植えを、お礼の言葉と共にお渡ししました。

 その後は、歌のプレゼントです。まず、4〜6年生が鹿沼市音楽会で歌った「大切なもの」を披露し、その後、全校生で校歌を歌いました。

 ボランティア代表の方からもごあいさつをいただきました。会への感想に加え、普段の子ども達のあいさつのことをたくさんほめていただきました。会の後、子ども達が誇らしそうにあいさつしている姿がすてきでした。

 閉会の言葉の後、ボランティアさんを拍手でお送りし、「感謝の会」は終了しましたが、改めて「ありがとう」を伝えられた子ども達は、とてもいい表情をしていました。

 参加されたボランティアの皆様、お忙しい中、ご来校いただきまして大変ありがとうございました。また、ご都合で参加できなかった皆様も、いつも本当にありがとうございます。皆様、今後とも、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 

どちらがひろい(1年生)と算数のしあげ(6年生)

 1年生は、現在、「どちらがひろい」の単元で、広さをどのように表すと比べられるか考える学習をしています。6年生は、小学校で学習した算数のしあげとして、これまでに学んできたことを復習したり、活用する問題に挑戦したりしています。

 先週14日には、1年生と6年生が、1年教室で算数科のコラボ授業に取り組んでいました。

 1年生は、個人の机とみんなで使う台形の机の半分の広さを比べます。新聞紙を使って、それぞれの机の広さを調べました。

 6年生は、台形の机を二つ合わせて使う時、何人までなら個人の机をそれぞれ使うより広く使えるのかを、これまで学習してきた、面積を求める方法を使って考えました。

 どちらの学年も、互いに話し合い、試行錯誤しながら、考えていきました。

 1年生は、テレビに新聞紙を映しながらどちらが広かったのかを説明しました。

 6年生は、公式や掛け算、割り算など、1年生が学習していない内容もあるので、できるだけ、1年生が分かるように工夫しながら、何人までなら広く使えるのかを説明しました。

 それぞれの学習を生かしながら、同じ物を使って課題解決していく授業でしたが、算数科の入り口にいる1年生が学習している「ひろさくらべ」が、算数科の出口にいる6年生が活用した面積の求め方につながるのだと、改めて感じさせられる内容でした。

パイナップル!!(3年生)

 3年生は、総合的な学習の時間に取り組んできた、南摩地区のすてきな人や場所を見つける「南摩たんけんたい」の学習の中で、パイナップルを育てている方にも出会いました。先日、子ども達が訪問した際に植えつけたパイナップルが見事に育ったと、学校に鉢植えをお届けいただきました。

 子ども達は、鉢植えを教室に置き、毎日、うれしそうに眺めていました。しかし、いつかは収穫しなければなりません。いよいよ、今日、パイナップルを収穫することにしました。

 立派なパイナップルです!!4年生にも分けられるよう、カット作業をしました。とてもよい香りの甘い甘いパイナップルでした。

 3年生は、パイナップルの増やし方を知っていました。さらに、本でも調べました。カットした葉の部分を再び育てることにしました。子ども達は、どんどん学びを広げています。

 12日に、上南摩小で、第4回学校運営協議会が開催されました。今年度、最後の会議となります。今回は、今年度、地域の皆様のご協力をいただいた活動についてや、児童・保護者アンケート結果の報告などを行いました。

 今年度も、委員の皆様の多大なるご協力のおかげで、南摩地区の子ども達を豊かに育成していくための有意義な取組を共に進めることができました。委員の皆様、大変ありがとうございました。

なわとび月間

 今月は、なわとび月間です。体育科の時間に、子ども達は、様々な技にチャレンジしています。月・水曜日の業間にも、みんなでなわとびに取り組んでいるます。

 月曜日の業間は、学級ごとに集まって、いろいろな跳び方に挑戦しています。

 水曜日の業間は、長なわの日です。学級でチャレンジする日もありますが、今日は、縦割り班で行いました。上級生が、下級生の跳び方をよく見ながら、なわを回してくれました。時間が経つにつれ、タイミングが合ってきて、たくさんの回数を跳ぶ姿も見られました。

