日誌

2020年8月の記事一覧

12日 丸ごとドーン!と受けとめる

12日の魔法の日めくりメッセージです。

丸ごとドーン!と受けとめる ~「お帰り」「ただいま」~

子どもは毎日、
新しい出来事の中で精一杯過ごしてきます。
この想いを誰かに受け止めて欲しい!
と、帰ってきます。

しっかりと心を抱きしめてあげるためにも、
目を見て笑顔で迎え入れて下さい。

「お帰り」「ただいま」という言葉で、
嫌なことも、すべてリセットされやすくなり、

次への行動が起こしやすくなりますよ。


 夏休み、12日目で残り5日間です。丸ごと受け止めてもらえることは、子どもたちにとって安心することになります。秩父神社に「親の心得」があります。「赤子には肌を離すな 幼児には手を離すな 子供には眼を離すな 若者には心離すな」です。小学生には子ども同士の仲間関係を大切にしつつ、必要なときに助けてあげてほしいということです。よく斜めの関係になることで受け止めやすくなります。例えば、祖父母の方々は受け止めやすい存在です。子どもから目を離さずに守ってください。どうぞ宜しくお願いします。

子どものつまずきを考える⑪ 集中できないときは?

11 ほかのことが気になって、集中できないときは?

 気になることがあれば、目の前のことに集中できないのは大人も同じです。特に小さい子どもの場合は、注意を向けられる範囲が限られているため、同時に複数の物事に気を配ることができないのです。9歳頃からは、少しずつ範囲も広がっていきますが、まだまだ大人のレベルには及びません。気になることがあれば、気をとられてしまうのも仕方のないことなのです。ただ、保護者の立場から考えれば、勉強に集中してほしいのに気が散って困る、いつまでもつまらないことを気にしすぎてイライラする、という状況なのです。しかし、ここは、子どもの立場に立って対処してほしいと思います。
 まず、気になることが近くにあるときは、できるだけ視界に入らないようにします。買ったばかりの漫画やゲームソフトは、とりあえず勉強が終わるまでは袋から出さず、見えないところにしまいます。それでも気になるのであれば、場所を変えるという方法もあります。誘惑する物がたくさんある家の中では集中できないのであれば、兄弟姉妹がいれば、お互いの部屋を勉強するときだけ借りるのも一つの方法です。
 また、自分でスケジュールを作らせて、「自分のことは自分で管理する」という習慣をつけるのも効果的です。1日単位でもいいし、1週間単位でもいいと思います。もちろん勉強時間だけではなく、友だちと過ごす時間や、家族と一緒にテレビを見る時間、食事時間やバスタイムなどもしっかりと組み入れて、本人が納得できるようなスケジュール表を完成させてみてください。出来上がったら、余計な助言は控えて、完成させたことを素直に褒めてあげてください。
 完成させるまでには、子どもは頭の中でさまざまなイメージを描きながら、シミュレーションを繰り返します。こうして自分で完成させたスケジュールは、いわば自分との約束事ですから、できるだけ守ろうと努めます。どうしても決めたはずのスケジュールが守れないようならば、状況に応じていつでも作り直せるように指導しましょう。
 子どもによっては、集中力が長く続かないこともあります。その場合は、スケジュールを、例えば15分といった短めの単位で組むようにしてみます。そして、タイマーをセットして取りかかるようにすると、集中力がアップすることがあります。おそらく時間との競争が楽しくなってくるでしょう。タイマーは、だらだらと長引いてしまいそうなゲーム時間などに警告をするときにも役立ちます。メリハリのある生活ができるようになれば、頭の切り替えも上手になるでしょう。
 大事なことは、本来やるべきことをしっかり行うことです。もし何か他のことに気が散ってしまっても、大事なことさえ忘れなければ、それほど神経質になることはありません。ですからご家庭では、子どものことをよく見守り、子どもの状況や気持ちをよく把握しておくようにしたいものです。

11日 聴くことは宝箱

11日の魔法の日めくりメッセージです。

聴くことは宝箱 ~お話は最後まで・・・~

相手の話が終わるまでしっかり聴くことで、
自分より相手を優先することが出来、
注意深く聴き取る力、集中力が身に付き、
よく知ることが出来ます。
習慣化すると、人をまとめる力、
リーダーシップ力にもつながります。

まず、お母さんが子どもの話に
「あいづち」をうちながら、最後まで聴くことで、
子どもに満足感が得られ、
自然に最後まで話を聴ける子に育ちますよ。

 夏休み、11日目です。話を聴くことには様々なよさがあります。話を普段聴くことができない場合、一緒にお風呂に入ることで可能になります。また、絵本などを読み聞かせすることも効果的です。聴くときにはうなずいたり、相づちを打ったりすると、聴いてもらっているという気持ちが高まります。出来事や事実を聴きながら、流れている気持ちや思いを併せて聴いてください。「◯◯だったので、・・・と言う気持ち(感じ)なんだね」と、フィードバックするとより有効になります。

子どものつまずきを考える⑩ 好きなことしかしたがらないのはなぜ?

