日誌

2020年11月の記事一覧

22日 ナンバーワンよりオンリーワン

22日の魔法の日めくりメッセージです。

ナンバーワンよりオンリーワン ~自分の好きなところを3つ見つけよう!~

自分のことをもっと、好きになりましょう!
沢山、素敵なところがありますよ。
親子で素敵なところを
見つけ合いっこしましょう。
素敵なところを発見することに意味があります。
苦手なことを直そうと思うより
素敵な所を深めましょう。

自分を好きになると自信が持て、
もっと可能性が広がり、もっと素敵になりますよ。


 2学期16週目の日曜日です。ウイズコロナの時代で、新型コロナウイルス感染症によるストレスに適応できるようなってきましたか?!親子で過ごす時間が長くなると、子どもたちの素敵なこと(よさや頑張っていること等)を当たり前と思わずに見つめ直すことが求められています。お子さんの素敵なことをいくつあげることができるでしょうか?苦手なことや課題となるところは見つかりやすいものです。マイナスな言葉がけでは子どもも大人もよくありません。子どものやる気や自信を育むためにも、頑張りの過程をほめたり、認めたりして伸ばしてください。プラスの言葉をかけてください。

自己肯定感をつけるには?⓯

⓯「強み」に注目する —注目すれば伸びていく

「幸福」の研究で有名なペンシルベニア大学のマーティンセリグマン教授は、「幸福な人生を送る人は自分の強みを知っていて、それを使っている」といいます。ポジティブ心理学者のリーウォーターズ教授の調査では、「強みに注目するタイプの親」をもつ10代の子どもには、次のような心理的な特徴が見られました(『ストレングス・スイッチ』光文社)。

・人生に対する満足度が高い

・喜びや希望といった、ポジティブな感情が大きい

・自分の強みをよく理解している

・強みを生かして、宿題を締め切りに間に合わせる

・強みを生かして、友だちとの問題を解決する

・積極的な方法でストレスを解消する

・日常的なストレスをあまり感じない

親が子どもの強みに注目すると、子どもの自己肯定感が高まることがわかります。

 

 「強み」に注目するにはどうすればいい?

(1)ネガティブな思考に気づく

私たちには、自分の弱点に関して、うまく見過ごすという無意識の心理メカニズムが働いています。また厄介なのは、受け入れたくない自分の弱点を、無意識のうちに相手に押しつけてしまうことです。これは心理学では「投影」と呼ばれるもので、わが子のためと言いながら、じつは自分の願望を子どもに託してしまうのです。さらに、脳は本来、正しいものよりも間違ったものにすばやく、頻繁に気づくように設計されています。親は無意識に、子どもの強みより弱みや欠点に目が向いてしまいがちであることを自覚しておきます。

(2)「強みモード」に切り替える

ネガティブ思考から抜け出せず子どもの弱みや欠点しか目に入らないときには、「脳内を意識的に『強みモード』に切り替える必要がある」とウォーターズ教授はいいます。「強みモード」に切り替えるためには、①数回、深呼吸し、②「強みはあるが、ただ隠れているだけ。強みを見つけるスイッチを入れよう」と自分に言い聞かせます。脳は意識を向けるところにエネルギーが流れるため、意識的に強みに目を向けるようにしていれば、自然と子どもの強みに関心が向くようになります。

(3)観察する

ウォーターズ教授によると、強みには次の3つの要素があります。

・得意:同じ年齢の子どもより、うまくできるか。すぐに上達したか。

・熱意:イキイキとして熱中しているか。

・頻度:空いた時間に何をしていることが多いか。

上手にこなせると子どもはうれしくなり、ますます熱中してもっと積極的にやろうとします。こうして強みの3要素は好循環を生み、強みをさらに伸ばしていきます。

3つを満たさずたとえば「得意」というだけで子どもにその活動を押しつけても「それは強みに見えるだけで、本当の強みではない」とウォーターズ教授は指摘します。

(4)見方を変える

弱みや欠点に見えることも、とらえ方を変えれば自分の強みだと思えるようになります。コップに水が半分入っているのを「半分しか入っていない」と見るか、「半分も入っている」と見るか。「ものは言いよう」なのです。これを心理学では『リフレーミング』と呼び、実際に心理療法で使われています。

リフレーミングの例

・あきっぽい→環境にすぐなじめる/好奇心旺盛

・いいかげん/のんびり→おおらか

・落ち着きがない→子どもらしい/元気

・臆病/優柔不断→慎重/用心深い

・反抗的→自立心がある/自分の意見がある

・勉強嫌い→勉強以外に好きなことがある

・忘れっぽい→こだわらない/新しいことにチヤレンジする

(5)強みをピックアップして伝える

子どもの強みをひとつ選んで、その強みを1週間見守り、気づいたことを子どもに伝えます。「がんばって宿題をしていたね。粘り強くてまじめなところに感心したよ」「妹の着替えをてつだってくれてうれしかったわ。思いやりがあるのね」といった言葉をかけます。あるいは子ども自身に自分の強みをひとつ選ばせ、その強みがとてもよく表れていると思う体験談を教えてもらうのも、子どもが自分の強みを自覚するきっかけになります。