 なわとび月間は、いろいろな跳び方に挑戦したり、みんなで力を合わせて長なわに取り組んだりすることを通して、体を動かす楽しさを味わい、体力向上につなげていく機会となっています。冷たい空気の中ですが、楽しく活動しながら、体も温かくなる時間を過ごしています。

授業参観

 本日、今年度最後の授業参観を実施しました。日頃から、学習のゴールが「発表」となる場合には、相手意識をもった発表ができるよう、誰に発表するのかを決めて学習に取り組んでいますが、今回は、おうちの方に、各教科でこれまでに取り組んできた学習について伝えることとして、どの学年も発表の準備に取り組んできました。

 1年生は、生活科「もうすぐ2年生」です。1年生になってからできるようになったことを伝えたり、クイズを出したりしました。

 2年生は、生活科「えがおのひみつたんけんたい」です。「まちたんけん」をして分かったことや見つけたことをグループで発表しました。

 3・4年生は、学級活動「できるようになった事を伝えよう」です。1年間で学んだことの中から、自分が紹介したいことをそれぞれの表現方法で伝えました。

 5年生は、総合的な学習の時間「南摩の環境を守り続けるために」です。1年間で学習した「環境」について、グループで発表しました。

 6年生は、総合的な学習の時間「未来へ」です。将来就きたい職業について、調べたことを発表しました。発表の終わりには、家の人に向けたメッセージを伝える場面もありました。

 どの学級の発表にも、いろいろな工夫がされていて、感心させられました。

 授業参観後は、学年懇談やPTA専門部会も行われました。保護者の皆様、お忙しいところ、ご来校いただきましてありがとうございました。

南摩地区小中学校交流活動(6年生)

 昨日、6年生は、南摩中学校に出かけました。中学進学を前に、中学校生活について知る機会として、2年生の生徒会役員と1年生が、交流活動の中で、いろいろ教えてくれました。

 まず、スライドを使って、1日の流れや部活、委員会活動、行事などについて説明してくれました。

 その後は、中学生と上南摩小・南摩小の6年生がグループになり、6年生の質問に中学生が答えてくれました。

 事前に書いていた質問を見ると、6年生は、中学校生活について少し不安も感じていた様子でしたが、中学生が優しく教えてくれたので、安心できたようです。

 中学生の皆さん、分かりやすく教えてくれて、ありがとうございました。

様々な人との関わりを通して

 3年生は、総合的な学習の時間に、「南摩たんけんたい」の学習をしています。南摩地区のすてきな人や場所を見つける活動に取り組み、いよいよ学習のまとめに入っています。そんな3年生のもとに、7月にお会いした、地域でパイナップルを育てている方が訪ねてこられました。

 なんと!7月に3年生が植え付けたパイナップルが、見事に育ったと、届けに来てくださったのです!!3年生は、大喜びです。教室に運び、収穫を楽しみにしています。すばらしいお届けものをありがとうございました。

 KLVさんの読み聞かせが、今日から始まりました。今日は、高学年で、鬼が出てくる話や、南摩地区の昔話やそれに類似した宇都宮の昔話などの読み聞かせでした。子ども達は、じっくりと聞き入っていました。

 KLVさんは、吊るし雛を作ってきてくださいました。図書室に飾られています。図書室に入ってくる児童が目を丸くするほど、見事なお雛飾りです。南摩小は、季節感あふれる環境が、校内のあちらこちらにあります。

 図書支援員さんは、2月22日の「ねこの日」に関する本を集めて、ディスプレイしてくれました。

 本校の職員も、昇降口にお雛様を飾りました。お花は、地域の方からいただいたものや、本校職員が生けたものです。

 これだけではない、様々な地域の皆様の関わりがあるからこそ、子ども達の心が豊かになっていきます。これは、南摩小の大きな強みです。皆様の関わりに心より感謝申し上げます。

 

 

