西小学校のスローガンは、「 全力・挑戦・ありがとう」 です。
校長室だより
9日 家族の輪は会話から!
家族の輪は会話から! ~楽しくみんなでごはんを食べよう!~
「お喋りしながら楽しく食べる。」
毎日必ずとる食事の時間は、
家族の大切なコミュニケーションの場で、
会話のキャッチボールが出来る場、唯一の家族共通の場です。
会話で心が通い合うと、
何でも話し合える仲になり家族関係が上手くいきます。
テレビを見ながら食事を摂ると集中力がなくなり、
味覚も分からず無関心な子になりますよ。
夏休み、9日目で折り返しています。新型コロナによるストレスに上手に付き合いながら、新しい生活様式が求められています。一緒に食事をすることには、大きな意味があります。衣食住の「食」を司っており、その場での楽しい会話によって「つながり」や「絆」が深まっていきます。朝食や夕食のいずれか一つは、一緒に楽しい場になるようにしていきましょう。大人の世界でも今ではない懇親会があったり、ランチをしたりすることは、同じものを一緒に食べて会話することで輪や和が広がったり深まったりします。同じことですね。残念なことですが、給食では会話しないでの食事になっていましたが、ご家庭では会話をしながらの楽しい食事をすすめてください。
子どものつまずきを考える⑧ 落ち着きがないのはどうして?
8 落ち着きがないのはどうして?
小学生になれば、年々、口も達者になり、交友関係も行動範囲も広がっていきますから、保護者からみると、子どもが一気に成長したような感覚を抱きます。しかし、よく考えてみれば、生まれてからまだ10歳前後しか経っていないわけで、初めて目にするもの、初めて耳にするもの、初めて心を動かされることも多いはずです。未知のものに出合ったとき、そしてそれがとても魅力的だったとしたら、興味を抱かないわけがありません。子どもは好奇心の塊なのです。
こっちに興味あるものがあれば見てみたい、あっちでおもしろそうなことをやっていれば、行ってみたいと思うのは当然のことです。このように、子どもが一箇所にとどまらず、あちこちに興味を移しているのを見て、おそらく「落ち着きがない」と思ってしまいます。行動のリズムは、子どもによって違います。特に男子は、まわりからは落ち着きがないように見えても、本人にそのリズムが合っているならば、他人に迷惑をかけていないかどうか、また自分の安全が確保できているかどうかを注意しながら、見守ってあげるほうがよいでしょう。
しかし中学年から高学年ともなれば、好奇心の赴くままにあちこち目移りしてしまうのは、見過ごせないことでしょう。特に「最後までやりきる習慣」が身に付いていないと心配になります。夏休みですので「最後までやりきる習慣」を身につけるには、とてもよい時期です。そのためには普段から「やりきった」と満足できるような体験をさせてあげるようにしましょう。例えば、料理を一品、最初から最後まで任せて作らせてみます。そして家族が「美味しいね」と言って喜んで食べてくれたという「結果」が出れば、最後までやりきることの喜びを体験できます。また、子どもが興味を持ちそうな本を一冊勧めてみます。読み切った後に、家族と一緒に感想発表会を開くのもいいでしょう。自分が感動した場合に、誰かが同意してくれたり感心してくれたりすれば、それは満足感という「結果」につながります。そして「最後まで読み切ってよかった!」と思うことでしょう。
最後までやりきる習慣を身につけるためには、3つのポイントがあります。「こんなことをやったら思い白いだろうな」という好奇心。「これをやるといいことがあるかもしれない」という期待感。そして「期待通りの結果が出た」という達成感。そのためには、家庭でも目標を持つように導いていってあげることです。結果が短時間で現れるとやる気を持続させやすいので、大きな目標ではなく、少しだけ頑張れば手の届きそうな目標を掲げてみることです。
勉強に関しても同様です。「算数の問題5問を10分でやる」「15分間で漢字練習をどこまでやれるかやってみる」など。見事に達成したときには、さりげなく褒めてあげてください。
8日 自分は大切な存在!
