鹿沼市立清洲第二小学校は、新しい時代を拓く、確かな学力を身につけた、心豊かでたくましく生きる子ども【かしこい子 やさしい子 たくましい子】の育成を目指します。
日誌
大なわ大会
2月8日(月)に、なかよし班による「大なわ大会」を開催しました。
今年度は、感染症対策のため、6年生が考えた「前の人が跳んだら、連続ではなく1回空けて跳ぶ」「前の人と間隔を空けて並ぶ」というルールのもと、大なわ大会を行いました。
事前の練習では、予定していた練習だけでは足りないと感じた6年生が全校児童に声をかけ、何度も練習を重ねていました。練習中には、上級生が下級生に上手に大なわを跳ぶためのコツを教えてあげたり、跳びやすいように縄を回すスピードを調節したりする姿が見られました。また、大なわを跳ぶことに夢中になってしまい、友達との距離が近くなってときには、子供たち同士で声をかけ合う様子も見られました。徐々に、今までなかなか跳ぶことができなかった児童も、少しずつ跳べるようになっていきました。
大会当日は、6年生の進行のもと、より多くの回数を跳ぼうと、各班が一生懸命に大なわを跳んでいました。練習の成果を十分に発揮できていたのか、笑顔で活動している児童が多かったです。
6年生が中心となって行う最後のなかよし班活動でしたが、児童同士がよりよい関係をつくるよい機会となりました。
租税教室
1月19日(火)、6年生を対象に、鹿沼市役所税務課の設楽様、森林様を講師として「租税教室」を行いました。
まず、「税金がなくなったら私たちの暮らしはどうなるのか」をシュミレーションしたDVD視聴しました。
その後、小学校、ゴミ処理場、図書館、デパート、コンビニなどの施設から、税金で作られているものはどれかを話し合いました。税金により、警察や消防署、小学校や図書館などの公共施設が成り立っていること、道路や公園が管理されていることが分かりました。
この租税教室を通して、税金は、すべての人々が便利で、安心して幸せな暮しができるように使われていることを学ぶことができました。子供たちからは、「税金が大切だということが分かった。」という感想が聞かれました。
終業式、始業式 そして
今年度新たな試みとして、2学期の終業式と、3学期の始業式をリモート形式で行いました。今話題となっている「zoom」というソフトを使って、各教室をインターネットでつなぎ、児童の発表や、校長からの話を各教室の大型テレビに映すというやり方です。
それぞれの教室が大型テレビに映し出された瞬間、児童からは歓声が上がりました。内容は今までと変わりません。それぞれの発表を自分の教室で聞くため、児童の集中が途切れてしまわないか心配していましたが、みんな姿勢正しく発表等を聴いていました。
来年度からは児童が一人一台、タブレット型パソコン(ipad)を使用できる予定です。想像したくはありませんが、再び学校を休業せざるを得ない場合に備え、職員にとっては、リモート授業を行えるようになるための研修の機会ともなりました。
世の中暗い話題が目立ちますが、清二小にとってうれしいニュースがありました。3学期より、転入生として5年生に新たな仲間が増えたことです。短い3学期ではありますが、児童38名と教職員しっかりと(心の)スクラムを組んで進んでいきたいと思います。
持久走大会
子供たちは、それぞれが自分の目標を立て、その達成に向けてこの日まで練習に臨んできました。
当日は、あいにくの曇り空で気温が低い日ではありましたが、予定通りにスタートをすることができました。
まずは、1、2年生のスタートです。1年生にとって初めての持久走大会でしたが、みんな元気よくスタートをしました。約1㎞という距離でしたが、全員が諦めることなくゴールをすることができました。
次は、3、4年生です。1、2年生と比べて、約1,5㎞と走る距離が長くなっています。しかし、最後まで誰一人歩くことなく、全員がゴールできました。
最後は、5、6年生です。距離は最も長く、約2㎞あります。最後の出走ということで準備が難しかったと思いますが、全員が無事にゴールすることができました。
交通安全ボランティアに御協力くださった保護者の皆様、参観してくださった保護者の皆様のおかげもあり、無事に持久走大会を行うことができました。たくさんの御声援と御協力をありがとうございました。
人権教育講演会
11月9日(月)、6年生を対象に、部落解放同盟栃木県連合貝の大島様を講師として、「人権教育講演会」が行われました。
講師の方から、江戸時代から続く身分差別について、差別の起源や実態、その差別が今の社会にも残っていることなど、詳しく説明していただきました。
また、現代社会が、男女差別、外国人差別などの様々な差別を抱えていること、その差別がいじめにもつながることなどを教えていただきました。
講話から、差別をなくしていくにはどうしたらよいか、考えることができました。
清二小まつり
今年度は、感染予防のため(という言葉がいつも始めに付いてしまうのが残念です)、参観者を各家庭2名までに制限させていただき、内容も、学習発表のみと、規模を縮小して実施しました。
