日誌

2020年11月の記事一覧

3日 食を通じて宇宙とつながる

3日の魔法の日めくりメッセージです。

食を通じて宇宙とつながる ~「いただきます。」「ごちそうさま。」~

手を合わせて言う動作は、
自分と食事に関わる全ての事柄が
つながり合わさることを意味します。

親指にはご先祖様・お父さんなどと言う意味があるので、
親指を見て言うことで、
周りの方への感謝の心が育まれます。

食べ物への感謝の気持ちと共に、
人とのつながり、世界とのつながり、
宇宙とのつながりの中で
自分が生きていることを感謝出来るのです。


 2学期12週目、文化の日です。けんちん汁を自宅で作って食べていますが、旬を感じて大変おいしいです。旬をいただくことができる幸せを感じています。食べ物に感謝する気持ちで「(生き物の命を)いただきます。」「(生き物の命を)ごちそうさまでした。」と言うのだと祖父母から教えられたことを思い出します。生き物の命を大切にすることは、人間が生きるために必要な分だけ、命をいただくことなんですね。季節を感じつつ、食べ物を感謝してほしいものです。

思考力をつけるためには?❽

❽「金銭感覚」を身につける   ―自己管理を体験する

アメリカでは、子どもたちがレモネードをつくり、庭先で売ってお金を稼ぐ「レモネードスタンド」が夏の風物詩です。自分でお金をどうやって稼ぎ、それを使うのか貯めるのかを考え、売り上げを学校や慈善団体に寄付することもあります。また、まだ学生のころから、お金をどうやって増やすかといった問題に積極的に向き合い、高校では金融や投資に関する知識を教えてくれる授業もあるようです。

世界的に有名な投資家、ウォーレン・バフェットは「小さいころに養った金融の習慣は、大人になっても続く」といい、金融の素地がなければ成功する起業家になれないと述べています。

日本でも老後の資金が話題になったように、今後はこれまで以上に自分で自分のお金を守り、増やして、備えていかなければいけない時代です。幼いころから金銭感覚を身につけておくことは、子どもたちの未来にとって欠かせない力になります。

 

「金銭感覚」を身につけるにはどうすればいい?

(1)「おこづかい教育5か条」を伝える

ファイナンシャルプランナーで、子どもの金銭教育の啓蒙活動を行なうNPO法人「マネースプラカト」の設立者である羽田野博子氏は、子どもの金銭感覚を育てるうえでの「おこづかい教育5か条」を掲げています。以下の5つの心得を、子どものころから体感させておくことが大切だといっています。

① お金は親が働いているからもらえる

② お金は使ったらなくなる

③ 優先順位をつけて使う

④ 貯金の習慣をつける

⑤ お金では買えないものもある

(2)「100円」で買う練習をする

羽田野氏は限られた予算の中で何が買えるかを考えてやりくりする練習を勧めています。一緒に買い物に行き、おこづかいとは別に「好き今ものを買っていいよ」と100円を渡します。

(3)「必要」か「欲しいだけ」かを考えさせる

金銭感覚で重要なのが、お金の使い方です。まずはおこづかいを通じて「やりくり」を経験させます。羽田野氏はその際、「必要なもの」か、必要はないけれど「欲しいもの」かに分けるよう考えさせ、学年が上がるにつれて、文房具などの必需品も自分のおこづかいから買わせるようにすると、優先順位をつけて使うことを学べるといいます。

(4)自分の財布をもたせる

おこづかいは子ども専用のお財布を用意して入れておき、お年玉などまとまった金額を手にしたときは、子ども専用の銀行口座に預金することを羽田野氏は勧めます。ちなみに小学生のおこづかいの相場は、2015年度の調査では「月に1回、500円」との回答が最も多数でした(金融広報中央委員会)。できれば、「おこづかい帳」をつけて何を買ったか、いくら使ったかを記録させます。

ものを失くしてしまったときは、「おこづかいで買い直すか、それでも足りない場合は子ども自身の貯金から使う」とよいそうです。ものを大切にしないとお金はどんどんなくなることを実感でき、自分のものには自分で責住をもつ感覚を学べるからです。

(5)使い方にロを出さない

子どもが後先を考えずに使ってしまうことがあっても、ロを出さないようにします。お金は使うとなくなってしまうというほろ苦い体験は、「お金を使うときはよく考えて、ときには我慢することも重要だ」という教訓につながります。

2日 物事が、うまくいく!

2日の魔法の日めくりメッセージです。

物事が、うまくいく! ~一緒にお部屋を片付けようね~

部屋の乱れは、心の乱れにつながります。
片付けをする事で、空間が整い、心も整理出来るので、
良いエネルギーが部屋に充満します。
部屋の片付けは、心が落ち着き、物事がうまくいきますよ。

ぬいぐるみ、ボール、積み木、
どこに何を片付けるのかを、
はっきり分かるように分類する工夫をしましょう。

一緒に片付けをすることが、習慣化する秘訣です!


