日誌

2020年12月の記事一覧

7日 無償の愛を満タンに!

7日の魔法の日めくりメッセージです。

無償の愛を満タンに! ~ぎゅ~っと抱きしめ合おうね♡~

無条件に抱きしめましょう。
心を抱きしめることで、
きっと、強がりや意地っ張りな心がほぐれ、
素直な心が戻ってきますよ!
”下の子が生まれた!”
”喧嘩した!”
”叱った!”
そんな時には特に、しっかり抱きしめて愛を伝え、
安心させあげましょう。

今日は7日目、子どもをしっかり抱きしめましょう♡


 2学期も残り3週間になっています。子どもの心のエネルギーが空になると、やる気や意欲はでません。もちろん大人も同じです。心のネルギーを貯める器が子どもによって大きかったり、小さかったりします。器が大きくなった子はときどきで大丈夫ですが、まだ小さい子には沢山のエネルギーを貯め続けることができるようにお願いします。一緒に楽しく食事をする、一緒にお風呂に入る、女の子なら髪の毛をとかす、楽しくコミュニケーションするなど、一緒に何かをすることでエネルギーが満ちてきます。そのときに、頑張って顔晴っていることを伝えていきましょう。

学力をつけるためには?❷

❷「算数力」をつける  -楽しみながら数字を身近にする

算数が得意になるには、地道にドリルをコツコツ解くしかない——そんな思い込みをくつがえす最新の研究結果があります。子どもの感性で思考力を伸ばすアプリ教材やSTEAM教育教材を開発しているワンダーラボ(旧:花まるラボ)が行なった実証実験では、子どもたちに思考センスを育てるアプリ「シ ンクシンク」を毎日15分プレイしてもらうと、3か月後、学力が本当にアップするという結果が出ました。

※国際協力機構(JICA)とカンボジア政府の協力のもと、カンポジアの小学34年生1500人を対象に行なった実証実験。算数の授業の中で、思考センス育成アプリ「シンクシンク(Think!Think!)」を使うグループと使わないグループに分け、始める時点と3か月後の学力を比較調査した。調査方法は、カンボジア国内の学カテスト・国際学カテスト(TIMSS)IQテストの3つの学力試験の結果を慶應義塾大学の中室牧子研究室が分析したところ、偏差値にして6.0〜9.0ポイントの効果が確認された。また、思考力だけでなく、カンボジア国内の学カテストで多く出題される計算や文章題といったオーソドックスな問題でも学力の向上が見られた。

注目したいのは、子どもたちにとってはまるで遊びとしか思わない15分で、教科害で学ぶ計算力や文章題までもが以前よりできるようになったことです。「算数力を伸ばすには、子どもたちが意欲(=ワクワク)を感じられることが大事」とワンダーラボ代表の川島慶氏はいっています。入り口が『遊び』だと、子どもたちはワクワクします。ワクワクは思考力や想像力を伸ばすだけでなく、計算のようなスキルの吸収力、理解力も高める効果があるのです。

いまやコンピュータがすべて正確に計算してくれる時代ですが、物事の「大小や多い少ない」の感覚を直感的につかむためにも、算数力は重要です。たとえば「1000キロメートルの散歩に行く」「鍋にしょうゆを15リットル入れる」といった数字に自然に違和感を感じることができるか。

計算にアレルギーをもたず、数を自由にあやつれるようになることによって、「数の正しいスケール感を体験的に身につけておく必要がある」と川島氏はいっています。

 

「算数力」をつけるにはどうすればいい?

(1)115分、ワクワクの土台をつくる

算数力を伸ばす原動力は「ワクワク感」です。幼いころからやりたいことを我慢させてドリル学習ばかりさせても、ワクワク感の土台がないと意欲や学力は高学年で頭打ちになると川島氏は指摘します。学校の宿題と一緒に、楽しんで思考力を育てられるような問題を1日15分程度続けることで、算数が楽しくなるワクワクの土台をつくれます。

(2)物事をさまざまな視点からとらえる

算数の思考力は、低学年ほど遊びを通じて身につけることができます。問題集を買ってきてたくさん解かせるよりも、学校の教科書や計算ドリルの問題で、同じ答えになる式を探したり、順番を入れかえて計算の工夫を考えたり、ただ機械的に作業をするのではなく、想像力をかきたてるような作業をうながすと、柔軟な発想力が生まれてきます。

(3)身近な数字で「足し算、引き算」をする

頭の中で歩数を数えたり、街で見かける車のナンバープレートを使ったり、身のまわりにある数字を足したり引いたりして、数字に興味をもてるようになると、算数がおもしろくなってきます。子ども向けのナンプレやそろばんを習うのも、頭の中で自由自在に数をあやつれるようになる「暗算力」を育てます。そろばんは、数という抽象的な概念を受け入れにくい小さな子どもにとっては、数が珠で実際に見えるという点で、算数を学ぶためによい足場になります。

6日 役立つ事の「喜び」を知ること

6日の魔法の日めくりメッセージです。

役立つ事の「喜び」を知ること ~お手伝い出来るかな?~

どんな小さなお手伝いでも、
沢山の「有難う」のシャワーを浴びせて、
褒めて認めてあげましょう!

