日誌

2020年12月の記事一覧

17日 「ほこり」の持てる私になる

17日の魔法の日めくりメッセージです。

 

「ほこり」の持てる私になる ~落ちているゴミを拾いましょう!~

 

人の役に立つことを、


誰も見ていなくとも勇気を持って、


恥ずかしがらずに、堂々と行動に移す。


自分の意思を貫く。


習慣づくことによって、


自尊心が芽生え、自分に自信が持て、


何でも、「やってみよう」と挑戦できるようになりますよ。


親子で、まず出来ることからやってみましょう。

 

 2学期も残り少なくなりました。日めくりカレンダーも今日までになります。1月11日まで更新は休止になります。
 本校のスローガンは「全力」「挑戦」「ありがとう」です。そのためのベースや原動力になるのは、やる気や自尊心、自信などです。ほめて、認めて、励ましていくことが大切です。情緒的サポートといわれており、ほめるポイントは、結果や能力でなく過程です。過程での頑張りをほめてみてください。小学生のうちに自分のために、みんなのために役立つことができるように育みましょう。例えば、「なぜ、石けんを使って手洗いをするのか?」を子どもと考えたり、調べたりすることもおもしろいのではないでしょうか。親水性と疎水性という、水に付きやすい性質と水をはじきやすい性質、「水と油」とよく言いますが、それをうまくつなげるのが石けんの役割です。界面活性剤という石けんの役割によって、菌が落ちることになります。今だからできることを一緒に考えたり、調べたりして、子どものやる気や自信などを育んでみてください。

16日 食事のマナーを伝えましょう

16日の魔法の日めくりメッセージです。

 

食事のマナーを伝えましょう ~お茶碗を持ってごはんを食べよう!~

 

「ごはんを大切に食べる」という


想いを形で表現できるように、


食事のマナー・仕方に目を向けてみましょう。

 

お茶碗を持ってごはんを食べる、


お箸をおいてからお茶を飲む、


ご飯とおかずを交互に食べる、


一つひとつを大切にできるように、


マナーを守って楽しく食べる。

 

一度お子さんと一緒に食事のマナーを考えて下さい。


毎日必ずとる食事は、マナーを伝えられる大切な時間です。

 

 2学期も残り少なくなり、水曜日です。一斉下校になります。
 食事での食べ方やマナーからその子の様子がわかるとも言われています。私自身は食べるのが早いのですが、職業柄そのようになっているのかもしれません。食事に限らず、そのときどきでマナーを教えてください。家庭で生活するうえで日々やっていること、食事、洗濯、掃除、健康管理というものを子どもと一緒にやって、子どもができるようにする時間として使うことができたかを振り返ってみてください。

学力をつけるためには?⓫

⓫「無駄」を削る  -勉強を合理化して「余裕」をつくる

学校での一斉授業では、教師は全生徒の理解度をひとりずつ考慮することはできません。そのため生徒はそれぞれ、すでに知っていること、あるいは逆にまったくわからないことを聞いていなければいけない時間があります。つまり、学校での授業時間の何割かは、無駄な時間になっているともいえます。いま、AIを活用して、こうした無駄な時間をなくし、一人ひとりの理解度進度に合わせた学習法を実現しようという動きがあります。そのような個別最適化された学習は、「アクティブラーニング」と呼ばれています。

 子どもがどこでつまずくかはさまざまです。算数の計算ミスでも、計算の順序が正しく覚えられていないのか、分数の割り算がわかっていないのか、子どもによって間違うポイン卜は異なります。その複雑なプロセスをAI が解析し、一人ひとりの理解度に合った問題を選んでくれるため、弱点に特化した学習で 効率的に理解を深めることができるのです。

 

勉強の「無駄」を削るにはどうすればいい?

(1)「できないこと」にフォーカスする

時間は有限です。勉強する際は、すでにできることをくりかえすより、できないところに集中的に時間を使ったほうが効果的です。そうすれば子どもが、21世紀型スキルともいわれる創造力や思考力、コミュニケーションカといった力を育む意味でも、遊びや好きなことに夢中になれたり、ぼんやりと考えにふけったりと、自由な時間を多く使うことができるようになります。

(2)遊び時間は「無駄」ではない

算数教育にくわしいワンダーラボの川島慶代表は、算数の力の土台になる想像力や推理力、空間認識力、それを支える知的好奇心などは、遊びの体験を通じて身につくといっています。親にしてみれば、学年が上がるにしたがってできるだけ多くのことを勉強してほしいと思ってしまいがちですが、あえて先に自由に遊べる時間を確保するぐらいのほうが、長い目で見れば子どもの成長にプラスになるといえそうです。

