学校ニュース

2020年12月の記事一覧

持久走記録会

 12月1日(火)から翌週にかけて、本校の持久走記録会が行われました。例年、会場としている黒川河川敷が使用できず、昨年度は体育館でのシャトルランの記録を計り、記録会としました。しかし、今年度は、何とかして保護者の皆様に応援していただける形での記録会ができないだろうかと、校内で検討を行ってきました。その結果、今年度は校庭に特設コースを設置し、保護者の方にも見ていただける形で実施することとしました。
 感染防止対策として、1日1学年の記録会とし、6日間に分けて実施することにより、「密」を防ぐこととしました。また、大きな声での応援は避けるよう指導しながらの記録会となりました。
 毎日、100人近くの保護者の方の応援をいただき、子どもたちが一生懸命に特設コースを走る姿を見ることができました。中には転んでしまう児童もいましたが、保護者の皆様の応援のおかげで、最後まで完走する児童が見られました。大きな拍手、ありがとうございました。
 保護者の皆様におかれましては、徒歩や自転車での来校等について、ご協力をいただきましてありがとうございました。

<1年生>








<2年生>







<3年生>








<4年生>










<5年生>












<6年生>

















2年生生活科「おもちゃランド」

 以前に1年生の生活科の学習「あきのたからものランド」についてご紹介させていただきましたが、現在、2年生も生活科において「おもちゃランド」の学習をしています。生活科は、小学1・2年生の教科であり、「具体的な活動や体験を通して、将来の自立や生活に生きる資質・能力を育成する」ことを目標としています。この2年生の「おもちゃランド」においても、
・友だちや先生などと適切に接することができるようにすること。
・身近にある物を利用して作ったり、大切に使ったりすることができるようにすること。
・身近な自然を観察して自然とのふれ合いを深め、生命を大切にすること。
・遊びに使う物を作ったり、遊び方を工夫したりしながら楽しく過ごすことができるようにすること。
・日常生活に必要な習慣や技能を身に付けることができるようにすること。
等をねらいとした活動を行っています。
 2年生は、自分たちでおもちゃを考えて作り、1年生を招待して「おもちゃランド」を楽しんでもらいました。

<ビュンビュンジャンプ>
 紙コップ等を組み合わせ、弾むようなおもちゃを作りました。ゴムの力をうまく生かして1年生が喜ぶようなおもちゃとなりました。


<しゃてき>
 割り箸やゴムをうまく使って、射的を作りました。的も紙コップを利用した自信作です。2年生が作った鉄砲からは、勢いよくゴムが発射され、見事に的を射貫いた1年生もいました。



<ボートレース>
 磁石の力を使って、迷路のような道をボートが進みます。最初はやり方がわからなかった1年生ですが、2年生が優しくやり方を教えてくれたおかげで、みんな楽しく遊ぶことができたようです。



<つり>
 この遊びも磁石が活躍していました。2年生が作った魚にはクリップがついていて、それを磁石がついた釣り竿でつりあげます。なかなか難しくて、苦労している1年生が多かったですが、2年生が優しく教えてあげていました。釣り上げたときには、歓声があがっていました。



<まとあて>
 ストローやセロテープをうまく使って、的あてを作りました。「やさしい的」「ちゅうくらいの的」「難しい的」と3種類の的をねらって、1年生が歓声をあげていました。2年生は、あてるためのこつを優しく1年生に教えてあげていました。



<パタパタ車>
 風を受けて走る車です。そして、風はうちわであおいで起こし、車を前に進めます。工夫された車ですが、なかなかまっすぐに進みません。風のあて方等を工夫し、1年生は楽しんでいました。


 
 教室のあちらこちらで、1年生に優しく教える2年生の姿を見ることができました。自分たちが一生懸命作ったおもちゃで、1年生が楽しんでくれる様子を見て、とても満足そうでした。この単元を通して、2年生は様々なことを学び、また一つ成長できたようです。