 2学期12週目、運動会の振替休日です。幼児へのメッセージですが、小学生に向けたメッセージといっても不思議ではありません。きれいにすることは、場所を整え、次の行動へ切り替えることの準備になります。切り替えることや後片付け、計画的に行うことなどを「実行機能」と言います。この実行機能を上手くできるようにすることが小学生に重要なことと言われています。自分だけではできない子どもの場合、大人が一緒にかかわることで習慣化につながります。「段取り八分」とも言われているように、計画的に行えるようにすることが大人になって役に立ちます。子どもによい習慣を。

思考力をつけるためには?❼

❼「アナログ」のゲー厶で遊ぶ  ー夢中になりながら頭を使う

子どもが「YouTubeを延々と見ている」「オンラインゲームにのめりこんでいる」というのは、いまの親にとってはいちばん悩ましい問題かもしれません。そこでいま、改めて注目されているのが、カードゲー厶やボードゲー厶など、アナログのゲー厶です。子どもが驚くほど夢中になり、会話を通じてコミュニケーションカも身につくだけでなく、状況を整理して分析したり、筋道を立てて先の手を考えたり、相手の心理を読んだり、頭を使うトレーニングにもなります。勝ち負けが決まれば終了、という切りのよさも魅力です。カードゲームやボードゲームには、子どもはもちろん、大人も本気で楽しめるものがたくさんあり、子ども、親、祖父母と3世代で盛り上がれるものもあります。

ゲームを教育など社会問題の解決に生かす研究に取り組む、東京大学大学院情報学環の藤本徹講師が勧める、人気のゲームをやさしい順に紹介します?

 

「アナログのゲー厶」、どんなものがいい?

(1)アルゴ

算数オリンピック委員会や、数学オリンピック優勝者のピーターフランクルらが共同で開発した、相手のカードの数字を推理するゲーム。0〜11の数字が書かれた黒と白のカード各12枚、合計24枚のカードを使います。各プレイヤーは、自分から見て左から数字の小さい順に並べるなどのルールに従って手持ちのカードをふせて置き、相手の数字をすべて当てたプレイヤーが勝ちです。推理力、論理力が鍛えられます

(2)ナンジャモンジャ

ロシア生まれのユーモラスな謎の生物「ナンジャモンジャ」の12種類のカードをめくり、1匹ずつに思いついた名前をつけていき、同じものが出たらより早くその名前を思い出してコールすることを競うゲーム。ルールはシンプルで、記憶力がものをいいます。笑ってしまうようなおかしな名前をつけたり、複雑な名前を思い出せなかったりと、小さい子から大人まで幅広い世代で盛り上がれます。

(3)ジェンガ

直方体のブロックタワーの中から、プレイや一が順番にひとつずつブロックを片手で抜き、抜き取ったブロックをいちばん上に載せていき、タワーを倒してしまった人が負けというゲーム。このゲームもルールがきわめてシンプルで簡単に楽しめるので、小さな子も含めて一緒に遊ぶのにぴったりです。

(4)ブロックス(Blokus)

フランス生まれの陣取りゲームで、パリトイグランプリ、カンヌ国際トイフェスタ、日本グッド・トイなど数多くの賞を獲得しています。青.緑に分かれたプレイヤーが、それぞれの持ち駒をボードに1つずつ置いていきます。

自分のピース同士が角で接する場所にのみピースを置ける(辺で接する場所には置けない)というルールです。勝敗はピースを置いたマスの数で決まります。

(5)どこでもドラえもん日本旅行ゲー厶5

ドラえもんの地図すごろくゲーム。各地の地名や位置、移動手段、名産品など、地理の要素はもちろん、お金の計算も入っており、子どもが興味をもって自然に知識を身につけられます。世界旅行、宇宙旅行のゲームもっいていて、盛りだくさんのボードゲームです。

(6)モノポリー

土地や鉄道を買収し、家やホテルを建設して資産を増やしていくボードゲーム。80年以上の歴史があり、世界選手権も開催されるほど、世界中で愛されている人気の高いゲー厶です。モノポリーは英語で「独占」という意味で、他のプレイヤーを全員破産させた人が勝ち。親が子ども相手に真剣に交渉するなど、家族で楽しみながら子どもの交渉力や判断力、計画性などを育むことができます

(7)カタン

これも世界的に大ヒットした、ドイツ生まれの陣取りゲーム。ブロックス同様、数々の賞を受賞しています。無人島を舞台に、家を建て、資源を獲得し、獲得した資源で陣地を増やしていきます。マップが2兆通りにも変えられるのが特徴で、毎回変化に富んだゲームが楽しめます。資源をプレイヤー同士で交換するため、お互いにとって利益になる関係にどうもちこむか、交渉力がカギになります。

1日 何事も基本から

1日の魔法の日めくりメッセージです。

何事も基本から ~朝、歯を磨こう!顔を洗おう!~

さあ、1日の始まりです!
自らの身を整えることが出来ると、
気持ちがシャキッとし、
清々しくなり、気合いが入ります。

エネルギー全開でスタート出来る習慣を付けましょう!


 今日から11月。昨日の運動会で、子どもたちの「全力」で、「挑戦」する姿を見ることができました。今日は日曜日、明日は振り替え休日、明後日は文化の日と3連休になります。運動会の疲れをとりつつ、楽しく充実した時間を過ごしてほしいと思います。水曜日には、50周年記念行事の一つとして、劇団くぐつの人形劇も予定しています。
 改めて基本を考えてみてください。朝起きたらすぐにトイレに行き、歯を磨くことの習慣を身につけさせることが体の健康につながる始まりでもあります。顔を洗って着替えて朝ご飯です。この一連の動作が身についているか、「おはようございます、おはよう」のあいさつも含めて、始めてみましょう。あいさつができる子は、学習に向き合う準備ができている証拠です。また、人とつながり合うための基本です。