日誌

2019年11月の記事一覧

12日  丸ごとドーン!と受けとめる

12日の魔法の日めくりメッセージです。

丸ごとドーン!と受けとめる ~「お帰り」「ただいま」~

子どもは毎日、
新しい出来事の中で精一杯過ごしてきます。
この想いを誰かに受け止めて欲しい!
と、帰ってきます。

しっかりと心を抱きしめてあげるためにも、
目を見て笑顔で迎え入れて下さい。

「お帰り」「ただいま」という言葉で、
嫌なことも、すべてリセットされやすくなり、

次への行動が起こしやすくなりますよ。


 丸ごと受け止めてもらえることは、子どもたちにとって安心することになります。秩父神社に「親の心得」があります。「赤子には肌を離すな 幼児には手を離すな 子供には眼を離すな 若者には心離すな」です。小学生には子ども同士の仲間関係を大切にしつつ、必要なときに助けてあげてほしいということです。よく斜めの関係になることで受け止めやすくなります。例えば、祖父母の方々は受け止めやすい存在です。子どもから目を離さずに守ってください。どうぞ宜しくお願いします。

11日 聴くことは宝箱

11日の魔法の日めくりメッセージです。

聴くことは宝箱 ~お話は最後まで・・・~

相手の話が終わるまでしっかり聴くことで、
自分より相手を優先することが出来、
注意深く聴き取る力、集中力が身に付き、
よく知ることが出来ます。
習慣化すると、人をまとめる力、
リーダーシップ力にもつながります。

まず、お母さんが子どもの話に
「あいづち」をうちながら、最後まで聴くことで、
子どもに満足感が得られ、
自然に最後まで話を聴ける子に育ちますよ。

 話を聴くことには様々なよさがあります。話を普段聴くことができない場合、一緒にお風呂に入ることで可能になります。また、絵本などを読み聞かせすることも効果的です。聴くときにはうなずいたり、相づちを打ったりすると、聴いてもらっているという気持ちが高まります。出来事や事実を聴きながら、流れている気持ちや思いを併せて聴いてください。「◯◯だったので、・・・と言う気持ちなんだね」と、フィードバックするとより有効になります。

10日 自己責任力

10日の魔法の日めくりメッセージです。

自己責任力 ~脱いだ服、片付けられるかな?~

脱いだ服は、ついつい、親が片付けてしまいますが、
ここではぐっと堪えて自分で片付けられるように
導きましょう。

自分の行動に最後まで責任を持つ。

伝えたい大切な「自己責任能力」を
毎日の繰り返しの中で身に付けさせてあげましょう。


 自分のことは自分でできるように見守って、声をかけたり教えたりして励ましていきましょう。コーチングの考えが必要になります。その場その場での成長を促すかかわりが大切です。目をかけ、手をかけ、声をかけるなど宜しくお願いします。

9日 家族の輪は会話から!

9日の魔法の日めくりメッセージです。

家族の輪は会話から! ~楽しくみんなでごはんを食べよう!~

「お喋りしながら楽しく食べる。」
毎日必ずとる食事の時間は、
家族の大切なコミュニケーションの場で、
会話のキャッチボールが出来る場、唯一の家族共通の場です。

会話で心が通い合うと、
何でも話し合える仲になり家族関係が上手くいきます。

テレビを見ながら食事を摂ると集中力がなくなり、

味覚も分からず無関心な子になりますよ。


 一緒に食事をすることには、大きな意味があります。衣食住の「食」を司っており、その場での楽しい会話によってつながりや絆が深まっていきます。朝食や夕食のいずれか一つは、一緒に楽しい場になるようにしていきましょう。大人の世界でも懇親会があったり、ランチをしたりすることは、同じものを一緒に食べて会話することで輪や和が広がったり深まったりします。同じことですね。

8日 自分は大切な存在

8日の魔法の日めくりメッセージです。

自分は大切な存在! ~手洗いうがいは大切だよ~

手洗い・うがいを通して、
自分の体を大切にする習慣を身に付けましょう。
手を洗うとは、表裏、爪の間まで気を付けること。
うがいは、喉の奥の見えない汚れを取ること。
見えていることだけにとらわれないで、
自分を大切にしましょう。

すぐに結果が見えないことでも習慣化することで、
自分というものは、外見だけでなく、
”中身も大切なんだ”と分かります。

自分を大切に出来ているようになると、
他の人・ものも大切にする事が出来るようになりますよ。


 今日は、いい歯の日です。1学期の歯科検診後、う歯等の治療をお願いする子どもたちもいました。10月末現在、治療が必要なこどもたちは、1年生が6名、2年生が8名、3年生が13名、4年生が8名、5年生が9名、6年生が5名です。35名の子どもたちの治療が終わっていないようです。
 治療中の子どもたちもいることかと思いますが、適切に処置することは、自分を大切にすることの一つです。ぜひ、早期の機会に治療をお願いします。

分校ひよし祭に行ってきました

 西小学校の子どもたちは、卒業後に西中学校に進学します。鹿沼分校は西中学校に併設されている県立富屋特別支援学校です。その分校ひよし祭は、10周年を迎えました。11月13日に5年生は分校交流学習があり、身近な存在になっています。
 分校の子どもたち(小学部と中学部)が、学習してきた成果を発表する学習発表会です。西中学校の管弦楽部と合唱部の演奏と合唱もあってみんなに支えられている様子が伺えました。
 小学部4から6年生の約20名の子どもたちは「みんなでうたおう おどろうがんばろう!!」をテーマに、1から3年生は「どうぶつじまのおんがくかい」の発表で、と頑張って顔晴っていました。
 中学部の発表を前に退席しましたが、とても温かなまなざしのあるなかでの発表で、一人ひとりの頑張っている姿に感動しました。5年生の分校との交流学習が今から楽しみです。

7日 無償の愛を満タンに!

