令和7年度 日誌

三本線

  栃木県に古くから伝わる伝統的な遊びとして、この「三本線」は県教委のHPでも紹介されています。県内でもほかの地域では「中線ふみ(ちゅうせんふみ)」という地域もあるそうです。

 今日は、粕尾小学校の子どもたちも業間に「三本線」をしていました。全校児童がともに遊ぶというのはとても素晴らしい伝統です。また、全校児童が40人なので、ちょうど20人が紅白帽をかぶって白熱した遊びをしていました。先生方も全力疾走で遊んでくれていて、とてもありがたいことでした。

ちなみに、先ほども言いましたが、県教委の資料では、下記のように「三本線(中線ふみ)」が説明されていますので、ご紹介します。

 (説明)

1 3本の長い線を引く。

2 ジャンケンで2チームに分かれ、それぞれの陣地を決める。

3 「よーいどん」の合図で、それぞれの陣地から自由に出て行き、相手を捕まえる。相手を捕まえることができるのは、相手より後から陣地を出たときだけである。

4 自分の陣地には、必ず中線を踏んでもどる。

5 捕まえられた人は相手の陣地に足をつけて手をつなぎ、一列に並んで助けを待つ。相手チームの人にタッチされる前に、味方の誰かが相手の陣地につながれている先頭の人にタッチすると、全員が助かり、自分の陣地に帰れる。

6 相手チームの人を全員捕まえるか、決められた時間内に何人残っているかで勝敗を決める。

 

という感じです。

いわゆる「人がよい」人でないと楽しく遊べないだろうと、私は前々から思っていました。

とても楽しそうな子どもたち、「よい人」ばかりなのだとうれしくなりました。