十分な準備の時間も取れない中ではありましたが、児童自身による思考や工夫が十分に発揮された発表にしていくことを目指しました。簡単ではありますが、発表の内容をお知らせいたします。
〇1年生「『大きなかぶ』の音読劇」
司会の合図の後、担任からの指示がなくとも、自分たちで考えてステージに立ち、立派に発表しました。友達と相談しながら作ったという小道具の数々も見事でした。
〇2年生「生活科見学の発表、詩の音読、リズム演奏」
2学期に生活科の学習で見学してきた「郵便局の仕事」についてまとめたことを発表しました。1年生の時は、恥ずかしがらずに発表できるか心配でしたが、今年度は堂々と発表できていて、安心して見られました。
〇3年生「『ちいちゃんのかげおくり』の音読劇」
発表する3年生9人で登場人物をどのように振り分けるのか、よく考えていました。体育館の高い窓のところに「かげおくり」の絵を掲示するなど、作品の世界をどのように表現するかがよく考えられていました。
〇4年生「『ごんぎつね』の音読劇」
ごんが兵十に鉄砲で打たれてしまった後に互いを理解できたという、悲しい結末で終わるのでなく、自分たちで考えたアナザーストーリーも発表していました。
〇5年生「海から広がる世界」
茨城県での臨海自然教室をきっかけにして抱いた、海に関する疑問について調べたことを発表しました。海なし県に住む児童にとって、臨海以前教室での体験は、貴重な学びとなったことが分かりました。
6年生「Go To 福島」
今年度、感染症対策のため初となる福島・山形方面への修学旅行で、訪問した場所のことについて調べたことを発表しました。それまで、ずっと発表を聴き続けていた低学年児童にも配慮して、クイズを出すなどの工夫も見られました。
修学旅行
10月21日(水)、10月22日(木)1泊2日の日程で、6年生が、南摩小と合同で、福島・山形方面へ、修学旅行に行ってきました。
〈1日目〉
保護者の方や先生方に見送られ、待ちに待った修学旅行がスタートしました。バスの中で、ガイドさんから見学地の説明をしてもらったり、クイズを出してもらったりしているうちに、最初の見学地の「あぶくま洞」に到着しました。
ひんやりとした洞内に入ると、最初に「妖怪の塔」が見えました。子供たちは、「本当の妖怪みたいだ。」と歓声を上げていました。早い時間だったためか、洞内はすいていて、「きのこ岩」「樹氷」「クリスマスツリー」など、長い年月をかけて作られた自然の力による造形美を、じっくりと見学することができました。
次に、山形県米沢市に向かいました。子供どもたちがとても楽しみにしていた、「ランチタイム」です。高級感のある店内に案内され、緊張しながら、スープやサラダを食べました。メインの「ステーキ」や「ハンバーグ」が出されるころには、緊張も和らぎ、満面に笑みを浮かべながらおいしくいただきました。デザートもついて大満足でした。
その後、上杉神社を見学し、お土産を購入しました。自分の物は後回しにして、家族の顔を思い浮かべながら、誰にどんなお土産を買うか考える姿が微笑ましかったです。
ホテルでは、夕食後に「赤べこの絵付け体験」を行いました。見本にとらわれることなく、子供たち一人一人が思い思いの「赤べこ」を仕上げていて、その発想の豊かさに驚かされました。
部屋に戻ると、今日の振り返りをしたり、友達とのおしゃべりを楽しんだりしながら過ごしました。消灯時間が過ぎたころには、子供たちは静かに眠りについていました。
〈2日目〉
2日目は、会津若松市に向かいました。最初に、鶴ヶ城を見学しました。巡回バスの時間の関係で、お城の中をじっくりと見学することができずちょっと残念でしたが、城の展望台から会津の町を一望することができました。
次は、いよいよ班行動の始まりです。会津巡回バスに乗り、最初の目的地である「会津武家屋敷」を目指しました。「会津武家屋敷」は、江戸時代末期の家臣の屋敷を再現したものです。当時の武士の生活だけでなく、会津の人々の暮らしぶりも知ることができたようです。
「会津武家屋敷」を見学した後、七日町に向かいました。七日町駅に到着後、集合場所と時間を再確認して、担任とも離れ、子供たちだけでの行動になりました。予定では、徒歩で集合場所に戻ってくることになっていましたが、時間の関係で巡回バスを利用することにしました。どんなお店に行くか、何時のバスに乗るかなど、変更するところは、6人で話し合って決め、無事に全員笑顔で戻ってくることができました。2時間余りの班行動でしたがが、自分たちで考えて行動できたことは、大きな自信になったことでしょう。
修学旅行では、幕末の歴史や県外の地域について学んだり、自然の偉大さを感じたりすることができました。そして、自分たちで考え、仲間と協力して行動することで、すばらしい思い出を作ることができました。
保護者の皆様には、たくさんの御協力をいただき、ありがとうございました。
「みんなのもとへアートを届けます!展」
