2019年2月の記事一覧

上都賀地区へき地複式教育研究発表会


 2月12日に、上都賀地区へき地複式教育研究発表会があり、本校のPTAの発表がありました。毎年、この時期に、学校とPTAが南部と北部で一校ずつ発表しています。また、今年度は、上南摩小が上都賀地区の研究会の事務局で、会場や資料の準備をしました。
 発表はPTA会長さんと副会長さんの2名で発表しました。上南摩小PTA全員参加の取組の様子を写真を多く使って紹介しました。地域の皆様にもご協力いただいていることも紹介させていただきました。会場の教員とPTA役員の方々が、熱心に発表を聞いてくださいました。皆様、大変お世話になりました。
 
 

初午献立


 今日は「はつうまこんだて」でした。「しもつかれ」の味に慣れていない子もいますが、「おいしい」と言って食べている子もいました。

 「牛乳・黒米ごはん・ごましお・とりのレモンソース・そくせきづけ・しもつかれ・プリンタルト」

 

 一口メモ
 「しもつかれ」は栃木県の郷土料理です。江戸時代に稲荷神社に供えたのが始まりと伝えられています。2月は最も食べるものが少なくなるころでした。稲荷神社の祭りである、初午にごちそうを作るのが難しいくらいでした。そこで、考え出されたのが、残り物を上手に使った「しもつかれ」です。

屋内の植物


 本校には、盆栽等を持ってきて飾ってくださる方がいらっしゃるので、職員玄関や校長室には、いつも素敵な植物が飾ってあります。今は、「黄梅」と「おかめ桜」の盆栽があります。校長室には「ロウバイ」やクンシランや観葉植物等が窓際や壁際に飾ってあります。
 「黄梅」と「ロウバイ」の黄色い花が咲き始めました。「ロウバイ」は南摩フェスティバルで買ってきました。シクラメンは、11月に近くの直売所で買ったものですが、次々と花を咲かせています。昨年の入学式の受付に置いたガーベラが秋にも咲いたのですが、また咲こうと頑張っています。
 
 (職員玄関の外にあるプランターには、土曜日の雪が水曜日まで残っていました。本校の校舎の裏側(駐車場)は日陰になっていて、雪が降ると、なかなか溶けずに凍ってしまいます。土曜日の雪が日曜日の午後まで残っていたので、雪かきをしました。鹿沼で雪かきをしたところは珍しいのではないかと思います。)

        

南摩中での小中交流学習


 13日の5校時、6年生は南摩中に行きました。南摩小6年生と南摩中生徒との交流学習でした。最初に、南摩中の1日の流れや学校行事、先生や部活動紹介がありました。写真を使って、わかりやすく説明してくださったので、南摩中についてのことがよくわかりました。
 その後は、グループに分かれて、自己紹介やゲームをしたので、緊張がほぐれて、楽しかったようです。その後、事前に出しておいた質問に中学生が優しく答えてくれました。同じグループには、昨年度卒業した先輩たちがいて心強かったと思います。
 南摩中のみなさん、ありがとうございました。

自動手指消毒器


 インフルエンザが栃木県内でも流行していますが、本校でも、手洗い・うがい等の励行に努めています。今までは、ランチルームの入口で、押すとアルコールが出てくるスプレー式ものを使って手指の消毒をしていました。しかし、今は、自動で消毒できるものを使っています。これなら、どこにも触れずに消毒できます。みんな喜んで使っています。

 

水曜日


 今日は、水曜日なので、朝の学習は、3~6年生は「NIEタイム」でした。図書室に集まると、新聞とワークシートを取って、いつものように記事を切り抜き、自分の考えを書きました。虐待や環境問題、自然についての記事を選んでいました。今、テレビのニュースで報道されている問題には関心が高いようです。アンケートを実施したところ、以前よりも新聞を読む機会が増えました。
 業間は、「短なわ」で体力づくりをしました。今日は、「二重跳び」「あや跳び」などの種目別のチャンピオンが決まりました。一人で3種目のチャンピオンになった人もいましたが、種目によって異なり、多くのチャンピオンが誕生しました。

   

江戸時代の上南摩


 7日の文化課の出前講座で、「上南摩ってどんな地域?江戸時代の上南摩」という内容がありました。今から249年前の上南摩について書かれた「下野国都賀郡上南摩村明細書式指出帳写」に書かれているそうです。江戸時代の上南摩の様子が、いろいろ分かりました。
 
 人口  男 137人  女 112人 計249人
 仕事  ・農業(米・麦・ひえ・あわ・いも・麻)  ・炭焼き 
      ・男性→マキとり、馬草とり       ・女性→麻布織り、炭俵編み

 
 1838年、上南摩村で家の門をめぐる事件があったそうです。土地を持っていないのに大きな長屋門を作った人がいたそうです。上南摩村で取れる麻を売ったり、木材を売ったりする商売をしていた人だそうです。

学校関係緑化コンクール表彰


 2月8日(金)に、平成30年度「環境とみどりの県民大会」が県庁東館で実施されました。本校は、今年も栃木県学校関係緑化コンクールで「優秀賞」をいただきました。また、国土緑化運動・育樹運動ポスター原画・標語コンクールの表彰もあり、本校から2名の児童が参加し、表彰されました。
 地域の皆様・関係機関の皆様のご協力のおかげです。ありがとうございます。

 

校門のそばの石碑


 今日も子供たちが校門から元気に登校してきました。その校門のそばには石碑があります。昨日の文化課の出前講座で、この石碑について教えていただきました。石碑の上部には「頌徳碑」(偉人など先人の立派なおこないをほめたたえる碑)と書かれています。この文字は、上南摩町出身で鹿沼名誉市民の奈良武次さんが書いたと書かれています。
 この碑は、上南摩小学校の初代の校長先生について書かれています。30歳から校長となり、58歳で亡くなるまで校長を務めていました。校長室に写真があることを知っている子もいました。教え子たちに尊敬されていたので、みんなが忘れないようにと石碑を建立したそうです。
 石碑等には、昔の人たちの大切な気持ちが込められていることがわかりました。

 

文化課の出前授業


 7日(木)の2校時は、鹿沼市文化課文化財係の方々による出前授業でした。今年の総合的な学習の時間は、「ふるさと学習」に取り組んできました。今日は、そのまとめをするための授業でした。文化課の方が、「上南摩のむかし」という資料を作成してきてくださり、たくさんの道具も持ってきてくださいました。大変わかりやすく話してくださったので、上南摩について知らなかったことが、いろいろわかりました。来週からは、今日のお話やいただいた資料も参考にして、一人一人がまとめのレポートを書きます。
 実際の道具に触れたり、石臼をひいたり、蚊帳の中に入ったりする体験もできました。本当に有意義な学習ができました。文化課の皆様、ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。
 
 内容を紹介します。(今後、このホームページ上で、「上南摩のむかし」について詳しく紹介したいと思います。)
 「上南摩のむかし」 
  ①校門のそばの石碑  ②上南摩ってどんな地域-江戸時代の上南摩-
  ③麻が支えた?鹿沼の秋まつり  ④麻を作る道具を触ってみよう! 


 


 資料 ・地図   ・表彰状(鹿沼産の麻は良い品質で多くの表彰を受けました。)

 道具 ・麻づくりに関する道具  ・石臼  ・蚊帳(麻でできている。「帝国繊維」製)