7日の魔法の日めくりメッセージです。

無償の愛を満タンに! ~ぎゅ~っと抱きしめ合おうね♡~

無条件に抱きしめましょう。
心を抱きしめることで、
きっと、強がりや意地っ張りな心がほぐれ、
素直な心が戻ってきますよ!
”下の子が生まれた!”
”喧嘩した!”
”叱った!”
そんな時には特に、しっかり抱きしめて愛を伝え、
安心させあげましょう。

今日は7日目、子どもをしっかり抱きしめましょう♡


 子どもの心のエネルギーが空になると、やる気や意欲はでません。もちろん大人も同じです。心のネルギーを貯める器が子どもによって大きかったり、小さかったりします。器が大きくなった子はときどきで大丈夫ですが、まだ小さい子には沢山のエネルギーを貯め続けることができるようにお願いします。一緒に楽しく食事をする、一緒にお風呂に入る、女の子なら髪の毛をとかす、楽しくコミュニケーションするなど、一緒に何かをすることでエネルギーが満ちてきます。そのときに、頑張って顔晴っていることを伝えていきましょう。

6日 役立つ事の「喜び」を知ること

6日の魔法の日めくりメッセージです。

役立つ事の「喜び」を知ること ~お手伝い出来るかな?~

どんな小さなお手伝いでも、
沢山の「有難う」のシャワーを浴びせて、
褒めて認めてあげましょう!

人のために行動することに喜びを実感すると、
将来、社会に貢献でき、
思いやりや責任感が育まれ、
志の持てる子になりますよ。


 誰かのために役立つことができるようになるためには、褒められた、認められたということを実感したり、自覚したりすることが必要になります。「だれかのために、みんなのために」行ったことが承認される経験が多いお子さんに育ててることが大切だと「エミール(ルソー)」も述べています。「自分のために生き、みんなのために生きる」そんな子どもたちを育んでいきましょう。

かけ算九九を頑張る2年生のために

 2年生はかけ算の学習を行っています。かけ算九九を記憶したり、覚えたりするためには人それぞれに記憶のしかたがあります。
 「継次処理能力」と「同時処理能力」の二つがあります。一つは九九を唱えるという方法です。「にいちがに」「ににがし」「にさんがろく」・・・と唱えて覚えます。日本では以前からこのように覚えてきました。これは「継次処理能力」で、「一つずつ順序立てて覚える」ことが得意な子には有効です。カーナビで例えると、「200m先、左です。左です。」で、情報を連続的かつ逐次的に分析し、順序性を重視し、時間的聴覚的な手がかりで、処理していくことです。かけられる数を1つずつ大きくするようにして唱えて(聴覚を使って耳で聞きながら)覚えます。
 もう一つは、同時処理能力で
情報を全体としてとらえ、部分同士を関係づけて、問題を処理していくことです。かけ算九九表を見ながら覚える方法です。答えがあるものとないものを両面にして、全体の九九表から関係性を抽出する情報処理で、いくつかの情報を視覚的な手がかりで空間的に統合し、全体的に処理していくことになります。カーナビでいうと全体的な地図を見て、この方向になるなと大まかね見当をつけるのに有効です。ばらばらに唱えるときには必要になります。
 慣れないうちは九九表を見ながら覚え、次第に暗唱できるようにするようにしてみてください。九九表を用意してありますので、ぜひ活用しながら覚えてください。頑張って顔晴りましょう。
 

5日 安心感は、勇気と行動力の源!

5日の魔法の日めくりメッセージです。

安心感は、勇気と行動力の源! ~ずーっと、ずっと「いってらっしゃい」「いってきます」~

子どもは毎日、
新しいことに出合うために出発します。
しっかり、姿が見えなくなるまで
見送ってもらうことで、安心して旅立てるのです。
安心感が得られないと、不安で、
何事にも消極的になります。
安心感が得られると、エネルギーが充満して、
自分らしさが発揮できます。

「いってらっしゃい」「いってきます」の掛け合いで、
1歩前へ進めるのです!


 子どもの中に安心感が得られるかどうかです。安心感が得られるときには、実際にはいなくても心の中に「いつでも見守られている」という感覚が育つことです。「愛着の形成」ということになります。小学校入学前に「愛着の形成」がなされないと、学校生活で困難な場面が生じてきます。お子さんによっては、十分に獲得されないこともあります。小学生の子どもたちに安心感が育つように、褒めて、認めて、励ましましょう。