日誌

2019年11月の記事一覧

分校ひよし祭に行ってきました

 西小学校の子どもたちは、卒業後に西中学校に進学します。鹿沼分校は西中学校に併設されている県立富屋特別支援学校です。その分校ひよし祭は、10周年を迎えました。11月13日に5年生は分校交流学習があり、身近な存在になっています。
 分校の子どもたち(小学部と中学部)が、学習してきた成果を発表する学習発表会です。西中学校の管弦楽部と合唱部の演奏と合唱もあってみんなに支えられている様子が伺えました。
 小学部4から6年生の約20名の子どもたちは「みんなでうたおう おどろうがんばろう!!」をテーマに、1から3年生は「どうぶつじまのおんがくかい」の発表で、と頑張って顔晴っていました。
 中学部の発表を前に退席しましたが、とても温かなまなざしのあるなかでの発表で、一人ひとりの頑張っている姿に感動しました。5年生の分校との交流学習が今から楽しみです。

7日 無償の愛を満タンに!

7日の魔法の日めくりメッセージです。

無償の愛を満タンに! ~ぎゅ~っと抱きしめ合おうね♡~

無条件に抱きしめましょう。
心を抱きしめることで、
きっと、強がりや意地っ張りな心がほぐれ、
素直な心が戻ってきますよ!
”下の子が生まれた!”
”喧嘩した!”
”叱った!”
そんな時には特に、しっかり抱きしめて愛を伝え、
安心させあげましょう。

今日は7日目、子どもをしっかり抱きしめましょう♡


 子どもの心のエネルギーが空になると、やる気や意欲はでません。もちろん大人も同じです。心のネルギーを貯める器が子どもによって大きかったり、小さかったりします。器が大きくなった子はときどきで大丈夫ですが、まだ小さい子には沢山のエネルギーを貯め続けることができるようにお願いします。一緒に楽しく食事をする、一緒にお風呂に入る、女の子なら髪の毛をとかす、楽しくコミュニケーションするなど、一緒に何かをすることでエネルギーが満ちてきます。そのときに、頑張って顔晴っていることを伝えていきましょう。

6日 役立つ事の「喜び」を知ること

6日の魔法の日めくりメッセージです。

役立つ事の「喜び」を知ること ~お手伝い出来るかな?~

どんな小さなお手伝いでも、
沢山の「有難う」のシャワーを浴びせて、
褒めて認めてあげましょう!

人のために行動することに喜びを実感すると、
将来、社会に貢献でき、
思いやりや責任感が育まれ、
志の持てる子になりますよ。


 誰かのために役立つことができるようになるためには、褒められた、認められたということを実感したり、自覚したりすることが必要になります。「だれかのために、みんなのために」行ったことが承認される経験が多いお子さんに育ててることが大切だと「エミール(ルソー)」も述べています。「自分のために生き、みんなのために生きる」そんな子どもたちを育んでいきましょう。

かけ算九九を頑張る2年生のために

 2年生はかけ算の学習を行っています。かけ算九九を記憶したり、覚えたりするためには人それぞれに記憶のしかたがあります。
 「継次処理能力」と「同時処理能力」の二つがあります。一つは九九を唱えるという方法です。「にいちがに」「ににがし」「にさんがろく」・・・と唱えて覚えます。日本では以前からこのように覚えてきました。これは「継次処理能力」で、「一つずつ順序立てて覚える」ことが得意な子には有効です。カーナビで例えると、「200m先、左です。左です。」で、情報を連続的かつ逐次的に分析し、順序性を重視し、時間的聴覚的な手がかりで、処理していくことです。かけられる数を1つずつ大きくするようにして唱えて(聴覚を使って耳で聞きながら)覚えます。
 もう一つは、同時処理能力で
情報を全体としてとらえ、部分同士を関係づけて、問題を処理していくことです。かけ算九九表を見ながら覚える方法です。答えがあるものとないものを両面にして、全体の九九表から関係性を抽出する情報処理で、いくつかの情報を視覚的な手がかりで空間的に統合し、全体的に処理していくことになります。カーナビでいうと全体的な地図を見て、この方向になるなと大まかね見当をつけるのに有効です。ばらばらに唱えるときには必要になります。
 慣れないうちは九九表を見ながら覚え、次第に暗唱できるようにするようにしてみてください。九九表を用意してありますので、ぜひ活用しながら覚えてください。頑張って顔晴りましょう。
 

5日 安心感は、勇気と行動力の源!

5日の魔法の日めくりメッセージです。

安心感は、勇気と行動力の源! ~ずーっと、ずっと「いってらっしゃい」「いってきます」~

子どもは毎日、
新しいことに出合うために出発します。
しっかり、姿が見えなくなるまで
見送ってもらうことで、安心して旅立てるのです。
安心感が得られないと、不安で、
何事にも消極的になります。
安心感が得られると、エネルギーが充満して、
自分らしさが発揮できます。

「いってらっしゃい」「いってきます」の掛け合いで、
1歩前へ進めるのです!


 子どもの中に安心感が得られるかどうかです。安心感が得られるときには、実際にはいなくても心の中に「いつでも見守られている」という感覚が育つことです。「愛着の形成」ということになります。小学校入学前に「愛着の形成」がなされないと、学校生活で困難な場面が生じてきます。お子さんによっては、十分に獲得されないこともあります。小学生の子どもたちに安心感が育つように、褒めて、認めて、励ましましょう。