令和6年度 日誌
今日の授業から(3・4年生)
今日の3年生と4年生は、体育科の授業に取り組んでいました。涼しい気候の中、楽しそうな声が、校庭から聞こえてきます。「かけっこ・リレー」の授業のウォーミングアップを行っていました。
ボールを蹴りながら、敵にボールを取られないように考えつつ、敵のボールを蹴り出せるようにと動いていきます。
ゲームには先生も入っていますが、果敢に挑んでいく子もいます。
みんな、どのように動くとうまくいくのか考えながら、活動に取り組んでいました。
その後に行ったリレーも、とても盛り上がっていました。
ふわふわ言葉週間
今週は、「ふわふわ言葉週間」です。普段から子ども達は、優しい声掛けをたくさんしていますが、今週は、改めて自分の言葉遣いを見直しながら、友達とよりよく生活するために、どのような言動をしていくとよいのか、自分のめあてを決めて取り組んでいく1週間となります。
今日の朝の活動では、どの学級でもSST(ソーシャルスキルトレーニング)の時間を取り、言われて嬉しい言葉(ふわふわ言葉)と嫌な気持ちになる言葉(ちくちく言葉)について考えました。
一人ひとりが、どんな「ふわふわ言葉」や「ちくちく言葉」があるのか考え、ワークシートなどに書き出しました。
考えた言葉を全員で共有できるよう、まとめました。どの学級でも、たくさんの「ふわふわ言葉」が出てきていました。「ふわふわ言葉」「ちくちく言葉」を使った時、相手がどんな気持ちになるのか、みんなで考えていました。
「ふわふわ言葉週間」が、友達との会話の中で自分が発する言葉について、相手はどんな気持ちで受け止めるのか、改めて考え、日常生活に生かしていくきっかけとなることを願っています。
昨日の委員会活動の時間に、給食委員会では、南摩小リクエスト献立について話し合っていました。全校生が応募した献立のリクエストの用紙を集計し、メニュー全体のバランスを考えながら、どんな献立にするのか話し合っていました。話し合って決まった献立は、12月の給食で出される予定です。
外遊びを満喫!
これまでの暑さも落ち着き、今日は、過ごしやすい1日となっています。WBGT指数が高く、外での活動ができなかった日々が、6月末からずっと続いていましたが、このところ、外で遊べる日が増えてきています。
たくさんの子ども達が、校庭で遊んでいました。ドッジボールをしたり、固定施設で遊んだりと、思い思いに休み時間を楽しむ様子が見られました。
保健・体育委員会の児童が、委員会活動の時間に、体力向上(本校では、特に跳ぶ力・投げる力)のためにできることを分かりやすくまとめてくれました。外遊びも、体力向上につながります。また、7月に発表された文部科学省の調査によると、外遊びの時間が長い児童は、視力が低下しにくいという結果が出ています。
これから、外遊びを楽しめる気候が続きます。子ども達には、たくさん外で遊んでほしいと思っています。
今朝も、地域の方から、すてきなお花をいただきました。どんどん秋が深まっていることを感じさせられます。いつも本当にありがとうございます。
今日の授業から(1年生)
現在、1年生は、国語科で「やくそく」というお話の学習に取り組んでいます。この単元では、場面の様子や登場人物の行動など、内容の大体を捉えていく力を付けていきます。そして、単元の終わりには、学習したことを生かして音読発表します。
南摩小学校の1年生は、単元の始まりに、どんな音読発表をするのかみんなで話し合いました。その結果、音読ペープサート劇を行うこととなりました。続きのお話も作ることになりました。その単元のゴールに向けて、みんなで「やくそく」のお話を読み進めました。
今朝、1年生から招待状が届きました。
教室に向かうと、案内カードが貼ってありました。配役も掲示してありました。
本格的なペープサート劇で、ナレーターの読み方やせりふの言い方、ペープサートのあおむしの表情も工夫しています。
続きのお話は、タブレットに書かれているようです。三匹のあおむしは、きれいな蝶になって教室を飛び回りました。動きが速くて撮影できませんでしたが、すてきなシーンでした。