自分は大切な存在! ~手洗いうがいは大切だよ~
手洗い・うがいを通して、
自分の体を大切にする習慣を身に付けましょう。
手を洗うとは、表裏、爪の間まで気を付けること。
うがいは、喉の奥の見えない汚れを取ること。
見えていることだけにとらわれないで、
自分を大切にしましょう。
すぐに結果が見えないことでも習慣化することで、
自分というものは、外見だけでなく、
”中身も大切なんだ”と分かります。
自分を大切に出来ているようになると、
他の人・ものも大切にする事が出来るようになりますよ。
夏休み、8日目です。新型コロナウイルス感染予防のための新しい生活様式の中心は、こまめな石けんを使った手洗いやマスクをつけた生活です。また、毎朝の検温を行っていただいています。自分を守ることは、みんなを守ることです。自分のことを守るためには、まず自分自身が意識や自覚をもとにした行動になります。行動化につながるためには、子どもに理由を伝えていくことが大切になります。引き続き、宜しくお願いします。
子どものつまずきを考える⑦ 集中力や気力に個人差があるのはなぜ?
7 集中力や気力に個人差があるのはなぜ?
「◯◯さんは、いつも集中して話が聞けるのに、なぜうちの子はできないのか」と、悩んでいる保護者がおられます。しかし、集中力があるかないかは、身体的な発達に大きく関わっていることがあります。例えば、同じ中学年でも、中学年の学習内容を理解し興味を持って学べるだけの力が備わっていない、あるいは追いついていない子どもいるのです。「集中力がない」の一言で判断してはいけません。
「集中する」ということは、本当はとても難しいことです。人間の集中力は、通常連続して15分、息抜きを交えながらでも45分が限界だと言われています。大人でも同じで、1時間何かを継続しようと思っても、1時間集中し続けることはできません。まして、あまり興味の持てない内容であれば、なおさら苦痛を感じてしまうでしょう。それでも、すべての子どもにそれを期待することは酷なことです。
授業中や話の途中に、眠くなったり、あくびが出でしまったりする子どももいます。上体をふらふらさせたり、きちんと姿勢を保てなかったりする子どももいます。この子どもたちが全員集中できないわけではなく、長時間の勉強の体力が追いついていないことが考えられます。
教師を長年やっていると、「教えたことが100%全員に伝わるものではない」ことに気付きます。教えたことを100とすると、伝わるのは、Aさんは30%、Bさんは20%、Cさんは15%・・・くらいのものです。しかも、教えたとおりのことをそのまま受け止めているわけではなく、子どものフィルターを通しますので、通っていく間に変容して入っていくこともあります。その変容して入った内容が、次に変容して出てくるものですから、かなり違ったことを発言したり、記述したりすることがよくあることです。
特に小学校の低学年期は、体も心も発展途上の段階です。体力が十分にある子どもであれば、同じ姿勢で長時間座り続けたり、同じことを反復したりすることができるかもしれません。まだ十分に備わっていない子どもの場合は、途中であきらめざるを得ないこともあります。個人差があるのは当然で、「飽きっぽい」と決めつけて、子どものやる気をそぐことは避けたいものです。
学年が進むに従って学習内容も増えていきますから、高学年にもなれば相当のスピードが求められます。しかしその頃になれば、体力がなかった子も体力もついてきて、周囲との差も縮まってくるのでそれほど心配することはありません。ただ、男子は女子に比べて遅くなりますので、特に低学年での縮まるスピードには気をつけておいてください。
子どもの集中力は決して低いわけではなく、むしろ大人よりも高いくらいなのです。興味のあることを見つけたときや、自分の好きなことに熱中しているときの子どもの集中力は驚くほどです。大人は、子どもが何に興味を持っているか、どういう方面を目指しているのかをしっかり見極めたいものです。
7日 無償の愛を満タンに!
無償の愛を満タンに! ~ぎゅ~っと抱きしめ合おうね♡~
無条件に抱きしめましょう。
心を抱きしめることで、
きっと、強がりや意地っ張りな心がほぐれ、
素直な心が戻ってきますよ!
”下の子が生まれた!”
”喧嘩した!”
”叱った!”
そんな時には特に、しっかり抱きしめて愛を伝え、
安心させあげましょう。
今日は7日目、子どもをしっかり抱きしめましょう♡
夏休み、7日目です。家族からの愛情によって、学校生活のエネルギーを蓄えられるようになります。そのエネルギーをお手伝いに使って欲しいと願っています。
子どもの心のエネルギーが空になると、やる気や意欲はでません。もちろん大人も同じです。心のネルギーを貯める器が子どもによって大きかったり、小さかったりします。器が大きくなった子はときどきで大丈夫ですが、まだ小さい子には沢山のエネルギーを貯め続けることができるようにお願いします。一緒に楽しく食事をする、一緒にお風呂に入る、女の子なら髪の毛をとかす、楽しくコミュニケーションするなど、一緒に何かをすることでエネルギーが満ちてきます。そのときに、頑張って顔晴っていることを伝えていきましょう。
子どものつまずきを考える⑥ 集中力は女子より男子の方がある?
