日誌

2020年8月の記事一覧

22日 ナンバーワンよりオンリーワン

22日の魔法の日めくりメッセージです。

ナンバーワンよりオンリーワン ~自分の好きなところを3つ見つけよう!~

自分のことをもっと、好きになりましょう!
沢山、素敵なところがありますよ。
親子で素敵なところを
見つけ合いっこしましょう。
素敵なところを発見することに意味があります。
苦手なことを直そうと思うより
素敵な所を深めましょう。

自分を好きになると自信が持て、
もっと可能性が広がり、もっと素敵になりますよ。


 2学期第1週目の土曜日です。新型コロナウイルス感染症によるストレスに適応できるようなってきましたか?!親子で過ごす時間が長くなると、子どもたちの素敵なこと(よさや頑張っていること等)を当たり前と思わずに見つめ直すことが求められています。お子さんの素敵なことをいくつあげることができるでしょうか?苦手なことや課題となるところは見つかりやすいものです。マイナスな言葉がけでは子どもも大人もよくありません。子どものやる気や自信を育むためにも、頑張りの過程をほめたり、認めたりして伸ばしてください。プラスの言葉をかけてください。

21日 会話は子育てのキーワード

21日の魔法の日めくりメッセージです。

会話は子育てのキーワード ~ゆったり、お喋り、楽しもう!~

お喋りは楽しいものです。
その中で、子どもの事をもっと深く知る、
親の事をもっと知ってもらう。
楽しい会話の中で、認め合う関係、
喜びも悲しみも共有できる関係、
相談し合う関係が作れます。

毎日が忙しい日々。
すこし、ゆったり、のんびりと会話を楽しみましょう。

 2学期、5日目です。例年ですと今日から夏休みですが、連日の猛暑の中で子どもたちは登校して頑張って顔晴っています。話を聴いてもらえたという安心感がよりよい関係性を築きます。一緒にお風呂の中での会話はゆったりした中で楽しむことができます。会話の中で大切にしたい言葉は、「ありがとう」と「うれしい」などです。「〇〇のお手伝いをしてくれて、ありがとう!」「お母さんはうれしかったよ!」「お父さんは〇〇したんだって聞いたよ。ありがとう!」子どもにエネルギーを与える言葉です。

20日 すべては一つ

20日の魔法の日めくりメッセージです。

すべては一つ ~トイレへ行ったら①流そう②ふたを閉めよう③手を洗おう~

複数のマナーを守ることが出来るようになると、
あらゆることは繋がっていて、
すべては一つだと分かるようになります。

今日は、20日目、
少し高度なことにチャレンジしてみましょう!


 2学期、4日目です。マスクをしてのあいさつですので、難しいとは思いますが、元気なあいさつでエネルギーをもらうことができます。ご家庭内でのあいさつはできていますか?起きてきてお家の方からあいさつをするのか?子どもからするのか?あいさつができる子は、向社会性があると言えます。あいさつを元気よくできる子は外向的志向があり、心が安定していると思います。学習に向き合う力を持っています。登校時に遠くから元気なあいさつをもらうと、1日の元気をいただきます。家庭や地域においても、元気なあいさつができるように励ましてください。あいさつはすべての活動のエネルギーです。あいさつができる子を育んでいきましょう。

19日 ものには役割がある

19日の魔法の日めくりメッセージです。

ものには役割がある ~ものを大切にしよう~

「ものを大切にする」のは、
それぞれの役割を知ることです。
ものは、必要だから存在するのです。
それを壊れたから捨てる、
すぐに新しいものと取り換えるのではなく、
絵本やおもちゃをどうやって直すか考えたり、
工夫して新しい使い道を生み出していきましょう。


 2学期3日目です。ものを大切にする人は、人を大切にすると言われています。ものを大切にする子どもを育んでいきましょう。ものを大切にするコツはものに名前を付けることです。私も初めて買った車のナンバーが「8」だったので、8番ブーと言ってたことを思い出します。また、1年生の担任をしたことが1度だけあるのですが、教え子の中に物を大事する子がいました。その子には頑張ったので本をプレゼントしました。その子は今、作家になっています。ものに愛着を感じることが人やものを大切にすることにつながります。

18日 その「言葉」で伝わりますか?

