第2学年(日誌)

第2学年

第2学年立志式・記念行事を実施いたしました。

令和2年度 第2学年 立志式・立志記念行事

 昨日2月4日(木)にこのHPでお知らせしましたように第2学年 立志式・立志記念行事を実施することができました。その様子をご紹介いたします。

【3校時】立志式・立志の言葉発表

校長先生から立志に際してのお言葉と、栃木県知事からのメッセージをいただきました。

その後、一人一人が将来の自分がなりたい像を描き、それぞれが立てた「志」を発表しました。

緊張しながらも、その言葉を選んだ理由を真剣な態度で発表する姿はとても凜々しく、大きな成長を感じました。

また、背面に映し出すプロジェクターの画面は、自分で背景やデザインを工夫して作りあげました。


 

【4校時】立志記念行事①~生い立ちを振り返るスライドショー~

14歳の現在まで、おうちの方が撮りためておいてくださった小さな頃からの写真を持ち寄り、全員分のスライドショーを鑑賞しました。「誰?」と予想しながら笑いあり、感激ありの楽しいスライドショーになりました。

そのどの写真も愛情あふれるもので、被写体である自分に向けられた自分を大切に思う気持ちや愛情を感じ取っていました。

◎「ご家族はどんな気持ちで君たちの写真を撮ってくださったんだろう」という問いかけに

・親や祖父母が私の事を大切に思って撮ってくれたんだなと思いました。(小さな頃から)愛されていたんだなと知れて良かったです。

・小さい頃はすぐ成長してしまうので大事に思い出を撮っておいてくれるんだなと思いました。カメラの奥にはニコニコしながら撮ってくれてるのかなと思いました。

といった振り返りをどの生徒も感慨深く書いていました。 

 


 

【5校時】立志記念行事② 立志記念講演会

      ~高口里純(たかぐちさとすみ)先生を迎えて~ 

鹿沼市在住の著名な漫画家の高口里純先生をお迎えして、立志に向けてお話をしていただきました。

ご自分が中学生の頃から漫画家になる夢を実現していくまでの苦労や努力の話、連載を続けていくご苦労、創作の喜びや作品に込めた思いなどを分かりやすく感性豊かに話してくださいました。また、生徒の質問にもお答えいただき、代表作の「花のあすか組」のキャラクター設定や想い、伝えたいことなどを丁寧にお話してくださいました。

 生徒の感想には漫画の話はもちろん、人生や生き方についても多くの示唆に富む感想が書かれていました。

・先生が「何かに熱中することの大切さ」を教えてくださり好きな事をしているときの「楽しい。ずっとやっていたい」という思いは大切なんだなと気づきました。

・高口先生のお話で特に「自分で体験してみる」という事が頭に残っています。体験しないとわからない事がたくさんあると思いました。また人と違う事をしてみたいという考えには心を打たれました。周りと同じだと面白くないと思えるのはすごいなと思いました。

・私も里純先生のように自分のやりたい仕事に就けるよう夢に向かって頑張ります。

高口先生から現在も連載中の著書「グランマの憂鬱」全①~⑦巻をサイン入りでいただきました。

老若男女の幅広いそうで読める作品という事で2学年メディアに特設コーナーを設け、自由に読めるスペースを作ってあります。


【6校時】立志記念行事③ ~感謝の気持ちを表そう~

この時間は、これまで自分が無事に成長してこられた中で、多くの人の支えや愛情に包まれてきた事を実感し、

その感謝の気持ちを伝えていく時間にしました。

 

キャンドルの炎だけが静かにともる中、静かに流れるオルゴールのBGMを聴きながらこれまでの自分を振り返ります。ご両親をはじめ、多くの人たちに支えられてきた自分に気づき、今まで当たり前だと感じていたご家族の支えが実は当たり前ではないんだという、気づかなかった感情があふれてきます。

 

 キャンドルの炎の明かりに照らされながら静かに感謝の気持ちを綴りました。 

 生徒にとってとても感慨深い時間になったようです。

 

保護者の皆様にも大変お世話になりありがとうございました。