6 集中力は女子より男子の方がある?
男女の性差をさまざまな場面で感じることがあります。幼児の頃の興味や遊びにも現れ、車や電車のおもちゃに興味を持つ男の子と、人形遊びに興味を持つ女の子という印象があります。なぜ、このような違いが現れるのでしょうか?脳の成熟のスピードに違いがあると言われています。ヒトの脳は左脳と右脳での機能が異なります。左脳は理性の脳と言われ、言語や計算を担当します。一方、右脳は感性の脳と言われ、地図や立体を読み取ったり、音楽を知覚したりするときに活躍します。
この左脳と右脳は、脳梁(のうりょう)という左右の脳の連絡と制御を担う神経線維の束でつながれています。女子の脳梁は男子よりも厚みがあり、そのため右脳と左脳とがスムーズに連絡を取り合えるので、女子は何かに集中しているときも周囲に気を配ることができます。人からアドバイスをもらえば、集中しても手を止めてそのアドバイスに耳を傾けることができると言われています。男子はいったん何かに集中すると、自分の世界に入り込んで、周囲をシャットアウトしてしまう傾向があります。
男子が車や電車のおもちゃや虫などに興味を示すのは、ものに興味があるからで「図鑑型」「同時処理型」と言われています。興味の対象をみつけると、夢中になり時間を忘れてしまうし、「何時までに帰ってくること」とか「これが終わったら宿題をしなさい」といった保護者との約束まで忘れてしまうのです。
一方、女子が人形遊びを好むのは、人形そのものよりも、人形を人に見立てて、いろいろな物語を作っていく過程に魅力を感じているのでしょう。男子の「図鑑型」「同時処理型」に対して、「物語型」「継次処理型」と呼ばれています。このタイプの子どもは、赤ちゃんや小動物に興味を示したり、困っている人には進んで手を貸してあげたりと、人や生き物とのつながりを大事にします。
もちろん、乗り物やロボットなどに興味を持つ「図鑑型」「同時処理型」の女子もいるでしょうし、「物語型」「継次処理型」の男子がいないわけではありません。しかし、あくまでも少数であり、多数は、男子は「図鑑型」「同時処理型」、女子は「物語型」「継次処理型」の気質を持っていることが多いようで、脳の成熟の差によるものではないかと推測されています。
集中力に関しても、性差があるように思われます。男子は一つのことにわき目も振らずに長時間やり続けられますが、自分が興味を持ったものに限られます。「やらなければならないこと」があっても、「やりたいこと」を優先するのです。女子は一心不乱に没頭するよりも、状況に応じてフレキシブルに対応する力が備わっているように思います。「やらなければならないこと」があれば、できるだけ優先しなければならないと考えられますし、「やりたいこと」を少しセーブしたり、時間を決めてコントロールしたりできます。自分以外の人や状況に目を向けることができるからです。同年代の場合、女子は男子よりも大人っぽいと言われるのは、このせいでしょう。特に小学生のうちは、その傾向がより顕著にみられます。
ただし、個性の核となる気質は、お父さんやお母さんから多く受け継がれます。親子が同じジャンルのスポーツや音楽を好んだり、親子揃ってアウトドア派であったりするのは個のためです。子どもに対して、「集中力がない」とか「やる気がない」と思われたら、「もし自分が集中できない場合は、どうやってその状況を乗り切るだろうか」を考えてみましょう。解決のヒントが見えてくるかもしれません。
6日 役立つ事の「喜び」を知ること
役立つ事の「喜び」を知ること ~お手伝い出来るかな?~
どんな小さなお手伝いでも、
沢山の「有難う」のシャワーを浴びせて、
褒めて認めてあげましょう!
