令和5年度 日誌
国語科「敬語」(5年生)
昨日、5年生は、国語科の授業で敬語について学習していました。30日の授業参観の続きの授業です。
前時で学習した丁寧語、尊敬語、謙譲語の知識を基に、今日は、場面に合う使い方について考え、敬語を使うことに慣れていくことを目標としています。
まず、最初は、敬語を使わずに校長先生と話す場面を、先生と児童でデモンストレーションしました。それを見て、子供たちからは、「話している方は楽しそうだけれども、相手はどうだろう?」「校長先生は、きっとドン引きしている」などといった感想が出ていました。
次に、デモンストレーションされた会話を、適切だと思う言い方に直しました。それを基に、グループで話し合い、ワークシートに書き入れていきました。丁寧な言い方でも、少しずつ言い回しが違うこともあります。互いにそれを口にしてみながら、より良い言い方を選んだり、複数の言い方を書き入れたりしていました。丁寧語だけではなく、尊敬語や謙譲語で表せる場合があることにも気づき、タブレットで調べている児童もいました。
最後に、グループごとに、直した会話を発表しました。「これなら相手に伝わりそう」「児童役の態度が良いように感じる」「校長先生も聞きやすかったと思う」といった感想が出されました。互いの班の発表を聞いて、いろいろな言い表し方があることにも気付いた様子でした。
これからも、様々な場面に適した表現を選んで、相手に伝えていってほしいと思います。今日、5年生の教室に行くと、「校長先生が、いらっしゃった!」と言われました。授業で学んだことを、さっそく使いこなしている5年生です。
この授業は、本校の研究課題である「誰もが分かる・できる喜びを味わえる授業づくりの工夫〜インクルーシブ教育の視点に立ったきめ細やかな支援と指導のあり方の充実〜」の第1回授業研究会の授業でもありました。
児童が下校した後、宇都宮大学教職大学院准教授や鹿沼市教育委員会の指導主事、大学院生や内地留学の教員の方々も参加して、今日の授業について話し合いました。様々な角度から授業について話し合い、本校の児童がよりよく学べる授業づくりについて考えを深めていく時間となりました。
授業参観
今日は、今年度2回目の授業参観、学級懇談会が行われました。進級して3か月ほど経ち、どの学級でも、みんなで話し合った学級目標を実現するために、日々がんばっている姿の一端を保護者の皆様にも見ていただける機会となりました。
1年生は、算数科「どちらがながい」です。身の回りにある、物の長さをどのようにして比べるか、考えたり話し合ったりしていました。
2・3年生は、体育科「多様な動きをつくる運動遊び・多様な動きをつくる運動」(2年生と3年生では、目標とする運動の内容に違いがあります)です。体を移動したり、力を試したりする運動を通して、体を動かす楽しさを味わったり、動かし方を工夫したりする授業に取り組んでいました。
4年生は、国語科「短歌・俳句に親しもう」です。教科書に掲載されている作品の中で、自分の心に残ったものを選び、その理由と共に友達に伝える授業に取り組んでいました。
5年生は、国語科「敬語」です。先生が作成した動画のやり取りを基に、日常の中で使われる敬語について考える授業に取り組んでいました。
6年生は、総合的な学習の時間「他地域の歴史・伝統文化に学ぶ」で、修学旅行で訪れた福島県の歴史や伝統文化について、調べたり体験したりしたことを、タブレットにまとめて発表しました。
あおぞら学級では、国語科「漢字の広場」で、漢字パズルや、漢字クイズを通して、いろいろな漢字を学んでいました。
学級懇談会終了後には、家庭教育学級の開級式も行われました。保護者の皆様、お忙しいところ、多数ご参加いただきまして、大変ありがとうございました。
生活科「まちたんけん」(2年生)
23日に、2年生は、生活科で「まちたんけん」に出かけました。二つの班に分かれ、探検します。事前に、質問することも考えて、出発です!!