1年生と6年生の交流会

 6年生は、国語科「みんなで楽しく過ごすために」の単元で、目的や条件に応じて、みんなが納得できる結論にたどり着けるような話し合いをする学習に取り組んできました。この学習では、1年生が楽しめる交流会を開くことを議題として話し合い、みんなで出した結論を基に、会の準備をしました。

 昨日の2校時に、その交流会を実施しました。1年生の教室、体育館、校庭の三部構成の交流会です。まずは、教室で、一緒に活動する班ごとに集まり、顔合わせの活動をしました。その後は、ジェスチャーで伝える伝言ゲームを行いました。

 体育館では、風船バレーなど、一緒に体を動かせるゲームを班ごとに行いました。

 最後に、全員で、「へびおに」をしました。どの活動も、みんなで楽しく過ごしていました。1年生は大好きな6年生とたくさん遊べてとてもうれしそうな表情です。6年生は、1年生の表情をよく見ながら、1年生が楽しく過ごせるよう心を配り、優しく接していて、すてきだなと思いました。

 交流会の後、1年生が、6年生の教室にやってきました。最近、1年生は、「オリジナルきらきらカード」を作成し、普段は1年生同士で渡し合っているのですが、昨日は、6年生に「きらきらカード」を渡していました。もらった6年生もうれしそうにカードを読んでいました。

 「みんなで楽しく過ごす」ことを目的とし、国語科の時間に話し合って実行した交流会は、大成功でした!6年生、すばらしい交流会を1年生にプレゼントしてくれてありがとう!

 学校給食週間も最終日です。今日は、鹿沼市の地場産物を使った「いちごランチ」です。メニューは、「さつきの舞」米粉パン、ハンバーグにらソースがけ、はと麦雑炊、いちごです。「さつきの舞」は、鹿沼市で生産されるコシヒカリの名前です。にら、はと麦、いちごと、今日は、鹿沼市の農産物が豊富に使われています。今日のにらは、南摩地区のものです。南摩小の給食には、南摩地区で生産されている、にらやトマトなどが登場します。

 また、今日は、安全で栄養たっぷり、そしておいしい給食を作ってくださっている調理員さんに、給食委員会の児童が感謝のプレゼントを渡しました。

 プレゼントは、手作りのキーホルダーです。全校児童で、感謝の言葉も伝えました。

食育の授業(3・4年生)

 3・4年生は、昨日の学級の活動の時間に、「正しい食べ方」の学習を実施しました。本校の栄養士が授業者となり、栄養バランスを考えた食事や、よい食べ方について、みんなで考えていきました。

 お箸の使い方については、動画で持ち方や動かし方を確認した後、実際にお箸を持ち、おはじきを別の皿に動かしたりしながら、動かしやすい指の位置やお箸の状態を考えていました。栄養士が一人ひとりの持ち方を確認し、必要に応じてアドバイスをしました。

 授業の終わりには、子ども達は、姿勢やお箸の使い方など、今後、気を付けていきたいことを考え、発表していました。

 今日の朝の学習の時間、1年生が、2年生を自分達の教室に案内していました。

 1年生は、国語科「これはなんでしょう」の学習で、友達の発言を受けて話をつなぐ力や事柄の順序などの関係について理解する力を高めるために、2年生がわくわくするようなクイズを考えてきました。

 21日に行われた公開授業でも、ヒントの出し方について熱心に話し合っていましたが、その後も、よりよいヒントにしようと、ヒントの内容や出す順番を検討していました。先日は、クイズの中身を知らない相手に出してみて、ヒントが易しすぎたり難しすぎたりしないか確認をしたいということで、その日に来校していたスクールソーシャルワーカーさんにお願いして、クイズを出し、その後に改めて修正していました。

 このようにして磨き上げたクイズを、いよいよ今日は、2年生に出します。ヒント1では、答えが分からず、2年生も真剣に考えています。より詳しいヒントが追加されていくと、正解が出てきました。

 最後に2年生が、クイズの感想を話してくれました。簡単に分からなくて、考えるのが楽しかったなど、楽しくクイズの答えを考えていたことが伝わる内容でした。1年生のみなさん、大成功でしたね!1年生のクイズのよいところをたくさん見つけてくれた2年生も、すてきでした。

