本校は、『夢』『絆』『力』を学校教育目標として、「自ら学び、自ら感じ、自ら動く」生徒の育成を目指します。
みなさん、こんにちは。元気に過ごしていますか。
最近、4月の初めのころにみなさんと撮った写真を眺めていました。菜の花の前で撮った写真や、桜の木の下で撮った写真、みんなでお弁当を食べたときの写真です。もう、すでに懐かしく感じています。まだ4月の初めの3日間しか、一緒に学校生活を過ごすことができていませんが、すごく楽しかったです。それと同時に、学校が再開したら、またみなさんと楽しい時間を過ごすことができると感じて、待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。まだまだ困難な時間が続きますが、体調管理に十分注意して、みんなで一丸となって頑張って乗り切りましょうね。みなさんと撮った写真は、もちろんずっと教室に掲示してあります。学校再開の日には、全員、元気に登校して、見てくださいね。朝のこない夜はない。その日が来るのを楽しみにしています。
2学年担任 小又 永理
みなさん、こんにちは。
臨時休業が延長になり、5日が経とうとしています。課題の進み具合は順調でしょうか。
休業が延長になるに当たり、国語科からは「少年の主張の作文を書こう」という課題を出しました。「作文」と聞いて、どうでしょうか。課題を遠ざけたくなっていませんか?初めから原稿用紙に向かって書き始めようとすると、書き進めることが難しくなってしまうと思います。そして、書こうという意欲も低下し、気持ちが離れてしまうということはないでしょうか。これは、私自身も経験しています。そこで、おすすめなのが、「どんなことでもよいから書き出してみる」ということです。最近うれしかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、考えてみたこと・・・。自分の経験に基づいたものであれば、どんなことでもよいので、書き出してみてください。その中から、みんなに伝えたいことを、まず見つけてみてください。「少年の主張」は、今だからこそできるものです。大人になると、自分の主張を作文として書く機会は、ほとんどありません。その他の課題も出されていますが、ぜひ、頑張って作文を書いてみてください。中学生ならではの純粋で鋭く、おもしろい視点で物事を捉えた作文を読ませてもらうことを、とても楽しみに待っています。頑張ってください。
国語科担当 小又 永理
臨時休業が延長になり、夏休みをはるかに超える期間の休みになりました。授業もない、部活もない、これだけの期間の休暇が、今後の人生にあるのでしょうか。
ふと、アメリカに留学をしていた時のことを思い出しました。アメリカの生徒は、毎年3ヶ月弱の夏休みがあります。9月から新年度が始まるアメリカでは、夏休みに宿題もありません。彼らは毎年どうやってこの長い休暇を過ごしていたのか・・・。思い出しながら、アメリカの夏休みについて紹介したいと思います。
夏休みは、学校がある日常ではできないことに時間をかける期間です。学校のある日々は、宿題や部活で毎日が終わってしまう。夏休みは、勉強、部活以外の事に時間が取れるチャンス。学校でのいつもの自分のポジションから抜け出して、いつもと違う自分を発見するチャンス。子どもたちは、サマーキャンプと呼ばれるオープンスクールのような所へ行って、違う学校の子と友達になったり、近所や親戚の子のベビーシッターをしたり、自分で作ったレモネードやクッキーを近所に売りに行ったり・・・。様々なボランティアに参加することも、当たり前のように行われています。この時期にとばかりに、皆、自分にできることを探し、自分の個性を伸ばしています。得意なことをもっと得意にしたり、できなかったことができるようなったり、知らなかったことに気付いたり、興味のあることに時間をかけたり・・・。自分で考え、行動する。子どもたちにとって、それが、宿題のない長い休みの、暗黙の課題のようです。夏休みは、ひと回り大きくなって新年度を迎えるための準備期間なのだと思います。
今皆さんが置かれている状況は、上記のような夏休みとは違い、外に出られなかったり、人に会えなかったりとかなり制約されてしまいますが、時間がたっぷりあるということには変わりません。この長期休業が、自分で考え、工夫し、行動して、自分を磨く時間になることを心から願っています。
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