和食処「おおた」さんでは、調理する場所も見せていただきました。色々な道具があり、子供たちは興味津々です。
なんま保育園は、懐かしく感じた子もいたでしょうか。保育園のいろいろな部屋を見せていただきました。
南摩郵便局では、郵便局の様々なお仕事について教えていただきました。
セブンイレブンでは、普段、買い物をする場所だけではなく、奥の部屋も見せていただきました。
西沢駐在所では、パトカーに乗せていただきました。ボタンを押して赤色灯を回したり、マイクで「そこの車!止まりなさい!!」とアナウンスしたりしました。
どの場所でも、普段は知らないところをたくさん見せていただきました。子供たちは、メモしたり、タブレットに写真や動画で記録したりしました。ご協力いただきました地域の皆様、お忙しいところ、大変ありがとうございました。
学校に帰り、早速、それぞれの班が見学してきた場所の写真や動画を、教室のモニターに映して見せ合いました。これからの学習で、見学してきて分かったことをまとめていきます。
避難訓練(竜巻)
本日、竜巻発生時の避難訓練を実施しました。竜巻は、大気が不安定なこれからの季節に多く発生します。今日は、学校の授業中に竜巻が発生したという想定の訓練を行いました。事前に、竜巻のことや身の守り方についての動画を見ました。
訓練では、まず、竜巻が発生したので、室内で身を守るようにという放送が入りました。教室の窓とカーテンを閉め、子供たちは、帽子をかぶって廊下側に机を移動し、机の下にもぐって身を守ります。Jアラート発出や地震の時と同じ、「だんごむし」のポーズをとります。
通過までしばらくそのままで過ごし、通過したとの放送により、先生たちが危険箇所や避難経路の点検を行いました。その間も、子供たちはそのまま静かに待ちました。
異常がなかったので、体育館に避難します。みんな落ち着いた様子で避難できました。
全員が集まった体育館では、学校以外の場所で竜巻が発生した場合の、避難のポイントを確認しました。もし、竜巻が発生した場合にも、今日の訓練のことを思い出して、行動できることを願っています。
総合的な学習の時間「南摩を知ろう〜南摩たんけんたい〜」(3年生)
3年生は、総合的な学習の時間に、南摩地区のことについて学んでいます。今日は、地域にあるパン屋さん「一本杉農園」の方が来校し、「南摩ふれあい農園」など、地域の様々なことを教えてくださいました。
子供たちは、予め聞きたいことをメモしておいて、授業に臨みました。地域の農業のことや、一本杉農園のことなどについて、美しい写真と共に説明していただきました。
一本杉とは、お店のある場所の地名であり、おじいさんに当たる方が経営していたお蕎麦屋さんの名前でもあったことや、たくさんの人が行き交う地域にしたいという思いから、パン屋さんを始めたというお話なども聞かせていただきました。
子供たちも、様々な反応をしながら、熱心に話を聞き、チャイムが鳴ると、「もう終わり?」と残念がっていました。きっと、それくらい興味深いお話だったのだと思います。今日の話を基に、子供たちは、さらに南摩地区のよさについて調べたり考えたりしていきます。
4年生は、今日は、盲導犬について、盲導犬協会とオンラインでつないだ授業を行っていました。昨日の介護の授業に続き、盲導犬について詳しく知ることができる授業でした。福祉について、いろいろと学んでいる4年生です。
水泳の授業が始まりました!(1・2・3年生)
下学年でも、水泳の授業が始まりました。予定していた22日は、冷たい雨の降る日となってしまったため、子供たちは、今日の水泳の授業を心待ちにしていました。
午前中は、あいにくの雨となってしまいましたが、予報を見ると、学校周辺の雨は、お昼頃には止みそうです。気温・水温は十分あるので、午後に入る日程に変更しました。
今年初めての水泳の授業であり、1年生は、入学して初めての経験となるので、3校時には、先生からプールの入り方や気を付けることについて、お話を聞きました。
そして、いよいよ、水泳の時間です!!がんばって着替えをし、しっかり準備体操もして、水の感触を楽しみました。
これから、どんどん水に慣れて、様々なことができるようになっていくといいですね!!