 学校給食週間も4日目です。今日は、石川県応援献立です。メニューは、ご飯、ブリ照り焼き、辛子和え、治部煮です。「治部煮」は石川県の郷土料理です。江戸時代には食べられていた武家料理で、鴨肉や麩、季節の野菜などを煮ています。鴨肉には小麦粉がまぶされているため、とろみがあるのが特徴です。 能登近海で育つ寒ブリは、今が旬の食べ物です。

和楽器体験(4・5年生)薬物乱用防止教室(6年生)

 今日の2校時に、4・5年生で「和楽器体験」、6年生で「薬物乱用防止教室」を実施しました。

 地域の音楽ボランティア「かのん」の皆様のご協力により、尺八と琴の先生をお招きし、それぞれの楽器についてのお話や演奏を聴いた後、実際に楽器を触り、音を出したりメロディーを弾いたりするという体験を行いました。

 普段はなかなか間近で見たり聴いたりできない和楽器に、子ども達も高い関心をもって挑戦していました。

 講師の先生方、「かのん」の皆様、貴重な体験をする時間をご準備いただきまして、大変ありがとうございました。

 6年生の「薬物乱用防止教室」では、薬剤師さんをお招きして、薬物の危険性や有害性を理解し、正しく使用することを学びました。

 薬の量を守ること、正しく使用しないとどんな危険があるのかなど、スライドや実験を通して学習しました。

 身近な人に薬物使用を誘われた時に、どのように断るとよいのか、ロールプレイからみんなで考える場面もありました。

 正しい知識を得ることは、自分を守ることにもつながります。薬剤師の先生、お忙しい中、大切なお話をしていただきまして、大変ありがとうございました。

 学校給食週間も3日目となりました。今日は、富山県応援献立です。メニューは、黒パン、コロッケ、かまぼこサラダ、富山ブラックラーメン風スープです。コロッケは、高岡市の名物です。ブラックラーメンは、富山県で生まれたご当地ラーメンです。

 

今日の授業から(4年生・5年生)

 4年生は、総合的な学習の時間の授業で福祉について学んでおり、これまでの調べ学習を通して、多くのことを知りました。今日は、点字で自分の名前を表す学習に取り組んでいました。

 自分の名前に入っている文字の点字を調べ、点字器で葉書に打ちました。打ち終わると、指でなぞって、自分の名前を確認していました。

 5年生は、図画工作科で、「おもしろかんばん屋さん」の学習に取り組んでいます。校内の様々な場所の看板を、材料の特徴を生かしながら工夫して作っていました。

 アイデアいっぱいの看板は、出来上がったら、校内に掲示される予定です。

 学校給食週間の2日目は、福井県応援献立です。今日のメニューは、菜飯、鶏肉の香味焼き、ごんざ、ぼっかけ汁、マスカットゼリー、牛乳です。「ごんざ」は、大根と打ち豆の煮物です。「ぼっかけ汁」は、根菜や糸こんにゃくなどが入った汁で、ご飯にかけて食べることを「ぼっかけ」ということに由来しているということを、給食委員さんが放送していました。どちらも、福井県の郷土料理です。

学年PTA(6年生)

 6年生の学年PTAが、24日に実施されました。卒業式で使用するコサージュ作りを親子で行いました。

 みんな、すてきなコサージュを作ることができました。

 分かりやすく教えてくださった講師の先生方、準備・運営等を進めてくださった学年委員さん、大変お世話になりました。

 今日から、学校給食週間が始まりました。今年は、能登半島地震での被害が大きかった北陸地方4県の郷土料理や特産品などを使った「北陸地方応援献立」を実施します。

 今日は、新潟県のメニューです。新潟のソウルフードである「たれカツ丼」、即席づけ、スキー汁、牛乳です。「スキー汁」は豚汁と違ってジャガイモの代わりにサツマイモを使うのが特徴です。大根やにんじんを短冊切りにしてスキーの板を表しています。

 今週は、北陸4県と鹿沼市の地場産物を味わう献立が登場しますので、お楽しみに!