川上澄生美術館では、今年度、新型コロナウィルス感染防止のため制限されている校外学習の支援と、美術鑑賞の機会提供を図ることを目的として、所蔵する作品を市内小中学校で展示する事業「みんなのもとへアートを届けます!展」が実施されております。
本校では、11月2日(月)から月10日(火)までの間、図工室を会場に「みんなのもとへアートを届けます!展」が設けられ、川上澄生美術館木版画大賞受賞作品等7点が展示されました。
11月5日(木)、川上澄生美術館の原田学芸員様を講師として、3・4年生を対象に、作品の鑑賞授業を行いました。その授業の様子をお伝えします。
絵画を鑑賞するポイントは3つあるとのことでした。
1つ目は、絵画を見た第一印象をもとに絵画を鑑賞することです。「この絵は迫力があるな。なんでだろう。」などと、理由を考えてみるとよいそうです。
2つ目は、色や形を見ることです。「何色を使っているかな。」「どんなものが描かれているかな。」などと考えながら鑑賞すると、作品への理解が深まるそうです。
3つ目は、作品の細かいところまでじっくり見ることです。「この動物の毛並みはどうやって描いているのだろう。」などと、名探偵になった気持ちで細部まで鑑賞をするとよいそうです。
御指導によって鑑賞の方法を身に付けた子供たちは、作品を遠くから眺めてみたり、ぎりぎりまで作品に近づいて細部を見たり、足を開いて股の間から逆さ向きに鑑賞してみたりと、さまざまな方法で鑑賞することを楽しんでいました。
本物の作品とゆっくり向き合って、子供たちはそれぞれが何かを感じ取ったようです。
5年臨海自然教室
9月30日(水)から10月1日(木)、5年生が、粟野小の5年生、粕尾小の5・6年生と合同で、とちぎ海浜自然の家で行われた、臨海自然教室に行ってきました。
〈1日目〉
自然の家に到着後、学校ごとの班で、「館内ウォークラリー」を行いました。清二小は、赤白の2班に分かれました。白組は、施設の方が隠して設定した時間ぴったりにゴールし、見事200点満点で1位でした。赤組も、196点という高得点で、3位になりました。
午後は、参加校混合の活動班で、砂浜活動・「砂の造形」を行いました。
まず、「潮くみリレー」を行いました。ひしゃくを持って、寄せる波の水を汲み、バケツに入れました。最初は、うまく海水をすくえませんでしたが、徐々にたくさんの海水がすくえるようになりました。リレーは、大いに盛り上がり「○○君、がんばれ。」と、班ごとに応援の声が聞かれ、班のみんながまとまっていく様子が伝わってきました。
次の「砂の造形」では、班員で意見を出し合い、何を作るかテーマを決めました。砂山をたくさん作った班、大きな船を作った班、お城を作った班など、みんなで協力し、創造力豊かな作品をつくり上げました。子供たちは、目を輝かせながら、楽しそうに制作活動に取り組んでいました。
〈2日目〉
午前中は、「塩作り」を行いました。火加減や鍋の様子に注意して、作業をしなければなりませんでしたが、班の人たちと分担・協力をしながら活動しました。できた塩は、班員で分け合いました。子供たちは、「家に帰ったら、これでおにぎりを作ってもらおう。」などと言いながら、大事に袋にしまっていました。自分たちで塩を作ることができたという達成感を味わうことができたと思います。
午後は、「貝の根付け作り」を行いました。小さな貝に布をつけることなど、細かな作業に苦戦する様子も見られましたが、作っていくうちにコツをつかんだようで、終了予定時刻より早く完成させることができました。できた作品を見ながら、「これは、だれのお土産にしようかな。」と考える姿が、微笑ましかったです。
臨海自然教室では、自分たちで考えて進んで行動することや、他校の人たちと協力して活動することができました。子供たちが楽しみにしていた、海辺での活動も体験することができ、思い出に残る2日間となりました。
保護者の皆様には、たくさんの御協力をいただき、ありがとうございました。
1,2年生 遠足
科学館では、1、2年生混合の3人グループで行動しました。自転車をこいで発電するものや、友達と協力をしながら自動車を操作するもの、自分が作ったキャラクターが壁に映し出されるものなど、多くの展示物を楽しみました。自分たちで時計を見て行動し、集合時刻には全ての班が集合場所に集まることができました。(素晴らしいです!)
新型コロナウイルス感染症対応のため、体験できない展示物もありましたが、班で協力をしながら、多くの展示物で科学についての経験をすることができました。
愛情いっぱいのおいしいお弁当とおやつを食べた後には、冒険広場にあるアスレチックや大きなすべり台で遊びました。様々な形のどんぐりを拾うなど、季節の移り変わりを楽しむ児童もいました。今回の遠足は第一小学校と合同で実施したため、幼稚園や保育園の頃の友達とも会えて、ひさしぶりの友達とも遊べたことも楽しかったようでした。
科学の素晴らしさを実際に体験して感じたり、多くの友達と思い切り遊んだりと、学校の外でたくさんの楽しさを味わった1日になりました。
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