令和5年度 日誌
5年生 総合的な学習の時間
10月4日は、総合的な学習の時間の一環で、オレンジホームのお二人にお越しいただいて、高齢者の方の生活について学習しました。
まず初めに、高齢になるとどのような身体的な特性が生じるのか、お話を伺いました。そして、オレンジホームの方が作ってくださった見えにくいアイマスクと軍手をして、皿の上の豆を箸でつまむ体験をしました。そのあと、そのまま杖を使いながら歩いてみました。予想以上に視界が悪くなり、指先の自由も効かないことがわかり、高齢者の大変さを実感しました。また、車椅子を押す体験をして、段差の乗り越え方などを教えていただきました。高齢の方の生活やふだん職員の方が行っている仕事についても知り、理解を深めることができました。実際にオレンジホームを訪問して、高齢者の方々と交流をしたいところですが、感染症がまだまだ予断を許さない状況なので、今年も実現はできません。しかし、このようにオレンジホームの方々から様々なことを教えていただけることで、理解を深めることができています。御多忙の中、いろいろと準備等してくださり、本当にありがとうございました。
6年生 薬物乱用防止教室
今年度は、学校薬剤師の先生に講師をお願いして、6年生が薬物乱用防止教室を行いました。
初めに、喫煙の害について学びました。ニコチンやタール、そして副流煙などの害について学びました。後半は、薬物の中でも特に大麻について、その恐ろしさを学びました。そのあと、もし、煙草や薬物を勧められたらどうするか考え、ロールプレイングをしました。最後に、感想とお礼の言葉を代表児童が述べました。全員が、薬物乱用が体に及ぼす影響を知り、「ダメ、ぜったい!」という思いをもちました。
ありがとうございます!ミシンボランティア
9月22日と28日、5・6年生の家庭科でミシンを使った製作活動に、ボランティアを募ったところ、2名の方がお越しくださいました。5年生は初めてミシンを使ってランチョンマットを、6年生は2年目ということでトートバッグを作りました。ミシンの調子が悪くなると、すぐにボランティアの方が助けてくださるので、どんどん製作が進みました。今年度初めてミシンボランティアをお願いしましたが、本当にありがたかったです。もし、ほかにも御協力いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ来年度お願いいたします。
2学期 第2回全校除草
9月20日の全校除草では、ボランティアの皆様にも御協力を呼び掛け実施しました。急なお願いにもかかわらず、5名の方がお越しくださって、児童と一緒に校庭の草むしりをしてくださいました。1回目の除草で、校庭の中央付近はだいぶきれいになってきたので、今回はトラックを中心に除草しました。運動会に向けて、少しずつきれいなグラウンドにしていきたいと思います。
性に関する指導を行いました
全学年で、養護助教諭による性に関する指導を行いました。生命の誕生や心身の発達について、学年に応じた内容で学習しました。
1年生「体をきれいに」
体の汚れやすいところに気付き、自分の体を清潔にしようとする方法を知りました。手の洗い方も練習しました。
2年生「おとこのこ おんなのこ」
男女の身体的な違いや特徴を知り、男女仲良く過ごすためにどうしたらいいかみんなで考えました。
3年生「ぼく、わたしの誕生」
生命誕生のおおよその仕組みを知り、自分の誕生が家族や周囲の人々に祝福されていたことに気付き、生命を大切にしようとする気持ちを高めました。
4年生「私たちの体の成長」
体の成長を正しく理解し、男女の区別は関係なく、「自分らしさ」が大切だということに気付き、LGBTQについて学習しました。
5年生「変わっていく心とからだ」
第二次性徴について理解し、性の発達に伴う不安や悩みを解消して、協力して生活する大切さについて考えました。
6年生「危険サイトって何?~性被害の防止~」
インターネットの利便性と危険性を理解し、適切に判断して使うことについて考えました。