今日の授業から(6年生)

 今日の6年生は、図画工作科の授業で、「卒業制作」に取り組んでいました。小学校生活の記念として、思い思いのデザインの時計を作っていました。どうやらこの時計は、「二刀流」であるようです。

 一人ひとりが、丁寧に絵を描いたり文字を入れたりしていました。すてきな時計ができそうです。完成を楽しみにしています。

 6年生の活動に「卒業」という言葉が入ってくる時期となりました。残り少ない小学校生活を楽しみ、たくさんのよい思い出を作っていってほしいと願っています。

鹿沼市インクルーシブ教育システム推進事業研修会

 昨日、本校で鹿沼市インクルーシブ教育システム推進事業研修会が開催されました。本校は、市の指定研究校として、子ども達が自分の力を存分に発揮しながら、多様な他者と共に豊かな人生を切り拓いていくために必要な資質・能力を身に付けていくことを目指し、どの子も「分かる・できる」喜びを味わいながら学んでいける授業づくりについて、子ども達が多様であることを前提としたインクルーシブ教育の視点から研究に取り組んでいます。

 この日は、市内小中学校の教員や、宇都宮大学教職大学院生等、60名以上の参加があり、1年生の国語科の授業と5年生の算数科の授業を公開しました。大勢の参観者に囲まれていましたが、子ども達は課題解決に向けてよく考え、友達と話し合い、さらに考えを深めていきました。

  児童の下校後には、参加者全員で、授業について話し合いました。また、全体会では、これまでの本校の研究の取組について発表しました。最後に、宇都宮大学大学院准教授より、研究についての講話をいただき、参加者と共に学びました。

 参加者からは、子ども達が主体的に学習に取り組む姿や、子ども達の「分かる・できる」につなげるための授業者の手立ての工夫や、安心して学習に取り組むことができる環境づくりなどのよさについて、たくさんご意見をいただきました。この研修会で得られたことを生かしながら、今後もよりよい授業づくりを目指していきたいと思います。

今日の授業から(5年生)

 今日は、5年生が理科の実験に取り組んでいました。「もののとけ方」の授業です。ものが溶けると重さはどうなるのかを調べます。

 まず、溶かす前の重さを確認しました。塩、水を入れたビーカー、ビーカーだけ、塩を載せる紙の重さを量りました。水は、100グラムにします。次に、ビーカーに塩を入れ、かき混ぜて溶かしました。この重さも量ります。

 各班の結果を黒板に書きました。それらの数値の変化から、ものが溶けると重さはどうなるのか、みんなで考察していきました。

今日の授業から(3・4年生)

 今日の3・4年生は、道徳科の授業に取り組んでいました。「よわむし太郎」のお話を読んで、考えたことをワークシートに書きました。子ども達は、考えを書くことにじっくりと取り組んでいました。

 その後、全体で話合いをしました。自分の考えを発表したり友達の意見を聞いたりしながら、自分が正しいと思うことを行動に移すことの大切さについて考えを深めている様子でした。

今日の授業から(2年生)

 今日の2年生は、国語科「詩の楽しみ方を見つけよう」の授業で、教科書に掲載されている詩の中から自分が好きな詩を選んで写し、選んだ理由も書いて、友達に説明していました。

 担任の先生や、私(校長)にも、説明してくれました。言葉の響きのよさやリズム、詩に描かれている内容など、一人ひとりにいろいろな選んだ理由があり、すてきだと思いました。

 図書室には、図書支援員さんが、2学期の終業式と3学期の始業式の校長講話の内容に関連した本を選んで、ディスプレイしてくださっていました。3学期も、たくさん図書室に足を運んでほしいと思っています。

第3学期始業式

 13日の冬季休業が終わり、子ども達が元気に登校してきました。子ども達の声があちらこちらから聞こえてきて、学校の中の空気が活気づいたものに変化しました。

 第3学期始業式は、オンラインで実施しました。まず、1年生から5年生の児童が、3学期の抱負などを発表しました。どの児童も、聞きやすい大きさの声で発表することができ、すばらしかったです。

