令和5年度 日誌

初午献立

「初午」とは、「2月の最初の午の日」のことです。栃木県を代表する郷土料理「しもつかれ」は、初午の日に赤飯と共に稲荷神社にお供えし、商売繁盛や五穀豊穣を祈ります。今年の初午は2月12日でした。昨日、しもつかれと赤飯を食べたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今日は「初午献立」として給食でもしもつかれと赤飯が登場しました。

赤飯、牛乳、しもつかれ、すき焼き煮、クリーム大福

最大6名の調理員さんが鬼おろしを使って、約600食分の大根36kg、にんじん6.5kgを全て手作業ですりおろしてくれました。

作る時間に限りがある給食では、水煮大豆や鮭の角切りを使用します。

また、酒粕は控えめにして食べやすい味付けにしてあります。

 

給食時間には、鬼おろしの紹介と調理員さんが実際に鬼おろしを使っている写真や動画を見ながら、給食のしもつかれが出来るまでを説明しました。

全て手作業ですりおろしていることを説明すると、子どもたちからは「(おろすスピードが)早い!すごい!」、「腕が痛くなりそう。」、「ありがたいね。」など様々な感想が聞こえてきました。

家のしもつかれは苦手でも、給食のしもつかれは食べられる児童が多いのも給食のしもつかれの特徴です。今日の給食でも、お皿にたっぷりとよそられたしもつかれを食べる児童もみられました。

家庭で作る家が少なくなってきている中、給食のしもつかれは郷土料理に触れる貴重な機会にもなっています。

 

 

実験中

  実験中です。どうやら水の温度を下げていくとどうなるのかということについてしらべているようです。

 水温、水の状態、時間を記録しながら観察しています。実験装置は、こんな感じです。

 黄色いテープの上のラインが元々の水面です。水が凍ると、体積が増えることが分かりますね。

 水が凍るということに自然の神秘を感じます。なぜ、凍っている途中は水温が(約)0℃で変わらないのでしょう。完全に凍るとまた温度が下がり続けるのはなぜでしょう。色々な疑問を持ってくれるといいですね。

 

雪が降った日は

  警戒級の大雪の可能性ありと言われています。昼が近づき強まってきました。

 昼休みには、こんな感じです。雪が降っているとなれば、外に出ないわけにはいかないようです。

 子供は風の子ですね。雪だるまもすでに登場しています。冷たいは冷たい、濡れるはぬれる ですが、それでも行くのが子供としてのあるべき姿かもしれません。もちろん、ほど というものは知らなければいけませんがね。

 下校時も降りやみません。明日の朝は、少し登校が遅れますが、保護者の皆様よろしくお願いします。皆様も今晩、明日朝の交通は、事故などないよう十分にお気を付けください。

卒業生リクエスト献立

今日は卒業生のリクエスト献立でした。

津田小、石川小の6年生にアンケートを取り、リクエストの多かった献立を中心に組み合わせました。献立はこちら。

ごはん、牛乳、ミルメーク、鶏肉のニラソースがけ、キムチ和え、春雨スープ

どれも人気のあるメニューです。

ミルメークは年に1回程度しか登場しませんが、人気があるようです。

他にもたくさんのリクエストがあがりましたが、調理面、栄養面なども考慮して今回はこの様な組み合わせになりました。

惜しくも、卒業生リクエスト献立に採用されなかったメニューは、2,3月の献立にしているので毎日元気に登校して、おいしい給食を食べてほしいと思います。

 

 

とちぎの愛される果実

今日はさつきランチでした。

さつきランチは鹿沼市や栃木県の特産物を使用した献立です。

県産小麦バターロール、牛乳、ニラサラダ、かんぴょうのクリーム煮、とちあいか

 

今日のタイトル「とちぎの愛される果実」とは、『とちあいか』のことです。

とちあいかは2018年に生まれた品種です。果実は切った断面がハート形で、鮮やかな赤色で光沢があります。令和2年7月に「とちぎの愛(あい)される果(か)実」という意味を込めて名付けられました。

 

 

今日のとちあいかは、JAかみつがさんから無償提供された新鮮でおいしいいちごです。

栃木県はいちごの生産量が55年連続日本一です。私たちの住む鹿沼市でも、おいしいいちごがたくさん作られています

粒の揃った、赤く艶のよいとちあいかが届きました。

さて、ここからは調理室の様子をご紹介します。

まずはパックを一つ一つ丁寧に開けていきます。

水の中で傷や汚れがないか一粒一粒確認しながら3回洗います。

洗う際に傷付けないよう、ここでも丁寧に。

洗浄、消毒、すすぎを経て、最後に食缶へ数えていきます。

写真の食缶は北犬飼中の物になります。輸送中に揺れて傷がつかないよう丁寧に並べていきます。津田小、石川小の分も同じ様に丁寧な作業で数えていきます。

素早くかつ丁寧な作業のお陰で、宝石の様に輝くとちあいかが子どもたちの元へ届きました。

 

給食の時間には、おいしいとちあいかはどの様にして運ばれてきたか、普段見ることがない調理室の様子や調理員さんの作業も交えて紹介しました。

いちご農家さん、運んでくださったJAの職員さん、調理員さんなど、様々な人の手を経て自分の手元に届いていることに感謝して、おいしく食べてほしいこと、お家の人にも今日の給食に「とちあいか」が出たことや、いちごの味の感想などを伝えてほしいことをお話しさせてもらいました。

 

子どもたちには、とちぎのいちごを紹介するチラシを全児童に配布ししています。ご家庭でも今日の給食やとちあいかの味について、話題にしてみてはいかがでしょうか。