人のために行動することに喜びを実感すると、
将来、社会に貢献でき、
思いやりや責任感が育まれ、
志の持てる子になりますよ。
夏休み、6日目です。新しい生活様式の中で、学校や家庭、地域で過ごすことを求められるようになりました。夏休みにお手伝いができているでしょうか。誰かのために役立つことができるようになるためには、褒められた、認められたということを実感したり、自覚したりすることが必要になります。「だれかのために、みんなのために」行ったことが承認される経験が多いお子さんに育ててることが大切だと「エミール(ルソー)」でも述べられています。「自分のために生き、みんなのために生きる」そんな子どもたちを育んでいきましょう。
子どものつまずきを考える⑤ つまずくのは中学年だけではない
5 つまずくのは中学年だけではありません
1年生が学校に適応するまでに時間がかかります。一番の大きな壁は、「会話のスタイル」の違いです。入学する前は、個人的な「1対1」の対話でした。幼稚園や保育園では、「ねぇ、せんせい」と話しかければ、「◯◯ちゃん、なぁに?」と自分だけに個別の返事が返ってきました。小学校では、先生一人とクラス全員、つまり「1対多」のコミュニケーションスタイルが主になります。
学校では、子どもたち一人ひとりと笑い合える関係を築くまで、1対1の関係を作ることに力を注ぎます。朝登校してくると、子どもたち一人ひとりに「おはよう」「今日は何を食べた?」「今日は何をしたい?」などと声をかけます。こうしたことを繰り返して1対1の関係を作り、アイコンタクトがとれるようになってから、1対多の関係が進んでいくことになります。この段階を踏んでいく中で、子ども同士のネットワークができてきます。教員対子どもの関係だけでなく、子ども対子どもの関係ができたところで、教員は少しずつ距離をとるようにしていきます。
1年生を見ていると、家庭での話の中に友だちの名前が出てくるようになります。友だちとのネットワークができてくる頃には、自分はクラスという「つながり」の中にいるのだという自覚が出てきます。この「つながり」の中にいる自分を自覚し始める頃から、先生が「みなさん」と言えば、教室の中のみんなのことで、自分もその一人(ワン・オブ・ゼム one of them 仲間の一人)だと自覚できるようになります。
成長の階段を目の前にして、簡単に第一歩を踏み出せる子どもがいれば、どうしてもつまずいてしまう子どももいます。大事なのは、つまずいても立ち上がる力(レジリエンス)を持っているかどうかということです。
5日 安心感は、勇気と行動力の源!
安心感は、勇気と行動力の源! ~ずーっと、ずっと「いってらっしゃい」「いってきます」~
子どもは毎日、
新しいことに出合うために出発します。
しっかり、姿が見えなくなるまで
見送ってもらうことで、安心して旅立てるのです。
安心感が得られないと、不安で、
何事にも消極的になります。
安心感が得られると、エネルギーが充満して、
自分らしさが発揮できます。
「いってらっしゃい」「いってきます」の掛け合いで、
1歩前へ進めるのです!
夏休み、5日目です。約2か月の学校生活から家庭生活へ移行し、家庭での新しい生活様式の中での生活ですが、ご家庭での子どもたちの変化はいかがでしょうか。子どもの中に安心感が得られているかどうかがポイントです。安心感が得られるときには、実際にはいなくても心の中に「いつでも見守られている」という感覚が育つことです。「愛着の形成」ということになります。小学校入学前に「愛着の形成」がなされないと、学校生活で困難な場面が生じます。お子さんによっては、十分に獲得されないこともあります。小学生の子どもたちに安心感が育つように、褒めて、認めて、励ましましょう。
子どものつまずきを考える④ 心や体の成長過程に立ちはだかる壁
4 心や体の成長過程に立ちはだかる壁
3,4年生は思春期前期。心も体も急激に発達し、大人への大きな一歩を踏み出す時期です。急激な変化に戸惑い、心と体のバランスを崩してしまうこともあります。大きく成長していく姿が見られる楽しみな時期ですが、その一方、心身共に不安定な状態であることを忘れてはならないのです。
自分の中で起こる変化を受け入れて、上手に自分と付き合っていける子どももいます。しかし中には、感情を上手くコントロールできない子や、相手の気持ちを考えず自分勝手な行動を繰り返す子どももいます。いわゆる困った子どもたちは、もがいているだけです。どうにかして乗り越えようとするのですが、上手くいかない。だから余計に困った行動を起こしてしまう・・・、という悪循環を繰り返してしまいます。