参観した教職員が感想を伝えると、「ありがとうございます」とみんな笑顔いっぱいです。観客のお見送りまでしてくれました。
6人で力を合わせて作り上げ、学習の成果がよく表れていた音読ペープサート劇でした。
今日の授業から(2年生)
今日の2年生は、書写の学習に取り組んでいました。ノートに文字の形や、「はらい」などの点画の書き方に気を付けながら、漢字を書いていました。
ノートが終わった児童は、タブレットで漢字の学習をしていました。筆順に気を付けて、丁寧になぞったり、形をよく見ながら書いたりしていました。自分がやりやすい方法を選んで、学習している様子でした。
同じ時間に、6年生は、校庭で卒業アルバムの写真を撮っていました。これからみんなでアルバムを作り上げていきます。どんなアルバムになるのか楽しみでありつつ、もう、卒業に向けた取組が始まる時期になったのだとも気付かされた出来事でした。
予告なしの避難訓練(地震)
いつ起こるか分からない地震の発生に備え、子ども達が、どこにいても自分で判断して身を守れることを目指し、予告しない避難訓練を行いました。いつ行うかは伝えませんでしたが、どの学級でも、地震が起きた際、何に気を付け、どのように行動するか考える授業を事前に行いました。
昨日は、午後1時に震度5弱の地震が起きたという想定で、訓練を開始しました。昼休みが始まって10分後、子ども達は校庭で遊んだり、校内の様々な場所で過ごしたりしていました。実際に揺れを起こすことはできないので、緊急地震速報を放送で流しました。
子ども達は、その場で身を守れるような行動を取りました。緊急地震速報に気付かなかった下級生を6年生が誘導していました。
揺れが収まったので、オープンスペースに移動するよう放送をしました。震度5弱以上の地震の場合には、この後、保護者への引き渡しを想定しています。今回は、大雨・土砂災害の時と同様、保護者のお迎えをオープンスペースで待つという流れで行いました。
子ども達は、速やかに移動し、静かに自分の席で待ちました。教員が人数を確認し終わったのは、地震発生から4分後でした。
4月の避難訓練では、地震発生後、校内で火災が起きたという設定でしたので、全員、校庭に避難しました。火災が起きたり校舎に損傷があったりした場合は、校庭に避難し、震度が大きかった場合は、そこで引き渡しを行います。地震は、雨や雪の日、暑さや寒さが厳しい日に起こることも考えられます。校舎内に危険がないと判断した場合は、オープンスペースに集合します。
様々な避難パターンが考えられますが、子ども達も訓練を通して、どんな流れでも落ち着いて行動することができています。
訓練についての講評も、みんな真剣な表情で聞いていました。昨日の避難訓練も、子ども達が自分ごととして、しっかりと考えながら取り組む姿がすばらしかったです。
小中交流学習と第2回学校運営協議会
昨日、南摩中学校で、小中交流学習と第2回学校運営協議会が行われました。
交流学習では、中学1年生と、上南摩小・南摩小の6年生が一緒に国語の授業に参加しました。授業をするのは、中学校の先生です。昨日は、「意見交換をして考えを深めよう」という学習を行いました。
中学1年生と6年生が一緒に班を作り、ランダムに選んだお題について自分の考えを伝え合います。中学生が、優しく声をかけながら話合いをリードしてくれるので、6年生もたくさん考えを伝えることができました。
授業が終わった後は、各校の代表児童・生徒が、お礼のあいさつをしました。
6年生は、第2回学校運営協議会に引き続き参加しました。中学校からは、3年生や生徒会役員が参加しました。学校運営協議会の委員さん、小学生、中学生、教員で班を編成し、「Let's enjoy なんま」をテーマに、地域や学校生活を良くするための話合いが行われました。
最初は、ちょっぴり緊張していた6年生も、じゃんけんのゲームや好きなもの紹介などのアイスブレイクを通して、リラックスできたようでした。
