令和6年度 日誌

あなたならどう言う?

  4年生の教室をのぞいてみると興味深い内容が国語の授業が行われていました。

 「あなたならどう言う」とは、どうしましょう。

 教科書のシチュエーションに合わせて、どんな言い方をすればいいのかを考えているようです。

 「友達を家に呼んだ姉が、棚のものを散らかしてているかのように見える弟に、片付けるようにと話している」ようですが、「弟は、棚を片付けようとして、ものを出したところで、姉の友達が来るなんてしらない」とのことです。ここは、姉の立場に立って言い方を考えました。 

 それぞれが考えたことを近くの友達を交流して!

 友達の考えた言い方はどう?と尋ねると、「自分と似ている」「こういう言い方もあるのか」などの答えが返ってきました。

 ワークシートはこんな感じです。

 相手の状況、気持ちを理解して会話をするのは案外難しいものです。意見交換をしながら自分の考えと共通点を見つけたり、新たな考え方を知ったりして学習は進みました。

 手を挙げて自分の考えをしっかりと言える4年生たちです。

  教室の後ろには自主学習コーナーがありました。友達の取組みを参考にしてどんどん自分の学習の幅を広げていってください。

 

 

今日のあれこれ

  保健室になにやら人影多し。

 病院の診察室のようになっていました。今日は5年生の「小児生活習慣病健診」の日でした。血圧、血液検査など大人がやるのと同じような検査が、保健衛生事業団の皆様により行われました。「どうかなぁ」と思い子供たちに聞いてみると、「痛くなかった」ほっとした様子でした。

  検査結果は後日、子供たちを通じてご家庭に配付されます。また、子どもたちには、生活習慣病や健康的な生活習慣についての講座が開かれます。生活改善に役立てていきましょう。

 

 その5年生の1クラス、次の時間には算数の授業でした。採決注射のショックもなく活発に取り組みました。人数が少ないようですが、少人数指導ということで2教室に分かれてやっているうちの一つなので学級の半分ぐらいの人数です。

 今日のテーマは、「どんな四角形でもすき間なく並べることができるのか?」ということでした。

 「どんな四角形でもすき間なく敷き詰められる」と予想する子がほとんどでした。さて、その理由は?

 自分で考え友達と検討し、全員で話し合い、「分かった」と感じられたときのうれしそうな声が上がりました。

 四角形の内角の和が360°であることが説明のヒントになりますが、大人の皆さんも考えてみてください。

 

 なかなか面白い授業だったな、と思いながら、職員室に戻っていくと、元気に外を走る2年生の姿、どうやら次の時間は体育のようです。

 これは「ツバメ」という技だそうです。

 「ブタの丸焼き」に「布団干し」「前回り降り」「逆上がり」など上手にこなす姿が見られました。

 「足をかけて逆さにぶら下がり、足の間で手をクロスさせて、足を鉄棒から話すことで自然に体が180度回転したところで、また足を鉄棒にかけ、今度は地面に手をついて降りる」という技の降りるところです。(分かりますかねぇ)

 雨が上がり、熱中症警戒アラートも運動禁止にならない幸いの曇り空、元気に運動する2年生たちでした。

リーバス乗車体験(2年生)

  2年生のリーバス体験学習です。鹿沼市交通対策課の皆様による出前授業となります。

 まずは、リーバスについてのレクチャーを受けて、

 乗車体験ですね。公共交通機関の使い方は市民として必須の知識になりますので、2年生の段階で学んでおくことは有意義なことです。本物のリーバスと運転手さんがいらっしゃっています。

 バス停の使い方、行き先をどう判断するか、バスから降りたいときはどうするか、料金の払い方など、校庭を使っての乗車体験で学んでいきます。

 どうやらバス停もあるようですね。「ヨークベニマル前」って書いてありますがまさか本物?ひょっとしたらこの時間帯は、「ヨークベニマル前」からリーバスを利用できないかもしれません。

 つり革にはまだ早いようです。大きくなあれ!

