西小学校のスローガンは、「 全力・挑戦・ありがとう」 です。
2021年2月の記事一覧
おすすめの本より❼
Q:友だちが少ない
A:友だちは多くいるからいいというわけではないんだよ
解説:『我と汝』
マルティン・ブーバーは『我と汝』という本で自分と他人の関係について説明してくれているよ。その本の中で「会う」という言葉が出てくるけど、その言葉の中に、友だちとの関係を教えてくれるヒントが隠されているんだよ。「会う」という言葉は正確に言うと「会う (meet)」 と「出会う(encounter)があって、このふたつの言葉の意味はまるで違うんだ。
マルティン・ブーバーは「出会う」という言葉を「私とあなた(I and You)」と表現している。 一方、「会う」という言葉は「私とその他(I and It)と表現している。少し難しい話だけど、「私とあなた」の関係性こそが友だちで、「私とその他」は単なるクラスメイトや知り合いのことなんだ。つまり、友だちの価値は人数では決まらない…ということだよね。だから友だちの数で悩まずに「私とあなた」になれる深い友だちを大切にしようね。
体力をつけるためには?❼
❼ 「お弁当」をつくる ー愛情をこめつつ、手間は少なく
子どもたちはお弁当の時間、つくってくれた家族の話をすることが多いといいます。お弁当は、一緒に食卓を囲めないときの家族の絆。子どもはそれをお弁当を食べながら感じているのです。とはいえ、忙しい朝のお弁当づくりは負担に感じるもの。愛情はこめながらも、できるだけ負担なくつくりたいところです。そのためには、お弁当のパターンを決めておくと便利です。
賢く「お弁当」をつくるにはどうすればいい?
(1)ちょうどいい量をバランスよく詰める
管理栄養士の牧野氏は、「詰める割合は、表面積を主食:主菜:副菜=2 :1:1にするのが基本」だといいます。弁当箱は、幼児は300〜400ml、小学校低学年なら500〜600ml、高学年なら600〜700mlの容量のものを勧めています。弁当箱のサイズが1ml分大きくなると、入るお弁当のエネルギーも約1kcal増えるので、弁当箱のサイズ(ml)は必要なカロリーの量(kcal)とほぼ同じです。主食はパンでもよいのですが、ごはんはパンに比べて脂質が少なく塩分がないため、よりヘルシーです。できればごはんを詰めることを基本にします。
(2)彩りは5色を目安に
小さな子どもほど「目で食べる」といい、色は子どもの食欲を剌激します。5色というとハードルが高そうですが、卵焼きやゆでたサツマイモ(黄)、ブロッコリーや枝豆(緑)、プチトマトや梅干し(赤)で3色。あとは肉(茶)を焼いて、ごはん(白)があれば5色になります。
(3)「調理法と味の掛け合わせ」でバランスを整える
どうしてもパターンが限られてしまうといった「おかずのマンネリ化」を解消するには、「調理法と味の掛け合わせ」で工夫ができます。「調理法と味付けをさまざまに組み合わせると、エネルギー、塩分のバランスを整えやすい」と牧野氏は次のように具体的な掛け合わせを勧めています。
(4)冷凍食品を使う
冷凍食品も便利に活用できます。お弁当づくりで最も重要なのは、手づくりにこだわることよりも、主食、主菜、副菜のバランスです。おかずがそろわないときやつくる時間がないときは、冷凍食品を取り入れてバランスを整えます。冷凍食品を買うときは、いつも同じものではなく、メーカーを変えたり、いろいろなおかずを選ぶようにします。「いったん解凍されると霜がついて味が落ちるので、一度開封したら賞味期限にかかわらず早めに使い切ってしまうこと。使い切らないときはすぐに冷凍庫にしまいます。ブロッコリーや青菜は、自分でゆでて冷凍するより、冷凍食品のほうがおいしく食べられます」(牧野氏)
(5)自家製冷凍食品をつくりおきする
牧野氏によると、晩ごはんにつくるしょうが焼きや焼き魚、ハンバーグなどは、多めにつくってお弁当用に冷凍しておくと便利だそうです(『冷凍・冷蔵がよくわかる食材保存の大事典』 池田番店)。全部味付けをし、火を通してから冷凍し、使うときは電子レンジで再加熱します。冷凍のまま加熱してもいいですが、前の晩から冷蔵庫でゆっくり解凍しておくと、朝温めやすくなります。