いろいろな世代が一緒になって、南摩地区のことをざっくばらんに話し合う有意義な時間となりました。学校運営協議会の委員の皆様、お忙しい中、ご参加いただきまして大変ありがとうございました。
今日の授業から(1年生)
地震は、いつ発生するか予測ができません。どんな場所でも、自分の身を守る判断ができるよう、近々、予告をしない避難訓練を実施する予定です。
今日の1年生は、学級活動の時間に、校内で地震が起きた時、どのような行動を取るのかみんなで話し合う学習に取り組んでいました。
校内の様々な場所で、自分で判断して行動し、その後には、行動の理由やその場所で気を付けることなどを話し合うことも行いました。
「この場合は、こうするとよいのでは」と提案したり、どうしてそれがよいのか説明したり、子ども達は真剣に話し合っていて、すばらしいと思いました。
教室のロッカーの上には、上級生に教わりながら捕まえた昆虫がいました。上級生のおかげで、昆虫のことにずいぶん詳しくなってきました。
今日の給食には、ブドウが出ました。昨日、南摩地区のブドウ園さんで、中学生が収穫した「巨峰」です。甘くてみずみずしくて、おいしいブドウでした。
学習支援ボランティアさん
本校では、様々な学習場面で、学習支援ボランティアさんが来校し、子ども達の学びをサポートしてくださっています。
算数科の学習支援や、習字のサポートをしてくださるボランティアさんは、定期的に来校してくださっています。書写の時間には、習字の学習を始めたばかりの中学年の児童に、筆の運び方を直接教えていただけるので、どの子も運筆の仕方をよく理解して、文字を書くことができています。
校外学習のサポートなど、不定期に来校してくださるボランティアさんもいらっしゃいます。昨日と今日は、5・6年生の家庭科のミシンの学習を支援していただきました。
特に、5年生は、エプロンを製作するのに、初めてミシンを使います。ミシンの仕組みの理解や糸を掛けることも初めてですし、操作の途中で動かなくなるなどのトラブルが起きて困ってしまうことも、学習を始めた頃には、よくある場面です。
しかし、教員だけではなく、学習支援ボランティアさんも一緒にサポートしてくださったので、どの子も練習布の線に沿って、きれいに縫うことができました。
丁寧に教えてくださる学習支援ボランティアさんのおかげで、習字やミシンなど、初めて学習する時期に、子ども達が苦手意識をもつことなく学び、自信をつけることができています。学習支援ボランティアの皆様、いつも本当にありがとうございます。
学校保健委員会
昨日、学校保健委員会が開催され、4〜6年生の児童が参加しました。学校保健委員会は、第2回家庭教育学級も兼ねているので、保護者の方も参加されました。
今年度のテーマは、「いろいろな性について考えよう」です。子ども達が、多様な性について知り、自分の性について考えたり、自分の身の回りの人にどのような気持ちで接していくとよいのか考えを深めたりすることを通して、自分も周りの人も自分らしく安心して生活できるようにすることを目的として実施しました。
はじめに、保健・体育委員会の児童が、事前アンケートの結果を発表しました。
次に、養護教諭が、スライドで、いろいろな性があることを分かりやすく説明しました。自分の在り方について悩み、そして、それを乗り越えてきた方々が自分の経験や考えを伝えてくれる動画も見ました。
子ども達は、時に身を乗り出し、真剣に聞き入っていました。
その後、ワークシートに自分のことを振り返って書き込んだり、動画に出てきた方が自分の友達だったとしたら、どのような声掛けや行動をするのか考えたりしました。どのような声掛けや行動をするのかについては、他の学年の友達や保護者の方と話し合いました。
「男らしく」「女らしく」「普通だったら」「みんなと同じにしなければ」ではなく、誰もが「自分らしく」あることが大切だということを踏まえながら、どのグループも話し合っていたのが印象的でした。
この時間で考えたことを、今後も生かしながら生活していってほしいと願っています。
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