総合的な学習の時間「福祉・介護のお仕事出前講座」(4年生)
4年生は、総合的な学習の時間に、福祉について学んでいます。今日は、栃木県老人福祉施設協議会と栃木県社会福祉協議会の方が来校し、福祉や介護についての出前授業を行っていただきました。
まず、スライドで、高齢の方がどのような不自由さを感じているのかや、その不自由さを少しでも軽減するための取り組みとして、特に車椅子での介助について、お話を聞きました。
その後、実際に車椅子を押したり乗ったりする体験をしました。はじめに安全に関わる注意事項を聞き、ペアで活動しました。思ったより車椅子を押すのは軽かったこと、乗ると楽に移動できることなどに気づくことができました。
学習後の質問の時間にも、積極的に質問するなど、この時間で子供たちは様々なことを考えたようです。出前講座で学んだことも生かしながら、この後も福祉について様々なことを考えて行く予定です。
また、今日の業間には、環境委員会の児童が、先日、贈呈いただいた「人権の花」をプランターに植えていました。みんな丁寧に苗を植えていました。どのプランターも色とりどりの花できれいです。たくさんの花が咲くよう、大切に育ててくださいね。
社会科「租税教室」(6年生)
6年生は、社会科で国の政治のしくみについての学習が終わったところです。税金についても学びました。今日は、鹿沼商工会議所の方々が来校し、税金の役割について、さらに詳しい学習をしました。
もし、税金がなかったら世の中がどうなるのか、とても分かりやすい内容のアニメーションを見たり、身の回りにある施設のうち、どんなものが税金によって作られているのか考えたりしました。
また、1億円のレプリカを持って、その重みを確かめました。
税金が、様々なところで役立っていることを改めて理解できた授業となりました。
総合的な学習の時間「山地防災講習会」(5年生)
今日は、5年生の総合的な学習の時間に、山地防災講習会を行いました。講師は、県政環境森林事務所、栃木県庁森林整備課、鹿沼市土木事務所の皆様です。
まず、森林の働きについて知ったり、土砂災害の様子や土砂災害の予兆、災害が起きそうな時に向けた準備などについて学んだりしました。本校の裏山で、平成27年に起きた災害についても知りました。
子供たちは、身を乗り出して話を聞き、必要なことをどんどんメモに取っていきます。とても真剣な表情でした。
その後、模型を使って、土砂災害が起きる状況や、災害防止のための取り組みについて、実際に操作しながら確かめていました。
質問や感想の時間の発言から、子供達がこの授業で様々なことを学んだことが伝わってきました。「今まで家族で話したことがなかったので、家で今日のことを話したい」という感想もありました。ぜひ、家の人にも今日の授業のことを伝えてほしいと思います。
学級活動「クラスの合い言葉を決めよう」(4年生)
4年生は、学級活動で、クラスの合い言葉についての話合いを行っていました。みんなが目指して行くクラスの合い言葉をみんなで決めていきます。
話合いに先立ち、クラスの計画委員の児童が、昼休みに集まってどのように進行するか準備しました。その後、クラスの友達に今回の議題について、その提案理由を伝え、予め、自分の意見を考えてもらいました。
いよいよ今日は、その話合いを実際に行います。大切なことは、多様な意見を認め合い、互いのよさを生かしながら考え、その考えを伝え合うことを通して、「合意形成」することができるようにすること、そして、合意形成したことを基に、みんなで協力してよりよい生活を築くことができるようにしていくことです。
計画委員さんが、役割分担して進行していきます。まず、議題や提案理由、今日のめあてを確認しました。次に、意見を出し合います。みんな積極的に発言し、たくさんの意見が出されました。
出された意見について、共通点や相違点を確認し 、くらべ合って考えます。どのようにすれば「自分もよくてみんなもよい」考えにまとめていけるか、みんなで話し合います。
たくさんのキーワードから、どのようにまとめていくか、みんな必死に考えていました。子供たちが、自分の考えをしっかり持って、よりよいクラスの合い言葉を作ろうとがんばっていて、すばらしいと思いました。
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