保護者の皆様への授業公開

 11月26日(木)、授業公開を行いました。今年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、子どもたちの授業の様子を保護者の皆様にご覧いただく機会を、まだ一度も設けることができていませんでした。
 子どもたちが頑張っている姿を何とか公開したい・・・そんな思いから、今回、授業を公開しました。
 もちろん、次のような感染対策を十分に講じた上での実施です。
1 1校時から4校時までを公開し、保護者の皆様が分散するように配慮しました。
2 検温や手指の消毒をしっかりと行っていただいた上で実施しました。
3 教室の換気もしっかりと行いながら参観していただきました。
 670人ほどの保護者の皆様が、子どもたちの授業の様子を見て下さいました。本当にありがとうございました。また、駐車場が十分でないため、多くの皆様が徒歩や自転車で来校していただきました。重ねて感謝申し上げます。駐車場については、ご迷惑をおかけしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。申し訳ありませんでした。
 
 
 

 
 11月から12月にかけて、持久走大会や二者面談等、保護者の皆様が学校に来ていただく機会があります。今回の授業公開同様、感染防止対策を講じながらの実施となりますので、ご協力よろしくお願いします。

1年生生活科「あきのたからものランド」

 今、1年生の生活科では、「あきのたからものランド」という単元を学習しています。生活科は国語や算数と違い、「具体的な活動や体験」を通して、将来の自立や豊かな生活に必要な資質・能力を育成することがねらいです。今年も1年生が2年生を招待して、自分たちが考えた「たからものランド」を紹介し、楽しんでもらいました。

 本校ではこの単元を通して1年生が、
・友だちや先生などと適切に接することができるようになること。
・みんなで使うものや場所、施設を大切に正しく利用できるようになること。
・身近な自然を観察して自然とのふれあいを深め、生命を大切にしようとすること。
・遊びに使う物を作ったり、遊び方を工夫したりすること。
・日常生活に必要な技能を身に付けること。
といった資質や能力を身に付けることをねらいとしています。
 今年度は、感染防止のため、学年4クラスが、1クラスごとに、自分たちが考えた「たからものランド」を2年生に紹介しました。2年生も1クラスごとの参加で「密」を防ぎました。
 1年生が考えた「たからものランド」を紹介します。
 
 
 どんぐりなどを使って作った迷路です。ビー玉が通る通路をどんぐりや松ぼっくりをうまく置きながら、迷路が作られています。なかなか難しい通路もあり、苦労して作った1年生の姿が目に浮かぶようです。
 

 マラカスです。ペットボトルと木の実が使われています。中には休みの日に、どんぐりを拾いに行った子もいたということです。ご家庭のご協力、本当にありがとうございます。きれいな音が体育館に響きます。力作です。
 

 これは何だと思いますか?実はけん玉です。松ぼっくりを紙コップと組み合わせて作りました。みんなが楽しめるおもちゃになりました。紙コップもきれいに折り紙などで飾られています。
 
 これは、魚釣りゲームで使う魚です。木の葉をうまく使って、本物の魚のようです。ひもの先が磁石に付くように工夫されています。自然物の形をうまく利用しています。
 
 これは、松ぼっくりを使ったツリーです。松ぼっくりの間に木の実や折り紙などが挟まれ、きれいに飾られています。これからクリスマスを迎えるのに、ぴったりなツリーですね。
 
 これは、木の葉を使って生き物を表しました。1枚1枚、丁寧に組み合わせました。木の葉から様々なことを想像し、この作品になったようです。子どもの想像力って本当に素晴らしいと思います。
 
 ネックレスです。台紙の形を工夫し、拾ってきた木の実を飾ることにより、とてもきれいなネックレスとなりました。当日は、首にかけてお互いに見せ合いながら楽しむ姿が見られました。
 
 王冠です。すぐに売り切れてしまうほどの人気でした。銀杏の葉や、すすきなどを上手に使いました。「校長先生にはこれがいいですよ。」と1年生が勧めてくれたのが、このすすきが2本付いている王冠です。100円(紙で作ったお金)を払ってかぶってみると、「とてもお似合いですよ。」と褒めてくれました。思わず「ありがとう!」と言ってしまいました。

 
 木の葉をハートや星のシールで飾ったしおりです。一つ一つがとても丁寧に作られていました。「買う人の笑顔を考えながら作りました」・・・素晴らしい1年生です。
 1年生が作った「たからものランド」に招待された2年生は、いろいろなものを100円で買い、とても楽しんでいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 1年生に話を聞くと、「昨日は楽しみで楽しみであまり眠れなかった。」という子もいました。自分が工夫をして作った物を、誰かに買ってもらって喜んでもらう。そういった活動を通して、子どもたちはたくさんのことを学んだようです。頑張ったね1年生。