みんなの願いをかなえる学校
~自分も相手も尊重し、関わりを大切にして、
みんなの願いの実現に向けて動く学校~
今年度最後のお囃子練習がありました。
最初に講師の田中さんからお話をいただき、練習を開始しました。
田中さんのお話は、毎回心に響きます。
「自分で納得いくまでやること」、「より良くなるよう自分で考えてやること」
この二つの大切さを繰り返し繰り返し、私たちに説いてくれます。
後輩に助言する上年生、同じ練習を集中切らさず続ける児童、楽器のスキルアップを目指し自分なりに難しい技に挑戦しようとする児童など、前向きに取り組む姿が多く見られました。また、今回、2年生2名が新たに篠笛吹きに加わりました。
さて、放課後のことです。
どこからか篠笛の音が聞こえてきました。
音をたどってみると、同じ校舎内にある学童の一室からでした。
新たに加わった2年生が、笛の練習をしていたのです。
たった一日で、音を出せるようになっていました。
その横で、6年児童が上手に教えていました。
池ノ森の伝統芸能は、こうして引き継がれていくのですね。
2年生が持っていた「しのぶえ参考書」。
6年生が作ってくれたそうです。これを見ながら、少しずつメロディーがふけるようになっていきました。
新年度に向けて、新しい通学班の編成がありました。
現在の登校状況をふり返り、安全に登校できるよう編成していきました。
また、在校生から、卒業生する6年生に向けて、お世話になった感謝の気持ちを伝える場面もありました。
3月には新しい通学班で新しい班長さんを先頭に試行的に登校します。
非通知の避難訓練を実施しました。
今回は、地震により発生した火災からの避難です。
最初に放送で「訓練であること」を伝えましたが、放送した職員が臨場感ある放送に配慮したこともあり、緊張感をもって行動した児童が多くいました。
子どもたちのふり返りは・・・
・外で遊んでいたので、校庭の真ん中に逃げた。真ん中は危ないものが何もないから。
・教室にいたから机の下にかくれた。もう少し早く行動できたらよかった。
・静かに避難し冷静にしていた。本当に起きたら練習を活かして避難したい。
・急に放送が流れてきたけれど、放送をちゃんと聞いて避難できた。
・火事が起こったところは理科室だったので、西階段を降りて体育館の方へ逃げた。
業間休みに行ったため、児童は多方面からの避難となりました。今回、避難に大切な帽子が手元になく、代用品で頭を守った児童がいました。また、放送から火災発生場所を聞き取り、火元から遠ざかる避難経路で避難できた児童もいました。その反面、教室に帽子を取りに戻ってしまったり、通常の出入り口である昇降口から避難して火元に近づく行動をとってしまったケースもありました。その課題に気づけたことが大きな成果です。
今後も訓練を積むことで、本当に災害が発生しても落ち着いて行動できる判断力を培って参ります。
水曜日の放課後は、職員研修・会議の日です。
今日は、来年度の学校経営に向けて、職員の思いを共有しました。
まず、一人一人が、更に良い学校目指してどうなってほしいか、そのために何ができるか考えました。それから、意見を交流して模造紙にまとめました。
模造紙には、2つの視点「容易にできる~困難」・「すぐできる~時間がかかる」をもとに、それぞれの思いをまとめました。
容易にすぐできることから、困難で時間がかかるものまでたくさんの考えが出されたことがわかります。これは「職員の願い」です。一つずつ、かなえていきたいと思います。
いよいよ2つの特製スープ調理実習の日です。
「肉団子スープ」班と、「ワンタンスープ」班に分かれて、実習が始まりました。
今回も、自分たちの力で創り上げます。教員は、依頼があったときにサポートできるよう、見守り支援に努めました。
今までの経験と、自分たちで調べてまとめたワークシートと、検索したタブレット画面が、調理を進めるうえで大切な情報です。
「水を入れて煮立てるんだって。」
「火加減は強火?弱火?」
「火加減?そんなの書いてねーよ。」
・・・
何度も何度も読み返しながら、おいしいスープの完成目指して模索していきました。
出来上がったスープをすすると、
「めっちゃ おいしい!」
「俺たち 天才!」
次々と言葉が飛び出しました。
担当教員曰く
「迷いながら、失敗しながら、話し合いながら、この味にたどり着いた子どもたち。
これこそ真の探究、真の学びの姿だと感じました。」
実際に調理して、納得できるところまで取り組んで、もりりんランチの特製スープが決定しました。自分たちがやりたいことをやり遂げようとする子どもたちが、とても逞しく頼もしく見えました。
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