(6)汁物は保温ジャーを活用する
カレーやシチュー、おでん、麻婆豆腐、豚汁などは、朝温めなおして保温ジャーに入れておくと、お昼にはちょうど食べごろになっています。ただし、「一度開けると中の温度が下がり、菌が繁殖しやすくなるので、開けたらすぐに食べきるように子どもに伝えておきます」 (牧野氏)
(7)汁気のあるものは容器を分ける
牧野氏によると、お弁当が傷む原因は「高上にのせるようにします。お弁当に定番の副菜であるプチトマトやブロッコリーも、キッチンペーパーで水分をふきとってから入れます。卵は半熟ではなく、しっかりと火を通します。丼として食べたいときには、汁気を含む具は別容器に入れておき、食べるときにごはんの上にのせるようにします。お弁当の定番の副菜であるプチトマトやブロッコリーも、キッチンペーパーで水分をふき取ってから入れます。卵は半熟ではなく、しっかり火を通すそうです。
(8)冷凍デザートで保冷する
保冷対策が必要なのは夏だけではありません。外が寒い時期でも室内は暖かく、とくに暖房近くでは温度が高くなり、菌が繁殖しやすくなります。牧野氏は「デザート用にゼリーや果物を他の容器に入れて凍らせておくと、保冷剤代わりに使える」とアドバイスします。冷凍する果物としてはグレープフルーツな どのかんきつ類(皮は取り除く)、皮付きで食べられるぶどうや、缶詰の果物も使えます。
今年度、体育館用のパイプ椅子をリニューアル
先日、教育委員会から体育館用のパイプ椅子を購入していただき、春に購入していただいたのと合わせて80脚程度、リニューアルになっています。今まで使用しているものは、東大芦小学校時代のものですので、50年前のものになります。古くなったものの中でまだ使えるものは、校庭での使用に体育小屋に片付けました。処分するものは、来週中に古くて歪んでいる台車もふくめてお願いしてあります。新規のパイプ椅子台車をPTAの予算で3台ほど購入させていただきました。新しいパイプ椅子で卒業式を迎えられそうです。
おすすめの本より⑥
Q:“自分らしさ”って何?
A:はっきりした“自分らしさ”はわからないものなんだ
解説:「人は考える葦である」
フランスの哲学者、ブレ-ズ・パスカルは「人は考える葦である」と言い残しているよ。葦とはススキに似ている、川辺や湖の岸などに生えるイネ科の植物だ。風が吹くと頼りなくゆらゆらと揺れる様子を見て、人は葦と同じように頼りない存在だと表現したんだ。
科学やコンピュー夕―が発達して、人間は万能な存在であるかのように錯覚してしまうけれど、一番身近な自分らしさを考えても、答えはなかなか見つからないよね。人の多くは感情によって言動が変化するもの。優しい気持ちの時もあれば、抑えきれない怒りがわき上がる時もある。そして、集団や相手によっても変わる。家族、友達、好きな子、先生に見せている君の顔は、それぞれ少しずつでも違うよね。それは 相手によって持つ感情が違うからなんだ
人は感情によって揺れ動く存在で、言うなれば君の感じたすべてが"自分らしさ"だよ。
6年2組公開授業の振り返り
6年2組で道徳の公開授業がありました。「本当の自由」をテーマに、「大空に飛び立つ鳥」という教材を通して、考えていきました。小職は出張で公開授業を参観することができませんでしたが、放課後の授業研究会に多くの先生方が参加でき、誇りに感じました。
授業者は学級の実態を考慮して、子ども自身の意見が出やすいように自分の考えをノートに書くようにしたとのことでした。参観者からは今回の授業でのよさを感じる意見が多く出され、よりよい授業実践のための感想が述べられていました。子どもたちの成長を感じることができた授業だったようで、嬉しくなりました。今後もよりよい授業実践をお願いしますね。
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