 リーバスには車いすで乗車するお客様も安心して乗れるように工夫がされています。

 車いす乗車体験ですね。

 バスのエンジンってこんなところにあるのですね。実際に動く様子に魅了される子もいるのではないでしょうか。

 きれいなバスですね。イチゴをモチーフにしたデザインで鹿沼市をアピールしています。

 みどりが丘小学校の子供たちは、リーバスが使える環境にあります。社会勉強として、またお子様の

自立を促す体験学習として、親子でリーバスを利用するなど休日のご家庭のイベントに利用してみてはいかがでしょうか。

6年生 ✖️ KLVさん

  KLV参画授業です。KLVさんには、各学年の国語の授業の中で、文学的な教材を扱う単元で作品の読み聞かせを行っていただいています。鑑賞する場を設定していただき情感のある読み聞かせをしていただいて児童の作品鑑賞能力の向上に大いに貢献していただいております。

 

 今回の教材となる作品名は、

 宮沢賢治の「やまなし」でした。

 これは、もう私が小学生の頃も教科書に載っていた作品ですから、知らない人はいませんね。

 この後、授業で「イーハトーブの夢」(これは宮沢賢治の伝記)と「やまなし」を読み進めていくことになります。

 「やまなし」という作品は、寓話です。一見、童話ふうのこの作品を通して宮沢賢治が伝えたかったメッセージがあります。大人の皆さんはぜひ、これを機会に「やまなし」を読み返してみてください。(立場上宣伝はできませんが、youtubeで朗読をしている方など数多くがいらっしゃいます。)小学生の時には、見つけられなかったこの作品の新たな意味が感じられるかもしれません。

 続いての作品は宮沢賢治つながりで「注文の多い料理店」でした。こちらは、「やまなし」に比べて分かりやすい話ですが、これもまた、宮沢賢治の人生観、生涯を通して追求したことがメッセージとしてのせられている作品だと思います。

 KLVの皆様、ありがとうございました。今回の読み聞かせが6年生の学習に良い影響を与えたことは言うまでもありません。

 「注文の多い料理店」では、謎の店主からの注文が重なるにつれて、その意味を読み取り、どきどきしている様子が6年生たちの後ろ姿から感じられました。

 大人の皆様は、「注文の多い料理店」もこれを機会に読み直してみてはいかがでしょうか(これもyoutubeで検索すれば・・・)いつもの生活にちょっとした刺激を与えてくれるのではないかなと思います。

 

 2年生のリーバス体験については、明日、アップロードしますのでお楽しみに!

稲刈り(5年生)

  5年生が4月に種蒔きをしたもち米の収穫を行いました。良く晴れた日です。まさに稲刈り日和です。一般的な稲刈りのイメージより気温が高すぎる(暑い)感じはありますが・・・

 いつもお世話になっている稲作指導ボランティアの先生に刈り取り方、まとめ方を教えていただいて、早速、収穫開始です。

 身近に田んぼはありますが、こうして自分の手で刈り取って稲のにおいや手触りを感じたりする機会はあまりありませんね。貴重な経験です。

 ペア学年の2年生が見学に来ました。

 早速、稲の束を見せに行く5年生たちでした。

 たわわに実った米の1粒1粒が稲穂にきれいに並んで、重そうに垂れ下がる姿はとても美しく見えます。

 小さな田んぼなのですが、手で収穫するとなるとなかなかに大変なものですね。

 はぜ掛けして乾燥させ、脱穀、籾摺り、精米とお米になるまでには、まだまだ作業が残っています。私たちの主食となる米ですから、その作られ方を知ることは、とても大切!田んぼの準備から種蒔き、収穫に至るまでの管理を面倒見てくださった稲作指導の先生には、感謝しかありません。ありがとうございます。まだ、先の工程もあるのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

 ちょっと遅れ気味のHP更新になっています。実は、これは昨日の出来事でした。今日は「バス乗車体験」「KLV参画授業6年生」などがありました。明日のアップロードとしますので、お楽しみに!