日誌

2020年8月の記事一覧

2日 物事が、うまくいく!

2日の魔法の日めくりメッセージです。

物事が、うまくいく! ~一緒にお部屋を片付けようね~

部屋の乱れは、心の乱れにつながります。
片付けをする事で、空間が整い、心も整理出来るので、
良いエネルギーが部屋に充満します。
部屋の片付けは、心が落ち着き、物事がうまくいきますよ。

ぬいぐるみ、ボール、積み木、
どこに何を片付けるのかを、
はっきり分かるように分類する工夫をしましょう。

一緒に片付けをすることが、習慣化する秘訣です!


 夏休み、2日目です。幼児へのメッセージですが、小学生に向けたメッセージといっても不思議ではありません。きれいにすることは、場所を整え、次の行動へ切り替えることの準備になります。切り替えることや後片付け、計画的に行うことなどを「実行機能」と言います。この実行機能を上手くできるようにすることが小学生に重要なことと言われています。自分だけではできない子どもの場合、大人が一緒にかかわることで習慣化につながります。「段取り八分」とも言われているように、計画的に行えるようにすることが大人になって役に立ちます。子どもによい習慣を。

子どものつまずきを考える① 中学年の壁

 7月28日(火)に開催された家庭教育学級の資料を紹介します。子どものつまずきを考えるものです。夏休みに入りましたので、つまずきを越えらるようにしていきたいと思いますので、考えていただき機会にしたいと思います。その中で、特に中学年の壁を紹介いたします。

1 中学年の壁

生まれてから小学校を卒業するまでに、3つの壁があると言われています。小学校では、中学年の壁で9歳の壁や10歳の壁と言われ、なぜ、この時期の子どもたちの前に壁が立ちふさがってしまうのか、あるいはそう感じてしまうのか?認知発達の上で、大きな変化が起きています。

1つ目は、生後10カ月から1歳頃で、乳児は目や、耳、鼻、舌、皮膚の五官を使って、外の世界を知ろうとします。頭の中で「イメージ」と「記憶」が誕生し、想像力を働かせてイメージを作り出し、いわゆる「ごっこ遊び」や「見立て遊び」ができるようになります。

2つ目は、5歳後半から6歳頃にプランの力や因果推論の能力、さらに自分の中にもう一人の自分が出現するメタ認知の働きが連携協働するようになります。想像力を働かせてイメージを作り出し、現実的なモデルを構成できるようになるということです。今までの「ごっこ遊び」とは大きく変化して、「ごっこ遊び」の世界と現実の世界を常に行きつ戻りつするようになります。子どもは「ごっこ遊び」をしながら、もう一人の自分が心の中に出現して「ここはこうしたほうがいい」といった調整ができるようになります。

このような中で、子どもたちは小学校入学を迎えます。学校生活に無理なく適応できるように、本校でも非常勤講師を置いて、なめらかに学校生活に慣れさせていくことに力を尽くします。

そして、3つ目の中学年の壁(9歳の壁、10歳の壁)が立ちはだかります。学校での学習内容も一気に難しくなります。自分の五官を使い、実際に体験した具体性のある範囲の学習でしたが、この頃から「抽象的思考」という新たな考え方が求められます。例えば算数なら、「今までの学習は両手の指を使えば何とか数えることができたのに、どうもそれだけではいけないらしい」「九九を唱えるだけでなく、「位取り」とか「分数」とか「割合」とか、初めて聞くことばかりだ」「今までとはちょっと違う。何か別のやり方を利用しなければ解くことができなみいたい」と気づくのです。具体的な体験と抽象的思考がうまく結びついて、早いうちに理解できることもあります。しかし中には、どうしても結びつけることに苦戦して、脚踏みしてしまう子どももいるのです。(つづく)

1日 何事も基本から

1日の魔法の日めくりメッセージです。

何事も基本から ~朝、歯を磨こう!顔を洗おう!~

さあ、1日の始まりです!
自らの身を整えることが出来ると、
気持ちがシャキッとし、
清々しくなり、気合いが入ります。

エネルギー全開でスタート出来る習慣を付けましょう!


 今日から夏休みです。夏休みでの新しい生活様式が始まりです。改めて基本を考えてみてください。朝起きたらすぐにトイレに行き、歯を磨くことの習慣を身につけさせることが体の健康につながる始まりでもあります。顔を洗って着替えて朝ご飯です。この一連の動作が身についているか、「おはようございます、おはよう」のあいさつも含めて、始めてみましょう。あいさつができる子は、学習に向き合う準備ができている証拠です。また、人とつながり合うための基本です。充実した夏休みを過ごしてください。