西小学校のスローガンは、「 全力・挑戦・ありがとう」 です。
2019年11月の記事一覧
5年生、国語の公開授業
業間に持久走の練習
低学年、持久走試走
算数が苦手なこのために(大きな数を計算すること)part2
大きな数の計算が苦手な子のなかで、暗算は得意だが筆算は失敗する子どもたちがいます。例えば、数字を書く桁がズレてしまう子、筆算で百の位に合わせて十の位を書いてしまう子、筆算をしている計算用紙やノートがぐちゃぐちゃになる子、計算用紙でもう既に書いてある式に重ねて計算している子等です。
このようなことが1つでもある子のつまずきの背景には、空間の中の位置関係を把握する空間認知能力や同時処理能力が弱いことや、目と手の協応の悪さまたは不器用さなどのいずれかが原因になっていると考えられます。
そのため、筆算では、多数桁の数字をノートに書いて実際に1つひとつの計算手続きを行わなければなりません。空間的な位置関係の混乱が起こると、筆算は困難になります。例えば、12の左の桁は10を表しており、単なる1ではないというように、数字の並び方は位置取り(プレイスメント)によって意味が異なるため、とても重要です。
そのため、視空間の関係を捉えるのが苦手な同時処理能力の弱い子どもに対しては、マス目のノートを使わせることが重要です。
マス目のノートを用意するときには、その大きさが子どもに適切かどうかにも留意します。子どもが普段書く数字の大きさはどうなのかを考慮し、マス目1つに数字が1つ書けることを確認しながら、マス目の大きさを選ぶ必要があります。文字の大きさが一定に書けない場合には、大きな数字に合わせてマス目を用意します。
また、マス目のノートを使わせても、計算式をぎっしりと詰めて書くと混乱します。1枚のページに筆算をいくつ書くようにするのか考え、上下左右、ある程度空間を空けて計算を書けるように指導しています。
算数の苦手な子のために(大きな数を計算すること)
大きな数の計算が苦手な子のなかで、筆算の手続きが覚えられないタイプがいます。例えば、簡単な計算はできるが、20以上の大きな数の筆算ができない子や、計算の順序がよくわからない子、くり上がりの数をどこに書いてどの数と足すのかわからない子、くり下がりの計算で22-7=25としてしまう子などです。
このようなことが1つでもあるの子のつまずきの背景には、継次処理能力が弱いため手続きが覚えられないことが考えられます。また、ワーキングメモリの弱さのために、頭の中に数を保持しながら筆算の手続きを行うことに問題があるのかもしれません。ワーキングメモリのへの負荷は、加減の計算が自動化していない場合にはより一層大変になります。
筆算の困難として、計算の手続きの問題が取り上げられます。1つめは、手順に沿って作業が進められないことです。継次処理能力の負荷が高いため、同時処理能力に比べて継次処理能力が低い場合には、生じる問題です。ワーキングメモリの問題も関係しています。
2つめは、数字の位を揃えられないことなどがあげられます。同時処理能力の負荷が高い視空間認知能力の問題になります。数には桁があり、十進法では左隣に書かれた数字は10倍の大きさをもつが、数字の位置関係の把握が弱ければ、うまく理解できないこともあります。多数桁の数字の計算になると、数字の位を揃えなければならないが、上手くできないことも生じます。
前者の場合、計算の手続きを本人が分かりやすい方法で示すことが必要です。手続き表をそばに置いて、それに従って計算の作業を確認しながら行ったり、計算しながら矢印やほかの記号などを自分でつけて計算手続きを確認したりする方法もあります。
後者の場合、マス目のある計算ノートが必要です。筆算の計算式を書くときには、マス目の位置の右端から2番目の位置に1の位の数字を書く、などと初めから決めておくと分かりやすくなります。
お誕生給食11月
高学年、持久走試走
中学年、持久走試走
4年生、5年生の朝の学習から
4年生は算数の計算練習です。わり算で2位数÷2位数の計算です。静かに計算に向き合っていましたが、加商がすぐに立つ子もいれば、鉛筆の動きがゆっくりな子もいました。算数はスパイラルに繰り返しながら高めていく学習なので、基礎の部分が重要になります。家庭学習強化週間が今日から行われますので、学年×10分=40分の継続的な実施をお願いします。
5年生は1組では、読書をしていました。文字に親しむことは、自分で読んで理解する力の向上につながります。
2組では漢字テストです。すらすらと書ける子もいれば、鉛筆が動かない子もいました。漢字は意味が分かって、読めて、使えるような漢字練習が必要になります。家庭学習強化週間が今日から行われますので、学年×10分=50分の継続的な実施をお願いします。
お誕生給食(10月生まれ)
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