このような子どもに対して、大人ができる最もふさわしい行動は“寄り添うこと”です。子どもと会話するとき、たいていの家庭では、テーブルをはさんで向かい合っている状態だと思います。向かい合うというのは、意思をはっきり伝える場合や、理論的に説明する場合、あるいは議論を戦わせる場合にはふさわしいのですが、そこには緊張感が伴います。
相手の気持ちを理解したい、自分の気持ちを伝えたい、お互いの気持ちを通い合わせたいと思うときには、寄り添うこと、つまりいつまでも手を伸ばせば離れることのできる距離を保ち、並んでいる状態でいることがとても大事なのです。
子どもと一緒に並んで歩く機会を増やすのもとてもよいのです。子どもにとって、何よりの安心感につながります。花を見て「あぁ、きれいね」と話しかけたり、時にはお母さんの悩みを子どもに聞いてもらったりするのもいいかもしれません。意識的に感情を表す言葉を使いながら話しかけていくと、子どものほうも自分の感情を言葉にしようとします。すぐそばに寄り添っているからできることなのです。
また、体の変化をもてあまし、上手くコントロールできない子どももよく目にします。特に、しなやかな動きができない子どもが目につきます。転んだときに体のバランスがとれない、とっさに手でかばえば危険な状況を避けるためにしがんだりジャンプしたりする判断ができないなど。自分の身を守るすべが身についていないのです。これは幼少期から今に至るまで、体を充分に動かしていなかったからなのかもしれません。
最も効果的なのが、走ることです。走って体力をつけることから始まればいいと思います。実際に、「走る」ということを本校でも持久走として取り入れています。子どもの遊びの「鬼ごっこ」もとても効果的です。鬼ごっこには、まわりに目配り気配りしながら、ダッシュしたり、ゆっくり走ったり、いきなりストップしたり・・・と、不規則な動きの連続です。
心と体をバランスよく鍛えるためには、積極的に家でお手伝いをさせてほしいと思います。「お手伝いをさせる時間はない。そんな時間があったら勉強してほしい」と思われるかもしれません。経験豊かな指導者(お父さんやお母さん)から、直接アドバイスをもらいながらの作業ができるので、こんな質の高い学習は他にはありません。料理を手伝いながら旬の野菜を覚えたり、部屋の模様替えを手伝いながら、重いものを持つときの力のバランスを学習したり、体力をつけたり・・・。手伝いをすることは、生きるための知恵を身に付けることでもあります。
4日 「あいさつ」は人とのつながり・結びつき
「あいさつ」は人とのつながり・結びつき ~目を見て「あいさつ」してるかな?
目を見ることは相手を認め、
信頼関係を結ぶ第1歩になります。
朝1番の「おはよう」は、
1日の清々しいスタートがきれますよ!
沢山の「あいさつ」を探して声に出してみましょう!
きっと、新しいつながりや、お友達と出合えますよ。
夏休み、4日目です。人と人があいさつを交わすことが改めて、重要視されています。ご家庭での「あいさつ」はいかでしょうか。元気な「あいさつ」ができる子は自分に自信があったり、エネルギーがあったりすると感じています。普段、私も負けなぐらいに「あいさつ」をしてエネルギーを与えていますが、学校が再開して子どもたちの姿が学校にある当たり前の光景になってきました。互いがつながり、結ばれていることを実感しながら、ご家庭での「おはよう」「いただきます」「おやすみなさい」などのあいさつをすすめてください。人とのつながりは向社会性の育成につながります。
子どものつまずきを考える③ 学習面での壁を考えてみると
3 学習面での壁を考えてみると
3年生の前半までは、手で数えたり、自分の手で触ったりできる範囲で学習できます。具体性のある学習ですから、子どもも理解しやすいので「具体的操作」と言います。3年生の後半からは、一段階上の「形式的操作」が必要な学習に入っていきます。
例えば、4年生では「億」の単位が出てきます。「ゼロ」が増えていくことは分かっても、それは理屈でしかないわけです。「十億とはどのくらいの数でしょう」と言われても、子どもたちは実感がわきません。実際の生活で何となく目にする数ですが、実際にはどれくらいなのか具体的なイメージが描けません。
それを教えるときには、例えばこういうやり方をします。「1ミリを1としてごらん。10は1cm、100は10cm、1000は1m。では、1億なら10万m=100km、10億なら1000km。だいたい東京から韓国のソウルが10億を少し超えるくらいの距離。つまり億とは、そのくらいの数です。
漢字についても同様です。1年生で習う漢字は、それ自体、単独で意味を持っている「花」「木」「水」「火」というような、具体的でわかりやすく、画数も少ないものばかりです。2年生では、学校や家庭で実際によく使う漢字を習います。「国語」「算数」「理科」「社会」といった教科の漢字が出てくるのもこの頃です。1,2年生は生活のための言語、つまり「生活言語」が中心です。