防災教育 ~万が一に備えて 考えて行動する力を!~
9月1日の防災の日を中心とした1週間は、防災週間となっています。
本校でも、9月7日避難訓練を実施しました。
今回は竜巻と水害を想定して行いました。このところゲリラ豪雨や竜巻注意報などが出る日もしばしばあり、いつ何が起きても不思議ではありません。事前に、各クラスで、災害の怖さや身を守る方法などを学習し、当日の訓練は、業間の休み時間に行いました。放送の合図で、それぞれが「たつまき ひなんのへや」で、体を低くし頭を守り動かない「だんごむし」の態勢をとって竜巻が過ぎ去るのを待ちました。そして、黒川が増水して氾濫の危険があるという想定で、体育館に避難しました。
全児童が、緊張感をもってどのような行動をとればよいのか、考えて避難することができました。
また、9月12日には、4年生が防災教室を行いました。
今年度も菊沢きずなプロジェクトの皆様にお世話になり、菊沢コミュニティーセンターで行いました。
災害時の危険な場所はどこか、どのように行動したらよいか、非常持ち出し袋に何を入れるかなど、それぞれが考え、グループで話し合いました。
また、避難所で使う個別ブース用のテントを設営して中に入ってみたり、棒担架を作って傷病者を搬送する体験などをしたりと、様々な活動を行いました。
それぞれの活動を通して、防災に対する知識と関心を深めることができました。多彩なプログラムを御用意くださった菊沢きずなプロジェクトの皆様、本当にありがとうございました。
全校除草 がんばりました!
夏休みにPTAの皆様や、菊西サポート、見友会の方々にお世話になって、奉仕作業をしていただきましたが、校庭の中央付近はその際駐車場になるため、子供たちで除草をします。今年は、例年にない猛暑のため、かなりたくさんの草が生えてしまいました。例年より回数を増やして、全校除草を行うことにしました。今日はその第一目。学年ごとに場所を決めて除草しました。
朝の涼しいうちに20分ほどの時間でしたが、みんなでやるとかなりの草を取ることができました。
それでも、まだまだ草が残っているので、次は9月20日に全校除草を行う予定です。
2学期のスタート!
8月28日、第2学期がスタートしました。
朝の涼しいうちに、体育館で始業式を行いました。代表児童が、2学期に頑張りたいことや楽しみにしていることを発表しました。
校長からは、2学期「挨拶」を頑張りましょうという話をしました。「挨拶」という言葉は「一挨一拶(いちあいいっさつ)」という仏教用語からきた言葉だそうです。これは、「心を開いて接する」という意味です。相手に心を向けて、言葉を掛けてつながることで、今年のスローガンの「めあてに向かって 自分がやれることを考えて 一所懸命あきらめずに 友達と心を合わせて 『もっと 楽校』にしよう」に結び付くと考えました。1学期のアンケートでは、子供たちは挨拶をしているという意識でいても、教職員や保護者の方からは「できていない」という捉えでいることが明らかになりました。自分から先に、相手の心に届く「おはようございます」が飛び交う学校にしていきましょうという話をしました。ぜひ、御家庭や地域におきましても、子供たちに挨拶の声を掛けていただければありがたいです。
校歌斉唱では、元気な歌声が、体育館いっぱいに広がりました。
さあ、1年の中で82日間という一番長い2学期のスタートです。2学期は、たくさんの行事も控えています。心を開く挨拶を交わして、元気いっぱい頑張っていきましょう!
奉仕作業 ありがとうございました!
8月20日(日)早朝から、PTA奉仕作業部主催の奉仕作業が行われました。今年度は、コロナ前と同様に4年生以上の児童も参加し、実施しました。また、例年通り、保護者の皆様だけでなく、菊西サポートや見友会の皆様もお手伝いくださいました。
校舎の窓ガラスもピカピカにしていただきました。
学校中が、見違えるほどきれいになり、気持ちよく2学期を迎えることができました。本当にありがとうございました。
第1学期終了・・・そして夏休み!