人のために行動することに喜びを実感すると、
将来、社会に貢献でき、
思いやりや責任感が育まれ、
志の持てる子になりますよ。


 2学期17週目の休日、日曜日です。誰かのために役立つことができるようになるためには、褒められた、認められたということを実感したり、自覚したりすることが必要になります。「だれかのために、みんなのために」行ったことが承認される経験が多いお子さんに育ててることが大切だと「エミール(ルソー)」でも述べられています。「自分のために生き、みんなのために生きる」そんな子どもたちを育んでいきましょう。

学力をつけるためには?❶

 今日からは『学力をつけるためには?効果的なフィードバックで「やる気」を引き出す』について子育てベスト100を参考にして紹介します。

❶子どもの「タイプ」を知る  -タイプに合わせて学習法を選ぶ

親はよく「なぜ、うちの子は……」と、子どもができないことに目が向きがちですが、一方で、子どもがもっている「いいところ」には気づけていないことが多々あります。子どもの才能を存分に発揮させてあげられるよう、わが子のタイプを知る手がかりとなるのが「多重知能理論」です。1983年にハ一バード大学の心理学者ハワード・ガードナー博士が提唱したもので、人間のもつ知能には8種類あり、学校でのいわゆる「お勉強」として評価される知能は、このうちの2種類だけだそうです。

この8種類の中から、子どもの特性に合わせて得意分野を見つけ、得意な方法で学習させれば、その子のもつ能力は大きく引き上げられるとガードナー博士はいっています。子どもの個性を重視したこの理論は、アメリカやオランダ、オーストラリアの公教育にも導入され、成果をあげています。

 

子どもの「タイプ」を知るにはどうすればいい?

(1)8つの知能を知る

子どもが、以下のどのタイプに当てはまるかを考えます。

言語的知能:文章を書くことが得意。言葉に興味がある。読書好き。算数や理科より、 国語や社会が得意。

論理数学的知能:科学的なことに対する理解が早い。数量に興味があり、分析するのが得意。国語や社会より算数や理科が得意。

空間的知能:パズルや図形問題が得意。言葉で説明されるより、絵や図で説明されたほうが理解しやすい。

音楽的知能:歌や楽器演奏が上手で、音を聞き分けられたり、メロディをすぐに覚えられたりする。

身体運動的知能:スポーツが得意。実際に手を動かしたほうが理解しやすく、うまくできる。

対人的知能:ひとりでやるよりほかの人と一緒にやるほうが作業がはかどる。人に頼ったり頼られたりすることが多い。

内省的知能:ひとりでじっくり考え、作業するほうがはかどり、困ったときも自分だけで解決できる。

博物的知能:特定の物事にくわしい。図鑑に夢中になる。同じように見えても違うものについて細かい違いによく気づく。

(2)得意に合わせた方法を選ぶ

①と②に当てはまる子は勉強が得意なタイプが多く、学校での勉強に向いています。残りの6タイプの子には、次のような方法を取り入れると、学習がうまくはこびます。

空間的知能:図や写真をたくさん使った本を選ぶなど、ビジュアルを重視する。

音楽的知能:本や教材を音読したり歌にするなど、声に出す。

身体運動的知能:実験をしたり道具を使ったり、座るときにもバランスボールを使うなど、体を動かしながら集中させる。

対人的知能:ひとりではなく、家族や友だちと一緒にやる。

内省的知能:ひとりになれる場所や時間を確保する。

博物的知能:図鑑をそろえて、実物に触れる経験をさせる。

5日 安心感は、勇気と行動力の源!

5日の魔法の日めくりメッセージです。

安心感は、勇気と行動力の源! ~ずーっと、ずっと「いってらっしゃい」「いってきます」~

子どもは毎日、
新しいことに出合うために出発します。
しっかり、姿が見えなくなるまで
見送ってもらうことで、安心して旅立てるのです。
安心感が得られないと、不安で、
何事にも消極的になります。
安心感が得られると、エネルギーが充満して、
自分らしさが発揮できます。

「いってらっしゃい」「いってきます」の掛け合いで、
1歩前へ進めるのです!


 12月最初の土曜日です。ご家庭での子どもたちの変化はいかがでしょうか。子どもの中に安心感が得られているかどうかがポイントです。安心感が得られるときには、実際にはいなくても心の中に「いつでも見守られている」という感覚が育つことです。「愛着の形成」ということになります。小学校入学前に「愛着の形成」がなされないと、学校生活で困難な場面が生じます。お子さんによっては、十分に獲得されないこともあります。小学生の子どもたちに安心感が育つように、褒めて、認めて、励ましましょう。