3,4年生になると、だんだん抽象的な概念を担う漢字が出てきます。単体ではあまり具体的な意味がわからないけれど、「世界」や「理由」のように熟語になってやっと意味がわかる漢字が出てきます。「談」「説」「訓」のように部首「言」(ごんべん)だと言葉に関係があるというように、知っている知識で応用できる漢字が増え、画数も多くなっていきます。学習のための言語、つまり「学習言語」へと移行します。
5,6年生になると、普段なかなか使うことのない漢字が急に増えていきます。例えば、「宇宙」という漢字。「宇」とか「宙」などは、めったに使う漢字ではありません。普通の日常ではなかなか出会うことができないので、意識的に読んだり、書いたりしなければ定着しにくいという特徴があります。
普段からいろいろなジャンルの書物を読んだり、芸術に触れたり、疑問があれば自分で答えを探す行動を起こしたりすることで、語彙を増やす下地はできていきます。また、家庭で会話をするときに言葉を正しく使う習慣をつければ、語彙も増えていきます。そうすれば、新しく出てきた難解そうに見える漢字も、しっかりと自分のものにできるようになるのです。本も読まない、日記も書かない・・・。家庭でも「お母さん、ご飯!」「そこ!」「早く!」というような単語レベルの会話では語彙も育たず、漢字の習得にも苦労するかもしれません。
小学校中学年から高学年の時期は、子どもたちが教科の土台を作る時期です。「自分で勉強したい」「こんな人になりたい」という将来の目標を見つける時期でもあります。この時期に見つけたものや出会った人が目標になり、その後の大きな成長につながっていくことが多いのです。(つづく)
3日 食を通じて宇宙とつながる
食を通じて宇宙とつながる ~「いただきます。」「ごちそうさま。」~
手を合わせて言う動作は、
自分と食事に関わる全ての事柄が
つながり合わさることを意味します。
親指にはご先祖様・お父さんなどと言う意味があるので、
親指を見て言うことで、
周りの方への感謝の心が育まれます。
食べ物への感謝の気持ちと共に、
人とのつながり、世界とのつながり、
宇宙とのつながりの中で
自分が生きていることを感謝出来るのです。
夏休み、3日目です。きゅうりやミニトマトは自宅のものを、なすなどを産直で購入して食べていますが、旬を感じて大変おいしいです。旬をいただくことができる幸せを感じています。食べ物に感謝する気持ちで「(生き物の命を)いただきます。」「(生き物の命を)ごちそうさまでした。」と言うのだと祖父母から教えられたことを思い出します。生き物の命を大切にすることは、人間が生きるために必要な分だけ、命をいただくことなんですね。季節を感じつつ、食べ物を感謝してほしいものです。
子どものつまずきを考える② 中学年の壁にぶつかる理由
2 中学年の壁にぶつかる理由
子どもたちは「具体的操作」から「形式的操作」の段階に入ります。記号や数式を使って、頭の中で考えることができるようになるのです。その成長段階と歩調を合わせるように、学校の勉強も急に難しくなります。
ただし、遊びや生活を通して、いろいろな場所に行き、いろいろなものを見聞きし、たくさんの体験を積んでいれば、具体的体験と抽象的思考を結びつけて考えることは、それほど困難ではないのです。五官を使った体験が多ければ多いほど、その後の伸びしろが大きくなっていきます。大事なのは家族と一緒に体験し、たくさん会話し、大いに楽しむことです。
中学年の壁の前で子どもが立ち往生していることに気づいたら、大人のサポートも必要になってきます。小学校に入学するときには、子どもだけでなく親のほうも不安だらけなので、とても熱心に子どものことを見守ります。だから、小さな変化にも気づきやすいのです。ところが、我が子が学校生活に慣れると、すっかり安心しきってしまいがちです。
何かにつまずくと、子どもたちは忘れ物が増えたり、何を勉強しているのか教えてくれなかったり、怒りっぽくなったり・・・といった変化が出てくるものです。その変化を敏感に感じ取れるのは、家族、特に親御さんしかいません。学校でも中学年の壁を乗り越えさせるために、しっかりとサポート体制をとっています。中学年を担任する先生には、「3,4年生でしっかり指導ができれば、5,6年生は放っておいても育ってくれるから大丈夫。それくらい3,4年生はとても大事な時期なのです」と繰り返し指導しています。また、子どもと上手にかかわることができる若手の先生で、出授業には教務主任や教頭先生にも関わってもらっています。算数ではTTの授業やコース別の授業ができるようにしています。(つづく)2日 物事が、うまくいく!
