学校ニュース

2017年1月の記事一覧

人権教育講演会(6年生)

 本日の午後、6年生全員が特別活動室で、人権に関する講話を聞きました。
 講師の方が、歴史上、国を治めるために作られた身分制度によって、身分の低い人々が作られたこと、その子孫が差別され続けてきたことを分かりやすく教えてくださいました。さらに差別された人々が持つ技術によって、芸能の発展や医学の進歩が支えられたのだということも教えてくださいました。
 また、ご自身の体験に基づいて、結婚や職業についての差別や偏見があることや、それを乗り越えた幸せな暮らしもあること、また差別や偏見を許さない人になってほしいという思いについて子どもたちに語りかけてくださいました。

   
            
 6年生達は、真剣に耳を傾け、メモをとり、発言もしながら、差別の歴史と現実を知りました。そして、これからの心構えも抱くことができた貴重な時間となりました。

学校給食週間 最終日『いちごランチ』

 とうとう学校給食週間も最終日になってしまいました。

 学校のある北押原地区はお隣の南押原地区とともに、市内でも有数のいちご産地です。
 鹿沼市は、「いちご」を昨年7月に「市の果実」に制定し、次いで11月には市を『いちご市』として宣言しました。

 その地元が誇る農作物いちごをPRしようと、 『いちごランチ』という献立が今日の特別献立として初登場しました。
 地産地消の取組や、食や作物に対する意識が高まることをねらって、農業、給食、そして健康関係に携わる人々の思いが込められた給食になりました。

 地元米の『さつきの舞』で作られた「こめ粉パン」、「スライスチーズ」 、地元産の『はとむぎ』が用いられた「はとむぎ雑炊」 、県産肉で作った「ハンバーグのカラフルソースかけ」 、そして主役の「いちご」でした。
 なお、いちごは、JA様の協力をいただき鹿沼市内の全小中学校に無償で配られたものです。

                             

学校給食週間4日目

 今日の給食は、テーマを『東北の料理』として「いも煮汁」をメインとして出されました。他のメニューは、 「ごはん、ふりかけ、鶏の唐揚げ、のり和え、牛乳」でした。

 「いも煮」は、サトイモを使ったなべ料理で、山形県などの東北地方の季節料理として食されてきました。春は花見、秋はいも煮と言われるそうで、サトイモの収穫期の10月頃から盛んに行われる「いも煮会」という行事の中心的な食べ物です。
 関東地方でも各地のイベントで振る舞われることがあり、栃木県にいる私たちにもなじみのある料理といえます。子どもたちは、寒い冬にはもってこいの身体の温まる「いも煮汁」が大好きです。


                    

学習発表会、学年懇談、学校評議員会

 今日の午後、全学年の児童による『学習発表会』が行われ、これまで各教科や総合的な学習の時間、特別活動等で学んだことを、学級ごとに発表しました。学校には多くの保護者の皆さんと全ての学校評議員さんが参観に来てくださいました。
 一人一発表、グループ発表、クラス発表など発表形態はバラエティーに富んでいました。また、発表方法は、寸劇形式、クイズ形式、大型液晶テレビや模造紙掲示でのプレゼンテーション、作品展示、楽器演奏やダンス表現などの工夫が見られました。
 子どもたちがアイデアを出して、発表したい内容からどんな方法がふさわしいかを考え、参観に来てくださった方に少しでも伝わる方法を取り入れようと、頑張った成果が表れていたと思います。
 どの教室でも、保護者の皆さんがとても熱心に参観してくださり、本当にありがたいと思いました。「何を学んだか」から「どのように学ぶのか」「何ができるようになるのか」へと学習内容の見直しが進んでいく中で、ますます子どもたちの「思考力・判断力・表現力」への期待が膨らみました。

            


            
 その後、各学年保護者の「学年懇談会」が行われ、一年間の学年の振り返りと来年度の学年委員さんの選出が行われました。
 また、学習発表会の前には、「学校評議員会」も開催され、学校の現状や課題についての話し合いと学校関係者評価が行われました。子どもたちの様子や保護者の様子、教師の姿勢、各種調査の集計結果等に貴重なご意見をいただきました。ありがとうございました。

学校給食週間3日目

特別献立3日目の今日は『九州の料理』がテーマでした。

「タイピーエン」という名前の料理が出されました。
「タイピーエン」は元々、中国福建省の郷土料理で、明治時代に中国の人が日本に伝えたものと言われています。はるさめ、豚肉、うずらの卵、しいたけ、にんじん、ねぎ、たけのこ等が使われています。
 現在は、熊本県のご当地料理として知られているそうで、熊本市の周辺では中華料理のメニューの定番で、学校給食にも出るそうです。
他に「自分で挟んで作るコッペパンのセルフフルーツクリームサンド、たこナゲット、牛乳」が出されました。