2020年6月の記事一覧

クラスごとの清掃にしました

 今まで縦割り班で行っていた清掃を当分の間クラスごとで行うことにしました。もちろん縦割り班のメリットも多いのですが、新型コロナ感染症対策として全学年にまたがる活動を行わない方が良いとの判断からクラスごとの清掃にしました。その結果、今まで高学年に頼っていた子どもたちが任された仕事を自覚したり、中には班長を任された低学年の子どもが反省ができたことを喜ぶ姿も見られるなど、思わぬ効果もありました。
    

サツマイモの苗植え

 今日は、1年生がサツマイモの苗植えを行いました。例年だと5月中に行っていましたが、今年は今日までギリギリ延ばして実施しました。本格的に学校生活が始まってまだ2日目ではありますが、1年生は頑張って活動していました。本校の特色の一つであるふるさと活動の一つで、地域の農家の方のご厚意により畑をお借りしてサツマイモを植えています。サツマイモを植えることはもちろんですが、地域の方々との交流も活動の目的の一つです。畑は休業中に1年生と特別支援の先生たちが畝を起こし、マルチを張ってくれました。担任の先生から「マスクはしたまま活動するけれど、暑くなったら外していいこと、水筒の水も飲んでいいこと」などの話を聞いた後、農園活動担当の中村先生から苗の植え方を教えてもらいました。子どもたちは注意を守り、丁寧に苗を植えていきます。1時間ほどですべての苗を植え終わりました。秋にはたくさんのサツマイモが収穫できるはずです。
     

初めての給食

 2年生以上にとっても2か月ぶりの給食です。1年生にとっては初めての給食。ましてコロナ感染症対策として、今までとはかなりちがった給食の様子でした。職員にとっても初めての試みでしたが、大きな混乱もなく給食を行うことができました。教室を回ると、全員が前を向き、一言もしゃべらずに静かな中での給食でした。水を打ったような静けさの中で、音もたてずに食べている子どもたち。その場にいるこちらまで緊張してしまうような静けさでした。楽しく会食して食べることができるようになるまで、まずはこの新しい生活様式の給食を続けていくことが大切なのだと思います。
     

6月1日 学校再開

 300人からの子どもたちがほとんど同じ時刻に集まってくると壮観です。今日から学校がもとの形で再開し、全校児童が顔をそろえました。全員が一堂に会すのは今年度初めてのことです。4月10日の入学式は1年生は入学式のため、保護者の方と登下校しましたので、通学班が全部動き出したのは初めてです。高校生も一斉の登校が始まったようで、歩道は小学生と高校生であふれていました。そんな中で、先日の登校日、下校の小学生と高校生が一緒になってしまいました。高校生は自転車を降りてりて自転車を押し始め、小学生の後ろからついていく形になりました。文句も言わず、自転車を押す高校生の姿に下校指導をした職員が感心しきりでした。思わず、「ありがとう」と声を掛けましたが、聞こえたかどうか…。心の優しい東高校生に心温まるひと時でした。
 さて、今日の子どもたちの様子ですが、授業を見て回ると、机の間隔をあける以外にも、3密を意識した授業が行われていました。いつもと少し違う内容ではありますが、子どもたちは楽しそうに授業に取り組んでいました。
  
体育の授業から  腰に付けた紐を取り合います

  
理科の授業から 校庭でグループごとに分かれて活動します。