物事が、うまくいく! ~一緒にお部屋を片付けようね~
部屋の乱れは、心の乱れにつながります。
片付けをする事で、空間が整い、心も整理出来るので、
良いエネルギーが部屋に充満します。
部屋の片付けは、心が落ち着き、物事がうまくいきますよ。
ぬいぐるみ、ボール、積み木、
どこに何を片付けるのかを、
はっきり分かるように分類する工夫をしましょう。
一緒に片付けをすることが、習慣化する秘訣です!
夏休み、2日目です。幼児へのメッセージですが、小学生に向けたメッセージといっても不思議ではありません。きれいにすることは、場所を整え、次の行動へ切り替えることの準備になります。切り替えることや後片付け、計画的に行うことなどを「実行機能」と言います。この実行機能を上手くできるようにすることが小学生に重要なことと言われています。自分だけではできない子どもの場合、大人が一緒にかかわることで習慣化につながります。「段取り八分」とも言われているように、計画的に行えるようにすることが大人になって役に立ちます。子どもによい習慣を。
子どものつまずきを考える① 中学年の壁
7月28日(火)に開催された家庭教育学級の資料を紹介します。子どものつまずきを考えるものです。夏休みに入りましたので、つまずきを越えらるようにしていきたいと思いますので、考えていただき機会にしたいと思います。その中で、特に中学年の壁を紹介いたします。
1 中学年の壁
生まれてから小学校を卒業するまでに、3つの壁があると言われています。小学校では、中学年の壁で9歳の壁や10歳の壁と言われ、なぜ、この時期の子どもたちの前に壁が立ちふさがってしまうのか、あるいはそう感じてしまうのか?認知発達の上で、大きな変化が起きています。
1つ目は、生後10カ月から1歳頃で、乳児は目や、耳、鼻、舌、皮膚の五官を使って、外の世界を知ろうとします。頭の中で「イメージ」と「記憶」が誕生し、想像力を働かせてイメージを作り出し、いわゆる「ごっこ遊び」や「見立て遊び」ができるようになります。
2つ目は、5歳後半から6歳頃にプランの力や因果推論の能力、さらに自分の中にもう一人の自分が出現するメタ認知の働きが連携協働するようになります。想像力を働かせてイメージを作り出し、現実的なモデルを構成できるようになるということです。今までの「ごっこ遊び」とは大きく変化して、「ごっこ遊び」の世界と現実の世界を常に行きつ戻りつするようになります。子どもは「ごっこ遊び」をしながら、もう一人の自分が心の中に出現して「ここはこうしたほうがいい」といった調整ができるようになります。
このような中で、子どもたちは小学校入学を迎えます。学校生活に無理なく適応できるように、本校でも非常勤講師を置いて、なめらかに学校生活に慣れさせていくことに力を尽くします。
そして、3つ目の中学年の壁(9歳の壁、10歳の壁)が立ちはだかります。学校での学習内容も一気に難しくなります。自分の五官を使い、実際に体験した具体性のある範囲の学習でしたが、この頃から「抽象的思考」という新たな考え方が求められます。例えば算数なら、「今までの学習は両手の指を使えば何とか数えることができたのに、どうもそれだけではいけないらしい」「九九を唱えるだけでなく、「位取り」とか「分数」とか「割合」とか、初めて聞くことばかりだ」「今までとはちょっと違う。何か別のやり方を利用しなければ解くことができなみいたい」と気づくのです。具体的な体験と抽象的思考がうまく結びついて、早いうちに理解できることもあります。しかし中には、どうしても結びつけることに苦戦して、脚踏みしてしまう子どももいるのです。(つづく)
1日 何事も基本から
何事も基本から ~朝、歯を磨こう!顔を洗おう!~
さあ、1日の始まりです!