21日 会話は子育てのキーワード

21日の魔法の日めくりメッセージです。

会話は子育てのキーワード ~ゆったり、お喋り、楽しもう!~

お喋りは楽しいものです。
その中で、子どもの事をもっと深く知る、
親の事をもっと知ってもらう。
楽しい会話の中で、認め合う関係、
喜びも悲しみも共有できる関係、
相談し合う関係が作れます。

毎日が忙しい日々。
すこし、ゆったり、のんびりと会話を楽しみましょう。


 2学期15週目が終わり、3連休になります。話を聴いてもらえたという安心感がよりよい関係性を築きます。一緒にお風呂の中での会話はゆったりした中で楽しむことができます。会話の中で大切にしたい言葉は、「ありがとう」と「うれしい」などです。「〇〇のお手伝いをしてくれて、ありがとう!」「お母さんはうれしかったよ!」「お父さんは〇〇したんだって聞いたよ。ありがとう!」子どもにエネルギーを与える言葉です。

自己肯定感をつけるには?⓮

⓮「小さな喜び」を味わう ―つらさに打ち勝つ「お楽しみの貯金」

日々の生活の中で小さな喜びを味わうことは、ポジティブな感情を引き出してくれます。ハーバード大学元講師のポジティブ心理学者、ショーンエイカー博士によると、ポジティブな感情が湧き起こると視野が広がり、ストレスや不安に対する強力な毒消し効果が得られるそうです。

メルボルン大学のポジティブ心理学者、リーウォーターズ教授は、こうした小さな喜びを「お楽しみの貯金」として蓄えておけば、つらいときにもその思い出をひっぱり出して気持ちを立て直せるといっています。

 

「小さな喜び」を味わうにはどうすればいい?

(1)五感を働かせる

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚を意識すると、身近にある喜びを見つけやすくなります。「レーズンエクササイズ」は、五感を研ぎ澄まし、気持ちを落ち着かせるのに効果があるといわれ、アメリカの多くの学校で取り入れられています。ゆったりと座り、レーズンをつまみ、初めて見るものだと思ってよく観察します。形、色、弾力や匂いを確かめます。じっくり観察した後はロに含み、最初は喃まずに舌の上で転がして、風味や舌ざわりを感じてみます。

それからゆっくり噛んで味わってから飲み込みます。のどを通っていく感覚も意識しながら、お腹の中に運ばれていく様子、それが血液になって体の隅々にまで届く様子、骨や筋肉に変わっていく様子を想像します。レーズンの代わりに、チョコレートや梅干しなどでもOKです。

(2)「目隠し」をして食べる

人間の感覚は、その8割を視覚に頼っているといわれます。その視覚を遮断すると、他の感覚が敏感に働き、ふだんは気づかないような喜びに出合うことができます。スイスで始まった「ブラインドレストラン」のコンセプトは世界に広まり、日本でも取り入れているお店がありますが、これはアイマスクをして食事をすることで、食材の新たな魅力に気づく試みです。

何を食べるのかが見えないだけに、他の人が食べている音にも注意が向くので、聴覚も使います。子どもと一緒なら食材の当てっこや食べ比べをするなど、ゲーム感覚で楽しめます。

(3)「スクラップブック」をつくる

アメリカのロヨラ大学の社会心理学者、フレッドブライアント教授によると、過去のいい思い出は現在の幸福感を高めてくれるそうです。過去を思い出すひとつの方法として、ブライアント教授は、「スクラップブックづくり」を勧めています。昔の写真を1枚ずつ見ていきながら、楽しい思い出を彩るページを子どもと一緒につくることで幸せな気持ちになれ、楽しい会話が弾むといいます。

(4)人に与える

カナダのブリティッシュコロンビア大学の研究では、人間は生まれつき、他の誰かに何かを「与える」ことで幸福を感じるのだそうです。2歳未満の幼児でも「自分が人に何かをしてあげたときに、してもらったときよりも強い喜びを示す」ことがわかっています。

家のお手伝い、弟妹やペットの世話、おこづかいからの募金など、自分が誰かの役に立つという経験は、子どもにとって喜びになるものです。

20日 すべては一つ

20日の魔法の日めくりメッセージです。

すべては一つ ~トイレへ行ったら①流そう②ふたを閉めよう③手を洗おう~

複数のマナーを守ることが出来るようになると、
あらゆることは繋がっていて、
すべては一つだと分かるようになります。

今日は、20日目、
少し高度なことにチャレンジしてみましょう!


 2学期15週目も週末の金曜日です。6年生は修学旅行の2日目です。元気なあいさつでエネルギーをもらうことができます。ご家庭内でのあいさつはできていますか?起きてきてお家の方からあいさつをするのか?子どもからするのか?あいさつができる子は、向社会性があると言えます。あいさつを元気よくできる子は外向的志向があり、心が安定していると思います。また、学習に向き合う力を持っています。登校時に遠くから元気なあいさつをもらうと、1日の元気をいただきます。家庭や地域においても、元気なあいさつができるように励ましてください。あいさつはすべての活動のエネルギーです。あいさつができる子をみんなで育んでいきましょう。