18日の魔法の日めくりメッセージです。

その「言葉」で伝わりますか? ~みんなの口からきれいなお花~

「言葉」は、自分の意識そのもので、
意思を伝えるためにあります。
傷つける「言葉」は、とげのある意識が、
嬉しくなる「言葉」は、やさしい意識が働いています。
伝えたい事は伝えるためには、
どんな「言葉」で表現しましょうか?
「言葉」は生きています。
私達から出てくるものは、
全て、意味があり役割があります。
私達大人が、お手本となり、お花が飛び出すような、
楽しくて、嬉しくなるような素敵な「言葉」をつかいましょう!


 2学期2日目です。家族の中での言葉はどのように使われていますか?日本では、昔から言葉は言霊と言われています。どのような言葉をつかうかが大切になりますが、プラスの言葉をつかってほしいと思います。悪口やからかう言葉、人が気になる言葉などのマイナスの言葉を使っていると、言われている人が当然嫌な気持ちになります。それだけでなく、言っている人もマイナスの影響が出てきます。一緒に生活するためには相手を思う気持ちを尊重することですね。国語で物語教材を学ぶことは、登場人物の気持ちを想像し、気持ちをつくることの積み重ねによって学んでいきます。夏目漱石の「こころ」の中で、気持ちではなく、心持ちという言葉を使っています。辞書では「心の持ち方。心がけ。気だて。感じていることや思っていること。」と記されています。

17日 「ほこり」の持てる私になる

17日の魔法の日めくりメッセージです。

「ほこり」の持てる私になる ~落ちているゴミを拾いましょう!~

人の役に立つことを、
誰も見ていなくとも勇気を持って、
恥ずかしがらずに、堂々と行動に移す。
自分の意思を貫く。
習慣づくことによって、
自尊心が芽生え、自分に自信が持て、
何でも、「やってみよう」と挑戦できるようになりますよ。
親子で、まず出来ることからやってみましょう。


 今日から2学期です。本校のスローガンは「全力」「挑戦」「ありがとう」です。そのためのベースや原動力になるのは、やる気や自尊心、自信などです。ほめて、認めて、励ましていくことが大切です。情緒的サポートといわれており、ほめるポイントは、結果や能力でなく過程です。過程での頑張りをほめてみてください。小学生のうちに自分のために、みんなのために役立つことができるように育みましょう。例えば、「なぜ、石けんを使って手洗いをするのか?」を子どもと考えたり、調べたりすることもおもしろいのではないでしょうか。親水性と疎水性という、水に付きやすい性質と水をはじきやすい性質、「水と油」とよく言いますが、それをうまくつなげるのが石けんの役割です。界面活性剤という石けんの役割によって、菌が落ちることになります。今だからできることを一緒に考えたり、調べたりして、子どものやる気や自信などを育んでみてください。

子どものつまずきを考える⑯ どうしてそんなに喧嘩っぱやいの?