自らの身を整えることが出来ると、
気持ちがシャキッとし、
清々しくなり、気合いが入ります。
エネルギー全開でスタート出来る習慣を付けましょう!
今日から夏休みです。夏休みでの新しい生活様式が始まりです。改めて基本を考えてみてください。朝起きたらすぐにトイレに行き、歯を磨くことの習慣を身につけさせることが体の健康につながる始まりでもあります。顔を洗って着替えて朝ご飯です。この一連の動作が身についているか、「おはようございます、おはよう」のあいさつも含めて、始めてみましょう。あいさつができる子は、学習に向き合う準備ができている証拠です。また、人とつながり合うための基本です。充実した夏休みを過ごしてください。
31日 あなたに合えて「よかった」
あなたに合えて「よかった」 ~魔法のことば「ありがとう」~
「ありがとう」の言葉はどんな時に出てきますか?
お子さんと考えてみましょう!
やさしくしてもらった時、嬉しかった時、
子どもが生まれた時、
いてくれるだけで、
「ありがとう(有難う)」の気持ちが湧いてきますね。
「有難う」の重み、大切さ。
なかなか出合えないのが31日目です。
年間でも数回しかこのページにならないのです。
出合えた事そのものに感謝出来ますように。
今日は1学期終業式です。学校再開後2か月が過ぎました。素直に感謝の気持ちでいっぱいになります。「ありがとう」という素敵なことばを言うと、言った大人にもやさしさや嬉しさの気持ちが湧いてきます。大人から「ありがとう」を言っていきましょう。明日、夏休みです。充実した夏休みを送ってほしいと願っています。
30日 チャレンジ精神!
チャレンジ精神! ~初めてのことにチャレンジしてみよう!~
やってみよう!は、どこから生まれるのでしょうか?
「日めくりメッセージ」をめくりはじめ、
30日が経ちました。
教えること、伝えること、育むこと、与えること・・・
安心感、自信、勇気・・・
素敵な自分
自分を理解してくれる人。
認められ、受け入れてもらえ、環境がバッチリ整えば
子どもは巣立っていけます。
すぐでもなくて、あせらず、ゆっくり見守れるあなた、
子どもの力を信じてお任せ出来るあなたがいますか?
夏休みまで2日間です。新型コロナウイルス感染防止のため、新しい生活様式定着への挑戦が求められています。栃木県で16名という衝撃的な数字が公表されました。ストレスを抱えているかもしれませんが、ウィズコロナ時代です。本校のスローガンは「全力」「挑戦」「ありがとう」です。英訳すると、「all one ́s power」「challenge」「thank you」になります。その根底には、見守って理解してくれる人、認めてくれる人が必要になります。家庭で地域で学校でみんなで育んでいきましょう。ご協力をお願いします。
県教育長からのメッセージ(保護者の皆さんへ)
6月から本格的に授業が再開され、児童生徒の皆さんは、友達や先生方と一緒に過ごす事の楽しさを実感していることと思います。各学校では、「新しい生活様式」を踏まえた活動が行われておりますが、一方で現在、栃木県内では新型コロナウイルス感染者数が再び増加しており、学校においても感染者が確認されています。校内では、基本的な感染症対策を徹底しているところではありますが、感染リスクをゼロにすることはできません。ご家庭におかれましても、引き続き感染拡大防止に努めていただきますようお願いいたします。
また、県内においても、新型コロナウイルス感染症を理由とした不当な差別や偏見に苦しんでいる方々がいらっしゃいます。このようなことは、決してあってはなりません。児童生徒の皆さんには、決して差別的な言動に同調せず、正確な情報に基づいた冷静な行動をとって欲しいと思います。保護者の皆様におかれましては、このことについ
てぜひご家庭でお子様とともに話し合ってみてください。
もし、お子様が差別や偏見に苦しんでいらっしゃいましたら、家庭だけで悩まず、積極的に学校や関係機関に相談するようにしてください。
お互いを支え合い、誰もが安心して過ごせる学校をつくっていきましょう。
令和2(2020)年7月22日 栃木県教育委員会教育長 荒川政利
栃木県鹿沼市上日向606
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FAX 0289-62-3514
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