 学校長の話では、巳年のことわざを紹介しました。加えて、アンパンマンの作者である、やなせたかしさんのことを取り上げ、ことわざと結びつけ、令和7年は、これまで続けてきたことをさらに続けて行ったり、あるいは新しいことに挑戦したりして、大きく成長できる一年にしてほしいということを伝えました。

 始業式の後は、3学期のめあてを考えたり、復習テストや新しい学習に挑戦したりしていました。どの学級も、張り切って学習に取り組んでいました。

 子ども達が、新しい年、そして、その先の新しい学年に向け、希望をもってがんばろうとしている姿がたくさん見られた一日でした。この意欲を持ち続けられるよう、希望に満ちた進学・進級につなげられるよう、教職員一同、がんばっていきたいと思います。

 保護者の皆様、地域の皆様、3学期も引き続き、本校の教育活動への変わらぬご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

第2学期終業式

 KLVさんが作ってくださったオーナメントを、子ども達が飾りつけたクリスマスツリーと共に、本日、第2学期終業式を迎えました。

 終業式では、6年生が2学期の振り返りを発表しました。運動会の応援団やダンス、持久走大会でがんばったことなどを発表しました。3学期は短いので、一日一日を大切にして過ごしたいという言葉が印象的でした。

 校長からは、折り紙の技術が、宇宙や医療の世界で応用されていることも紹介しながら、冬休みには日本の行事や遊びなどの文化にも触れてほしいことを伝えました。

 終業式の後は、各学級でスライドを見ながら、2学期を振り返りました。

 そして、自分はどんなことをがんばったのか発表したり、南摩小で育む5つの力のうち、どの力が高まったのか考えを書いたりしました。一人ひとりに、自分や友達のがんばりや自分の成長に気付いている様子が見られました。

 下校時には、第2回あいさつ運動の表彰式が行われました。6年生が計画し、校長室に計画書を持参して説明してくれた運動です。6年生が、朝、昇降口に立ってあいさつをし、その際、目を見てあいさつすることなど、よいあいさつのポイントを優しく教えてくれていたので、全校生のあいさつのレベルが、また一段と上がりました。

 表彰式では、6年生手作りの賞品が用意され、各学級の代表に手渡されました。この2学期、6年生が南摩小のリーダーとして大きく成長し、たくさん活躍したことをとてもうれしく思っています。6年生のみなさん、南摩小をどんどんよくしてくれて、どうもありがとう!

 明日から、13日間の冬季休業に入ります。元気に楽しい冬休みを過ごし、1月8日の第3学期始業式の日には、全員笑顔で登校してくることを、教職員一同心待ちにしています。

 子ども達が大きく成長した2学期でしたが、それは、保護者の皆様や地域の皆様が、常に子ども達を温かく支えてくださっていたからこそのことだと考えております。2学期も、本校の教育活動へのご理解、ご協力をいただきまして、大変ありがとうございました。新しい年も、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。皆様、よいお年をお迎えください。 

お話給食

 いよいよ待ちに待った給食の時間が始まります。子ども達はしっかりと手を洗って、オープンスペースへと向かいます。今日は、オープンスペースの入り口にクリスマスの飾りもありました。あおぞら学級の児童が作ってくれたかわいいリースです。

 各学年で配膳が始まりました。1学期は、教室で食べていた1年生も、2学期からはオープンスペースで食べるようになりました。学期末なので、当番さんは、白衣ではなくエプロン姿です。

 配膳が完了し、みんなで声を合わせて、いただきますをしました。今日のメニューは、大麦ご飯、ポークカレー、こんにゃくサラダ、ヨーグルトです。

 今日のメニューに合わせて、図書支援員さんが、読み聞かせをしてくださいました。本のタイトルは「ひみつのカレーライス」です。

 不思議で楽しいお話を聞きながら、みんなでおいしそうに給食を食べていました。