(3)「AI教材」を活用する

できることをくりかえさず、できないところを重点的に補強するという効率的な学習は、AIが実現してくれます。タブレット学習は大半の親にとっては未経験の学び方ですが、子どもたちは大人の想像以上の速さで操作を覚え、楽しく解き進めていきます。勉強嫌いな子どもも、苦手なところを効率よく埔強でき、学ぶ楽しさに目覚めるきっかけにもなるようです。

自分を守る、社会のルールを守る

15日、魔法の日めくりメッセージです。

自分を守る、社会のルールを守る ~信号を守ろう!車に気をつけよう!~

子どもが、親と一緒に歩く間に、
自分の身は自分で守ることが出来るよう、
しっかりと交通ルールを教えましょう。

社会のルールである交通ルールを守ることで、
自分も社会の一員であることを
認識できるようになってきます。

まず、大人である私達が社会のルールを守れるように
見本となりましょう。

 2学期、学校に来る日もあと9日になり、火曜日です。新型コロナウイルス感染予防のためには、自分を守ることの大切さを痛感させられます。学校での新しい生活様式が慣れてきましたが再確認が必要です。ルールは何のためにあるのでしょうか。二人以上の生活の中では必ずあります。子どもたちの好きなスポーツにも遊びにもルールがあり、守ることで楽しむことができます。ルールだけでなくマナーも守れる子どもたちを育んでいきましょう。

学力をつけるためには?❿

❿「語彙」を増やす  -いろんな理解をラクにする基本の力

国立情報学研究所の新井紀子教授らの研究チー厶が、全国約25000人の中高生を対象に読解力の調査をしたところ、その多くが教科書レベルの文章を理解できていないことがわかりました。新井教授が考える原因のひとつは、基本的な語彙力の不足です。子どもにとって、知っている言葉の数が豊富だと、文章を読むときの負担が少なく、内容理解もスムーズになります。また、教えられたことがしっかりと理解でき、自信を感じられます。さらに語彙力は、コミュニケーションカ、表現力、そして創造力へもつながっていく大切な力です。

「語彙」を増やすにはどうしたらいい?

(1)大人とたくさん会話する

東北大学の川島隆太教授らの研究によれば、親子でさまざまな内容の会話を多くもっていると、子どもの言語機能に関わる脳の領域が良好に発達することがわかってきました。また、ベネッセコーポレーシヨンが2016 年に行なった語彙調査では、高校生、大学生、社会人とも、身近な人と「話す」頻度が高いほど、語彙力が高い傾向が見られました。

とくに親、祖父母や親戚、学校の先生といった年齢差のある人と話す頻度が高いほど、語彙力が高くなっています。世代を超えた会話は、子ども同士では出合うことのない新しい語彙を増やし、表現力を伸ばします。

(2)親はすぐに返事をする

子どもの言語獲得に詳しい玉川大学の佐藤久美子名誉教授が、小学校入学直前の年長児約200人を対象に語彙力を調査したところ、応答のタイミングが早い親の子どもは語彙力が高く、発話量が多くなることがわかりました。

(3)親は聞き役になる

佐藤氏の調査では、親の話す時間が短いほど、子どもが話す機会が増えることもわかりました。つまり、親が「聞き役」になるということです。子どもの言葉に対して親が長い返事を返してしまうと、子どもは次の一言が出にくくなります。短い返事をたくさん返せば、子どもはたくさん話すようになります

(4)ゆっくり、はっきり話しかける

小さい子どもは、親の話を聞いて真似をすることで言葉の音を覚えていきます。子どもが聞き取りやすいように、ゆっくり、はっきり話しかけることで、子どもは言葉の獲得がスムーズになります。

(5)本、新聞、マンガに触れる

語彙を増やすには「書く」ことも効果的ですが、オランダ・ライデン大学のスザンナ・モル准教授らが、未就学児(3歳〜)から大学院生までの読書量と語彙力の関係について調べたところ、読書量が多いほど語彙力が高いことがわかったといいます。語彙量がいちばん多いメディアが本や新聞、次に雑誌、マンガです。家族が集まる食卓やリビングに、新聞や雑誌、本を置いておき、目に入る語彙を増やします。

(6)リビングに辞書を置く

ベネッセの調査によると、高校生、大学生とも「わからない言葉に出合ったら、そのままにせずに調べようとする」と回答した人は、語彙力が高い傾向が見られました。「〇〇ってどういう意味?」と聞かれるごとに、「調べてみようか」と言って親子で一緒に調べることで、辞書を引く習慣をつけます。いつも手近なところに辞書があれば、調べる習慣が身につきやすくなります。