7月20日、無事1学期終業式を終えることができました。
終業式では、各学年の代表児童が、1学期頑張ったことや楽しかったことを発表しました。しっかり練習して、全員堂々と発表できました。
校長の話では、1学期の全校児童の頑張りを、iMovieで作成した動画で見てもらいました。「めあて」に向かって、「一所懸命」頑張った1学期だったと実感できたのではないかと思います。
また、夏休み中は、「早起き」をすることと「家の仕事」を「毎日」してほしいという話をしました。最後に、児童指導主任から、安全な生活を送るよう話をしました。
そして、夏休み1日目・2日目には、サマースクールを実施しました。これは、普段の学校生活ではできない体験活動を通して、楽しさと充実感を味わってもらいたいと企画しているものです。さらに、教職員ではなく、地域の方や外部講師の方に御指導いただくことで、より専門的な技術を身に付けたり、地域のよさを感じ取ったりすることを目的としています。夏休み中のイベントなので、希望者のみの参加です。
【アート教室】
今年度も、栃木県彫刻造形協会会長などを務めていらっしゃる田中茂先生にお願いして、1年生から3年生を対象に、アート教室を行いました。今年は、あやつり人形を段ボールを使って作りました。自分で名前を考え、そこから顔や服などを発想し、作っていきました。手が動くようにタコ糸を結び付けて作るのに苦労していましたが、それも大切な体験です。でき上がったあやつり人形には、自分の思いが詰まっていました。子供たちは、「難しかったけど、楽しかった!」と振り返っていました。
【生き物観察会】
毎年恒例の校舎北側水路での生き物観察会。今年は、4~6年生を対象に行いました。今年も、見野・富岡・下遠部環境整備協議会の皆様の御協力のもと、栃木県自然観察指導員連絡協議会顧問や鹿沼自然観察会長などを務めていらっしゃる渡邉知義先生に御指導いただきました。参加したうち3分の2の児童が初めてで、水路に入る前はカエルやオタマジャクシしかいないだろうと予想していましたが、今年もたくさんのサワガニやドジョウ、またヤゴやカワニナなどのいろいろな生き物がたくさん採れて、びっくりしていました。採取した生き物を種類別に分けた後は、渡邉先生から詳しい説明をしていただきました。子供たちからは、「こんなにたくさんの生き物が採れるとは思わなかった。」「生き物を触ることが苦手だったけれど、できるようになった。」「来年も、生き物観察会に参加したい。」という感想が発表されました。
【夏祭り「宝探しゲーム」】
昨年まで運動会の後に、子供たちが喜ぶイベントを行ってくださっている菊西サポートの皆様。今年初めて、「子供たちが楽しめるイベントをサマースクールで行っていただけませんか?」とお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。そして、驚く仕掛けのゲームを考え、準備してくださいました。
当日、48名とたくさんの児童が、期待に胸を膨らませて学校にやってきました。まず、低中高学年ごとにチームに分かれました。そして、各チームに渡された「ヒントの手紙」を解読して、校舎内でヒントが入った水色の封筒を探しました。この封筒には、次のヒントが隠されている場所の写真が入っていました。またそれを頼りに、チームで協力して、次のヒントを校庭で探しました。あったのはパズルのピースです。これを組み合わせると、「すなば」の文字が。校庭の砂場を掘ると、宝箱が出てきました。宝箱には、たくさんのむかしのおもちゃが入っていました。そして、宝をみんなで山分けした後は、菊西サポートの皆様が用意してくださったかき氷をいただきました。子供たちからは、「わくわくドキドキして楽しかった!」「難しかったけど、みんなで協力できた。」「来年も、またやってほしい。」という声が上がっていました。
それぞれの活動で、御協力くださった皆様、本当にありがとうございました!おかげで、夏休みの楽しい思い出ができました。そして、子供たちが菊西小やこの地域のよさを、更に実感することができました。これからも、地域とともにある学校を目指していきたいと思います。
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