10 好きなことしかしたがらないのはなぜ?

 「好きなことをしていたい」と思うのは、大人も同じではないでしょうか。それでも、自分の気持ちを奮い立たせて、たとえ面倒なことや気の進まないことでもやっているのは、それぞれに理由があるはずです。「人の役に立つことだから」「本当にやりたいことのために必要だから」「子どもに頑張っているところを見せたいから」など。折を見て、そんな気持ちを子どもに伝えてみてはいかがでしょうか。

「好きなことしかしたがらない」のが問題なのではなく、むしろ「好きなことをしたがらない」「好きなことがない」というほうが問題だと思います。子どもたち一人一人には、個性があります。興味を持つジャンルや方向、得意分野もそれぞれです。学校は、そんな子どもたちの集まりです。「自分の知らなかったことを、隣りの友だちが教えてくれた」「◯◯くんが発表していた内容がすごく面白くて、自分もやってみたくなった」といった声が毎日のように聞かれています。まずは「好きなことしかしたがらない」「自分の子はこんなことしかできない」と嘆くのではなく、「自分の子は、こんなことができる」と考えてあげることです。自分の子をそういう目で見てみると、「おや、うちの子、なかなかイケているかもしれない」と、子どもの良さを発見できるものです。

好きなことだけやっていればそれでいいのかと言えば、そうではありません。一部の親御さんの中には「ゲームをやっているときは、すごく集中しています。興味を持ってくれれば勉強にも集中できると思うんです」と考えておられる方もいます。この考え方は、すこし改めてください。ゲームというのは、始めのうちこそ試行錯誤することがあるかもしれませんが、繰り返しやっているうちに、何も考えることがなくボタン操作を行えるようになります。このような単純作業に慣れてしまう状況が続くと、自分で考えることが面倒になり、思考力がサビつく可能性もあります。

勉強は、自分の頭でしっかり考えていかなければ身につきません。覚えた知識を応用しながら次の段階に進んでいきます。そして、その判断をするのは、内蔵されたコンピュータではなく、自分自身です。算数の計算や漢字練習などは繰り返し行うものですが、その途中で考えたり確認したりしなければならないことが出てきます。また、本を読むときには文章からイメージを描くことが大切なのですが、ゲームの画面に依存しすぎているためか、文章だけでは内容を理解できない子どもが増えています。つまり「思考する力」は、ゲームなどでは養えないということです。

勉強というのは、ただ単純作業を繰り返すだけでは身につきません。小学生のうちに思考力を働かせることを怠っていると、進級するにつれて、本来求められている学力に追いつかなくなってしまいます。勉強は、ただ漠然とやっているだけでは、なかなか成績は上がらないものです。成績の良い子どもには、「目標」があります。それも自分のためになる目標、目指すのが楽しくなるような目標です。

10日 自己責任力

10日の魔法の日めくりメッセージです。

自己責任力 ~脱いだ服、片付けられるかな?~

脱いだ服は、ついつい、親が片付けてしまいますが、
ここではぐっと堪えて自分で片付けられるように
導きましょう。

自分の行動に最後まで責任を持つ。

伝えたい大切な「自己責任能力」を
毎日の繰り返しの中で身に付けさせてあげましょう。


 夏休み、10日目で来週の今日には2学期が始まります。子どもたちはどのように過ごしていますか?自分のことは自分でできるように見守って、声をかけたり教えたりして励ましていきましょう。コーチングの考えが必要になります。その場その場での成長を促すかかわりが大切です。目をかけ、手をかけ、声をかけるなど宜しくお願いします。
 ペップトークをご存じですか。試合
前に、指導者が選手に対してポジティブな言葉を投げかけるというもの。たとえば、試合を控えた選手に対して「絶対勝て!」などとプレッシャーをかけるのではなく、「練習どおりにやれば大丈夫だよ」と前向きな言葉を投げかけます。あるいは、ミスをした選手を叱るのはなく、「次はうまくいくはずだ」と励ますといった手法です。多民族国家であるアメリカのチームスポーツが特に強いのは、コーチが選手たちにペップトークを使うことで士気を高めているからだと言われてます。ポジティブな言葉は、チーム全体に一体感をもたらす効果があるのです。