16 どうしてそんなに喧嘩っぱやいの?
 低学年の子どもは、自分の周りにいるクラスメートのことがとても気になるものです。相手のことをよく知らなくても「どんな子なんだろう」「どんな遊びをしているんだろう」と、常に関心を持って見ているのです。ところが、このくらい年代では、人の気持ちを考えながら行動をするとか、クラスメートとして接するにはどういう言葉遣いがふさわしいか、といった複雑なことを考えるまでには至りません。
 ですから、心の赴くままに思ったことを口にしてしまいます。その結果、相手の機嫌を損ねてしまうこともあります。自分の思いを表現する方法がわからなくても、頭の中が混乱状態に陥ると、つい手を出してしまったり、威嚇して相手を怖がらせたりすることもあります。相手もまた幼い子どもですから、さまざまな行き違いや争いごとが起こってしまうのは仕方のないことです。
 ただし、子ども同士の喧嘩をしたからといって、そのことを深刻に悩むことはないと思うのです。怪我をさせたり、度の過ぎた暴言を吐いたりすることは、即刻注意しなければなりませんが、ただの口喧嘩程度であれば、静観してもいいくらいです。大人の喧嘩は、原因も内容も複雑な場合が多いのですが、子どもの喧嘩は本質的に違います。その場で思いついたことを、ただぶつけ合っているだけです。手段としては決して褒められることではありませんが、本音をぶつけ合えるほどの間柄になったことは、むしろ評価してあげてもいいくらいだと思います。喧嘩した事実を責めないようにしましょう。どちらが悪いのかを裁くようなこともしないでください。大人が注意を払わなくてはならないのは、実は喧嘩の後です。

 喧嘩した相手と、その後仲直りはできたでしょうか?もしできているのなら、そのことをたくさん褒めてあげてください。自分で起こしてしまった問題を、自分の力で解決したのですから、それは大きな大きな成長です。喧嘩しても仲直りができる相手というのは、その後本人にとってもかけがえのない存在になることが多いものです。もし、喧嘩の後に仲直りができなかったとしても、そこに大人が口をはさむ必要はありません。その相手とは気が合わなかっただけなのでしょう。仲直りのできない相手とは、今後おそらく喧嘩になることもないはずです。子どもが「仲直りしたいのにどうしたらいいのかわからない」と訴えてきたのなら、そこで初めて大人の出番です。興奮が落ち着くのを待ってから、子どもの辛い気持ちを共有してあげてください。子どもが、喧嘩の原因や経過、結果を教えてくれても、そこには口をはさまないようにしましょう。ただ黙ってうなずいてあげれば充分です。

 仲直りできるということは、コミュニケーション能力が高いということでもあります。どんなにたくさんの言葉を並べても、そこに気持ちがこもっていなければ、相手の心には届きません。まだ言葉遣いも上手ではない小学生が、相手の怒りを鎮めるという難度の高いコミュニケーションをやってのけたのです。喧嘩の是非はとりあえず棚にあげて、思い切り褒めてあげましょう。


16日 食事のマナーを伝えましょう

16日の魔法の日めくりメッセージです。

食事のマナーを伝えましょう ~お茶碗を持ってごはんを食べよう!~

「ごはんを大切に食べる」という
想いを形で表現できるように、
食事のマナー・仕方に目を向けてみましょう。

お茶碗を持ってごはんを食べる、
お箸をおいてからお茶を飲む、
ご飯とおかずを交互に食べる、
一つひとつを大切にできるように、
マナーを守って楽しく食べる。

一度お子さんと一緒に食事のマナーを考えて下さい。
毎日必ずとる食事は、マナーを伝えられる大切な時間です。


 夏休み最終日です。明日からは給食の日々になりますが、人の食事での食べ方やマナーからその子の様子がわかるとも言われています。私自身は食べるのが早いのですが、職業柄そのようになっているのかもしれません。食事に限らず、そのときどきでマナーを教えてください。家庭で生活するうえで日々やっていること、食事、洗濯、掃除、健康管理というものを子どもと一緒にやって、子どもができるようにする時間として使うことができたかを振り返ってみてください。

子どものつまずきを考える⑮ みんなと仲良くできないの?

15 好き嫌いせずに仲良くできないの?

