令和6年度 日誌
予告なしの避難訓練(地震)
いつ起こるか分からない地震の発生に備え、子ども達が、どこにいても自分で判断して身を守れることを目指し、予告しない避難訓練を行いました。いつ行うかは伝えませんでしたが、どの学級でも、地震が起きた際、何に気を付け、どのように行動するか考える授業を事前に行いました。
昨日は、午後1時に震度5弱の地震が起きたという想定で、訓練を開始しました。昼休みが始まって10分後、子ども達は校庭で遊んだり、校内の様々な場所で過ごしたりしていました。実際に揺れを起こすことはできないので、緊急地震速報を放送で流しました。
子ども達は、その場で身を守れるような行動を取りました。緊急地震速報に気付かなかった下級生を6年生が誘導していました。
揺れが収まったので、オープンスペースに移動するよう放送をしました。震度5弱以上の地震の場合には、この後、保護者への引き渡しを想定しています。今回は、大雨・土砂災害の時と同様、保護者のお迎えをオープンスペースで待つという流れで行いました。
子ども達は、速やかに移動し、静かに自分の席で待ちました。教員が人数を確認し終わったのは、地震発生から4分後でした。
4月の避難訓練では、地震発生後、校内で火災が起きたという設定でしたので、全員、校庭に避難しました。火災が起きたり校舎に損傷があったりした場合は、校庭に避難し、震度が大きかった場合は、そこで引き渡しを行います。地震は、雨や雪の日、暑さや寒さが厳しい日に起こることも考えられます。校舎内に危険がないと判断した場合は、オープンスペースに集合します。
様々な避難パターンが考えられますが、子ども達も訓練を通して、どんな流れでも落ち着いて行動することができています。
訓練についての講評も、みんな真剣な表情で聞いていました。昨日の避難訓練も、子ども達が自分ごととして、しっかりと考えながら取り組む姿がすばらしかったです。
小中交流学習と第2回学校運営協議会
昨日、南摩中学校で、小中交流学習と第2回学校運営協議会が行われました。
交流学習では、中学1年生と、上南摩小・南摩小の6年生が一緒に国語の授業に参加しました。授業をするのは、中学校の先生です。昨日は、「意見交換をして考えを深めよう」という学習を行いました。
中学1年生と6年生が一緒に班を作り、ランダムに選んだお題について自分の考えを伝え合います。中学生が、優しく声をかけながら話合いをリードしてくれるので、6年生もたくさん考えを伝えることができました。
授業が終わった後は、各校の代表児童・生徒が、お礼のあいさつをしました。
6年生は、第2回学校運営協議会に引き続き参加しました。中学校からは、3年生や生徒会役員が参加しました。学校運営協議会の委員さん、小学生、中学生、教員で班を編成し、「Let's enjoy なんま」をテーマに、地域や学校生活を良くするための話合いが行われました。
最初は、ちょっぴり緊張していた6年生も、じゃんけんのゲームや好きなもの紹介などのアイスブレイクを通して、リラックスできたようでした。
いろいろな世代が一緒になって、南摩地区のことをざっくばらんに話し合う有意義な時間となりました。学校運営協議会の委員の皆様、お忙しい中、ご参加いただきまして大変ありがとうございました。
今日の授業から(1年生)
地震は、いつ発生するか予測ができません。どんな場所でも、自分の身を守る判断ができるよう、近々、予告をしない避難訓練を実施する予定です。
今日の1年生は、学級活動の時間に、校内で地震が起きた時、どのような行動を取るのかみんなで話し合う学習に取り組んでいました。
校内の様々な場所で、自分で判断して行動し、その後には、行動の理由やその場所で気を付けることなどを話し合うことも行いました。
「この場合は、こうするとよいのでは」と提案したり、どうしてそれがよいのか説明したり、子ども達は真剣に話し合っていて、すばらしいと思いました。
教室のロッカーの上には、上級生に教わりながら捕まえた昆虫がいました。上級生のおかげで、昆虫のことにずいぶん詳しくなってきました。
今日の給食には、ブドウが出ました。昨日、南摩地区のブドウ園さんで、中学生が収穫した「巨峰」です。甘くてみずみずしくて、おいしいブドウでした。
学習支援ボランティアさん
本校では、様々な学習場面で、学習支援ボランティアさんが来校し、子ども達の学びをサポートしてくださっています。
算数科の学習支援や、習字のサポートをしてくださるボランティアさんは、定期的に来校してくださっています。書写の時間には、習字の学習を始めたばかりの中学年の児童に、筆の運び方を直接教えていただけるので、どの子も運筆の仕方をよく理解して、文字を書くことができています。
校外学習のサポートなど、不定期に来校してくださるボランティアさんもいらっしゃいます。昨日と今日は、5・6年生の家庭科のミシンの学習を支援していただきました。
特に、5年生は、エプロンを製作するのに、初めてミシンを使います。ミシンの仕組みの理解や糸を掛けることも初めてですし、操作の途中で動かなくなるなどのトラブルが起きて困ってしまうことも、学習を始めた頃には、よくある場面です。
しかし、教員だけではなく、学習支援ボランティアさんも一緒にサポートしてくださったので、どの子も練習布の線に沿って、きれいに縫うことができました。
丁寧に教えてくださる学習支援ボランティアさんのおかげで、習字やミシンなど、初めて学習する時期に、子ども達が苦手意識をもつことなく学び、自信をつけることができています。学習支援ボランティアの皆様、いつも本当にありがとうございます。
学校保健委員会
昨日、学校保健委員会が開催され、4〜6年生の児童が参加しました。学校保健委員会は、第2回家庭教育学級も兼ねているので、保護者の方も参加されました。
今年度のテーマは、「いろいろな性について考えよう」です。子ども達が、多様な性について知り、自分の性について考えたり、自分の身の回りの人にどのような気持ちで接していくとよいのか考えを深めたりすることを通して、自分も周りの人も自分らしく安心して生活できるようにすることを目的として実施しました。
はじめに、保健・体育委員会の児童が、事前アンケートの結果を発表しました。
次に、養護教諭が、スライドで、いろいろな性があることを分かりやすく説明しました。自分の在り方について悩み、そして、それを乗り越えてきた方々が自分の経験や考えを伝えてくれる動画も見ました。
子ども達は、時に身を乗り出し、真剣に聞き入っていました。
その後、ワークシートに自分のことを振り返って書き込んだり、動画に出てきた方が自分の友達だったとしたら、どのような声掛けや行動をするのか考えたりしました。どのような声掛けや行動をするのかについては、他の学年の友達や保護者の方と話し合いました。
「男らしく」「女らしく」「普通だったら」「みんなと同じにしなければ」ではなく、誰もが「自分らしく」あることが大切だということを踏まえながら、どのグループも話し合っていたのが印象的でした。
この時間で考えたことを、今後も生かしながら生活していってほしいと願っています。
栃木県鹿沼市油田町1000
電話 0289-77-2014
FAX 0289-77-3236
アクセスは下のQRコードをご利用ください。