 大人だって、「好き」と「嫌い」はあるのです。しかし大人は、その感情をストレートに表してしまうと、トラブルを引き起こしたり、人から反感を買ったりするという壁にぶつかってしまうことを知っているので、上手にカモフラージュしていけるだけなのです。それができるのも、これまでに、良いことも悪いことも含めて、多くの経験をしてきたからではないでしょうか?「嫌い」の感情を表すと、相手に不快な思いをさせてしまいます。するとどんな反撃があるかわかりません。だから自分の感情を抑え、自分の身を守るほうを選択することがあるわけです。一方、本来ならばポジティブな感情である「好き」も、あまりあからさまに出さないようにしようとすることがあります。自分は「好き」と思っても、相手が同じくらい「好き」だと思ってくれないと、どこかプライドに触れるからです。この場合は、自分のプライドを守るために、感情を抑えるのです。
 このように、相手の気持ちを考えて自分の振る舞い方を変えたり、取り繕ったりすることを心理学では「展示ルール」と言います。幼児期まではこのルールを使うことができません。少しずつ理解できるようになるのが幼児期の終わりから児童期にかけてですが、低学年のうちはまだ上手に使えるまでには至りません。好き嫌いが、行動にも表情にも表れてしまいます。ただ、自分の感情をはっきりと表現できるのは悪いことではないと思います。むしろ、嫌いだと思っているのにそれを表現することもできず、自分の感情を押し殺してしまうことのほうが問題なのではないでしょうか。

 子どもは未知のものが苦手です。それを「嫌い」と認識して、自分から遠ざけようとするのは、自分を守るためにも必要なことなのです。知らない人を見れば「危険」と思って近づきません。「それでは、新しいことには挑戦できなくなってしまう」と思われるかもしれませんが、安心してください。「嫌い」と表現するくらいですから、実は興味を持っています。ですから、距離をとりながらも遠目からはしっかり観察しています。そして「そんなに嫌いでもないかもしれない」と思えれば少しずつ近づいていき、「いいかもしれない」と認めたときに、「好き」の感情が生まれてくるのです。

 学年が進むにつれて「展示ルール」の使い方もだんだん上手になっていきます。特に女子の場合は、かなり早い時期から使いこなせるようになります。隣の子が「気が合いそうもないな」と感じてもあからさまに不機嫌な表情は見せません。ましてや「あなたなんて嫌い」などとは言わないでしょう。「これからも宜しく。仲良くしてね」と言うはずです。言葉に出さないまでも、笑顔や会釈でその気持ちを伝えてくるでしょう。なぜ、自分の気持ちに反した行動を起こすのでしょうか。それは、学校生活を平穏に楽しく過ごしたいからです。こちらが好意を示せば、相手も同じように応じてくれるものです。こうした知恵を働かせながら、子どもたちは上手に自分の気持ちをコントロールして、いろいろな場面を乗り切っていくのです。

 しかし、高学年になっても、あからさまに好き嫌いを表す場合があります。面と向かって「嫌い」という感情を表すときは、自分に害を与えそうだと判断したときと、または自分に何のメリットもないと判断したときです。通常だと、嫌いだと思ったら適当な距離をとって近づかなければいいのですが、あえて口に出すということは、「嫌われてもいい」という強い気持ちを持って拒否しているのです。ただし、こういうケースでは「いじめ」が潜んでいるかもしれないので、大人が注意して観察し、場合によっては間に入って仲を取り持つ必要があります。

15日 自分を守る、社会のルールを守る

15日、魔法の日めくりメッセージです。

自分を守る、社会のルールを守る ~信号を守ろう!車に気をつけよう!~

子どもが、親と一緒に歩く間に、
自分の身は自分で守ることが出来るよう、
しっかりと交通ルールを教えましょう。

社会のルールである交通ルールを守ることで、
自分も社会の一員であることを
認識できるようになってきます。

まず、大人である私達が社会のルールを守れるように
見本となりましょう。

 夏休み、15日目。残り2日です。新型コロナウイルス感染予防のためには、自分を守ることの大切さを痛感させられます。学校での新しい生活様式が再び始まろうとしています。ルールは何のためにあるのでしょうか。二人以上の生活の中では必ずあります。子どもたちの好きなスポーツにも遊びにもルールがあり、守ることで楽しむことができます。ルールだけでなくマナーも守れる子どもたちを育んでいきましょう。